最近の朝の室温0度。冷蔵庫を開けると温かい空気がフワッと出て来る。取り出したトマトジュースの方が水よりも温かい。
調べると、食品を凍らさないために冷蔵庫を使うことが常識な所もあるとのこと。所変わればである。保温機能もあるのかなぁ・・と調べたけれどなんかあいまいで良く分からなかった。
主人が居た頃は、起きる前に温風ヒーターで部屋を温めておいたものだった。彼は高血圧だったので朝が寒いのは命に関わることだから・・。
それでも、血圧表を見た主治医に私が何時も叱られた。「もっと部屋を暖かくしなさい。」
「家中を病院のように温めることは不可能ですよ～。先生のように儲けていないのですから・・」という言葉を飲み込んで「はい」と言っていたけれど・・。
私は0度で起き出しても平気・・じゃないけれど、血圧は高くないし命に関わることはないだろう・・たぶん。ただ寒いだけ。
毛布のような厚手のガウンの上からベストを着て、ストーブに火を入れて熱いコーヒーを飲んで温まる。
通気性の良い部屋でもパンを食べる頃にはゆっくりと温かくなる・・が、10～13度がせいぜいで、マンション暮らしの息子達が帰って来ると薄着してぶるっている。
でもね。昔と比べたらとても暮らし良くなった。火鉢とこたつだけという暖房は信じられないほど寒かったのだ。
着る物だって比べものにならないほど、今は軽くてフワフワと温かく清潔になった。羽毛布団に電気毛布は天国を思わせるほど心地よいもの・・。
日本は冬は寒く、夏は暑いのは当たり前・・なのだ。過保護に煽るような天気予報にはたまにイラッとすることがある。
でも・・家に居ながら耳たぶのしもやけが悪化するのは困ったなぁ・・。
