おにぎり2個の里みち歩き 農山漁村の今昔物語

おにぎりを2個持って農村・山村・漁村を歩き、撮り、聞き、調べて紹介。身辺事象もとりあげます。写真・文章等の無断転載禁止

街かどの和傘屋さん

2018年04月02日 04時41分25秒 | 伝統工芸






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 暮らしは都市化、洋風化、工業製品化
 衰える手仕事、商売がある(注1)
 思うに絶滅危惧職商

 その一つに和傘
 雨中の和傘を見ない
 和傘専門店、傘専門店は少ない
  
 されど京都の街にはある、きっとある
 その思いを抱き歩く
 あった! 和傘屋さん(上の写真)
 多彩な傘かかる
 思いを裏切らない京都の街

 注1 桶屋さん:弊ブログ2014年11月24日
 執筆・撮影者:有馬洋太郎
 撮影日:2018年03月29日
 撮影地:上記
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衰える手仕事・商売 桶屋さん

2014年11月24日 00時00分00秒 | 伝統工芸

写真1 大型木製桶(樽)の茅葺き小屋


写真2 写真3

写真2 木製浴槽(左手前)
写真3 セメント製風呂カマド(左手前) 木製品衰退要因の一つ

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 我々の暮らしは都市化、洋風化、工業・化学製品化
 それに伴い衰える、ときには消える手仕事、商売がある

 その一つが桶屋さん
 木製の樽や桶、タライ・盥などを製造・販売
 醤油、酒などを入れる樽
 釣瓶井戸の桶
 風呂場の浴槽、腰掛け、小桶、湯汲み桶
 水を入れ、衣類などを洗うタライ
 その際、衣類をのせてゴシゴシ手でもみ洗いする洗濯板
 人糞尿を入れる桶、肥タンゴと言った(弊ブログ2013年03月07日24日

 上記木工品の製造販売業の桶屋さん
 その跡が、いつもの里みち歩きコースにある
 繁盛時を偲ばせる超大型桶の茅葺き小屋が建つ
 名は圓亭(写真1~写真3)
 脇に木製浴槽(写真2)とセメント製カマド(写真3)
 旧店舗にはシャッター
 農村の桶屋さんが消えた

 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日:写真1;2014年09月28日 写真2・写真3;同年11月16日
 撮影地:栃木県下野市
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注染・宮染めの中川染工場3 染色生地の天日干し

2014年06月25日 00時00分00秒 | 伝統工芸








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 生地に色模様を染める際、折りたたんだ生地に上から下まで染料を注ぎ染み込ませる注染(弊ブログ2014年02月14日)。
 染め上がり生地は裏表なく両面に同じ色模様がつく。

 この染色方法で絵付けされた浴衣と手拭の生地が天日干しされている(上の写真)。
 処は宇都宮市、田川左岸、中川染工場。

 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日:2014年01月30日 撮影地:宇都宮市錦町
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弥生宝神祭 神輿練り歩く

2014年03月11日 06時24分46秒 | 伝統工芸

写真1 国道4号線近く 後方に東北新幹線


写真2 JR石橋駅近く


写真3 宝珠堂前


写真4 浅草・駒形神社の神輿をみんなで拝見


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 電車はJR宇都宮線石橋駅に入る。
 車窓から、栃木県干瓢商業協同組合前の道がなにやら忙しい。
 西口の南階段を下りると、広場入口に宝珠堂の提灯1対、
 広場には軽4輪車と小川政次後援会印半纏の男性4人。

 尋ねると次のよう。
   毎年、弥生3月の第2日曜日は宝神祭。
   石橋の小川政次後援会が、神輿を担ぐ。
   駅前から愛宕神社まで練り歩き奉納。

 速歩で先回り、待つ。
 神輿は予想外に煌びやかで豪華、担ぎ手は多い。

 うべなるかな、小川氏は伝統工芸士。
 神輿を中心に、山車、神仏具などを製作・修理。
 宇都宮二荒山神社大神輿も修理。
 平成25年には栃木県文化功労賞を受賞。

 幸いにも、小川氏の製作場・店舗の宝珠堂前でご本人に話を聞けた。次のよう。
   神輿を造り68年、昭和05年(1930)生まれ。
   所帯をもつとき独立、修業先の千葉県行徳から現在地に店を出した。
   時は昭和32年(1957)、周りは畑、壬生行の道はできたばかり。
   浅草三社祭、駒形神社の神輿が店内にある。

 三社祭神輿を拝見できるとは、またまた幸運。

 引用・参考文献等:株式会社宝珠堂HP
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日:2014年03月09日 撮影地:栃木県下野市

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注染・宮染めの中川染工場2 綿白生地の天日干し

2014年02月14日 01時00分27秒 | 伝統工芸
写真1

写真1 染色前後の生地の天日干し
染める前の綿白生地をヤグラから吊るして干す。
染色後の浴衣と手拭の生地を横に伸ばし干してある。
ヤグラにも吊るし干しがある。
天気が良ければ2~3時間で乾く。


写真2

写真2 綿の白生地
この白生地は、経糸(たていと)に糊がついている。
白生地は、このままでは染色できない。
糊や汚れを落とすために洗われ(精練され)、
また染料がよく染み込むように浸透剤にひたされる。


写真3

写真3 精練され、浸透剤にひたされた綿白生地は、
ヤグラの上から綱で引き揚げられ、天日に干される。


写真4

写真5

写真4・写真5 ヤグラに吊るされて天日干し中の綿白生地と染色手拭生地

写真6

写真6 天日干しを終えた生地は、
写真右下の受所(仮称・写真4の赤文字の受所)に落とされ、次の工程へ。


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 本日は、注染する前の準備段階、綿白生地の自然乾燥、すなわち天日干しを中川染工場に見る。
 2014年01月30日、私が伺うとのことで、曇天にもかかわらず、染色前後の生地を干していただきました。
 中川染工場の皆様に感謝致します。

 引用・参考文献等:弊ブログ2014年02月03日
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2014年01月30日 撮影地:宇都宮市錦町
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