主人と一緒にスーパーでお魚を買ってきて、今夜は焼き魚と大根と豚肉の煮物、絹ごし豆腐をカラット揚げて生姜醤油浸しに味噌汁。そして、主人が昨日一握り摘んできたわさびの花。熱湯を一瞬ぶっかけて(これは本当にバサッとぶっかけないと駄目)瓶に一晩詰めて置くと、思いっきりピリッとしたわさび漬けになる。主人の好物。我が家の春の味。ほんの一口というところがちょうど良い。
あれやこれやと、どうでも良いようなことを話しながらのささやかな食事の後、主人はぽつんと「ほんまに結構やなあ。もうこれ以上なんにも望むことはないなあ・・」と言う。「私もほんまにそう思うわ。何処かで何かがあったら、それだけでこうはしてられないね。のんびりとマイペースで、好きなようにしていられるのは一番ありがたい老後やね。嫌なことはしなくても良いし、やりたいことは出来るし、何を食べても美味しいし・・感謝やね」「ああ、感謝やな」
おめでたいような会話だけど、我が家では大真面目に時々こんな会話を交わす。その時はふたりで心から感動する。主人とこのように一緒に感動できることが私の何よりの幸せ。
これから年を取るばかり・・先のことは分からない。主人もその事は知っている。私もその事は知っている。でも、本気でそのことをその時忘れている。いや、煩っていない。今日までのイエス様を知っているから・・。
「イエス・キリストは、きのうもきょうも、いつまでも、同じです。」
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