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ありがとう

今日のアルファ

朝晩の気温が下がって来て

しのぎやすくなりました

昨日は敬老の日

三連休でしたが

町内会の役員をしている私は

準備も含めて

この祝賀行事に忙殺されました

 役員と言っても下っ端なので

当日のお役目は下足番

来場した方達に

スリッパをお出しして

時には

手を引いて席までご案内します

式典は

地元の名士や議員さんたちの

型どおりの挨拶に始まって

催し物も披露されました

幼稚園児の可愛い演技や

小学生のチアガールのダンスには

皆さん思わず身を乗り出されました

一人のお年寄りが

“あげなこと わしら出来んけん”

(あんなダンスは私たちはできませんからの意)と言われましたが

いやいや

フツーの若者だって出来ないから

と思わずつっこみを入れそうになりました(笑)

そして

本日の最大の出し物は

160年の伝統を受け継ぐ

地元の神楽でした

知らなかった・・・

目と鼻の先にこんな由緒ある神楽団が

存在していたなんて

今日の演目は

有名な鬼退治の『大江山』と

神話に基づく 大蛇退治の

『八岐大蛇』← 何と読むか分かりますか?

※手伝いに来ていた30歳の男性が

『はっきだいじゃ』と言いました(^^)

なんと言っても

 舞台所狭しと繰り広げられる

この八岐大蛇と

須佐之男命(スサノオノミコト)との死闘は

もう圧巻でした

一頭一頭

首をもぎ取られ 退治されていく大蛇

目をむいた頭部はステージの隅に転がります

あー恐ろしっ

ついに最後の蛇にとどめを刺して

舞台は幕を閉じますが

笛や太鼓のお囃子(はやし)とともに

この神楽団の

まさしく獅子奮迅のパフォーマンスには

万雷の拍手が起きました

ちなみにこの演目の大蛇は

当初一頭だけだったそうですが

大阪で開催された万博で

八頭の蛇を舞台に出したところ

迫力ある華麗なステージになって

大喝采を浴びたとか

故に

それ以降は

複数の大蛇が登場することになったのだそう

もう見応えのある

素晴らしい舞台でした

私がこの日

一番心に残ったのは

参加者の方達の『ありがとう』でした

お一人お一人が帰り際

“下足番”のわたしたちに

心から言って下さったこの言葉

あーイイネ!

やっぱり日本語の『ありがとう』は

一日に287名もの方から

ありがとうと言われたのは人生初体験でした

そういえば

毎日お世話をしている彼からは

一度も言われたことはないよねぇ・・・

ありがとうって

そっぽ向いてるし

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