路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

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【室井佑月の「嗚呼、仰ってますが。」・03.08】:自民・広瀬めぐみ議員は肝っ玉が太そうで好感を持ったがな。

2024-04-26 07:14:10 | 【事件・犯罪・疑惑・詐欺・旧統一教会を巡る事件・ネット上の誹謗中傷他】

【室井佑月の「嗚呼、仰ってますが。」・03.08】:自民・広瀬めぐみ議員は肝っ玉が太そうで好感を持ったがな。

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【室井佑月の「嗚呼、仰ってますが。」・03.08】:自民・広瀬めぐみ議員は肝っ玉が太そうで好感を持ったがな。

 『しょうがない、もう(写真を)撮られてるんだから』(広瀬めぐみ・参議院議員・自民党

 これは2月28日に配信された『デイリー新潮』、『自民党・広瀬めぐみ議員の赤ベンツ不倫、相手はカナダ人有名サックス奏者 直撃に議員は「しょうがない、もう撮られてるんだから」』というタイトル名どおりの問題に対して、記者の直撃取材を受け、ホテルに入った写真を見せられ、「ホテルに入ったんですよね?」そう記者に訊かれたときの、広瀬議員の言葉だ。この言葉が「開き直っている」「逆ギレ」などと、騒がれておった。

<picture>広瀬めぐみ参院議員(C)共同通信社</picture>

      広瀬めぐみ参院議員(C)共同通信社

 不倫はもちろん道徳的にはいけないが、ごにょごにょ言い訳をする男が多い中、あたしは肝っ玉が太そうで、そこには好感を持ったがな。

 その翌日、彼女は書面で公式謝罪をする。それは、『この度は私の不徳のいたすところにより……(後略)』とはじまり、お騒がせしてしまったこと、選挙区の人々や家族に謝罪をした、ふつうのものであった。まるで『これでOK 謝罪文』というような本の定型文みたいな感じ。

 「撮られたものはしょうがない」と真っ直ぐに答えた姉さんだもの、これから先、マスコミに囲まれ、「どうして不倫したのですか?」と訊かれたら、逃げないで、

 「好奇心に勝てなかった、私の不徳のいたすところ」

 って答えて。あたし、そしたらあなたのファンになりそう(もちろんこれも、本来の仕事っぷりが肝心だけど)。

 ちなみにひろゆき氏がこの件に対し、

 『(前略)旧来の一夫一婦という固定観念を崩すべく、外国人男性と歌舞伎町のホテルで密会して、多夫多妻制への実践をしつつ、子作りを行うことで少子化対策の実証例として努力してらっしゃるそうです!』

 そうXで皮肉っていたが、それは「子作り? もうできないだろ。ガハハ」というアンサーを呼び込むための嫌らしいものに思えた。このミソジニーが! 

室井佑月
著者のコラム一覧
 ■室井佑月 作家

 1970年、青森県生まれ。銀座ホステス、モデル、レースクイーンなどを経て97年に作家デビュー。TBS系「ひるおび!」木曜レギュラーほか各局の情報番組に出演中。著書に「ママの神様」(講談社)、「ラブ ファイアー」(集英社文庫)など。

 元稿:日刊ゲンダイ DIGITA 主要ニュース 政治・社会 【政治ニュース・連載・「室井佑月の「嗚呼、仰ってますが。」」】  2024年03月08日  06:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。


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