石ころ

陽射しの中で  (ホセア書から)





 ウグイスは囀っているし・・脳天気という以外ない真っ青な空に二つ三つ白い雲がぽかりと浮かんでいる・・、春風は柔らかに汗ばんだ体を通り抜けて・・、
そう、今日は申し分のない春うらら・・、体調完全回復1時間コースどうって事もない。
なのに心底の悲しみは、これだけ心地よく備えられた中にも紛れることはなかった。

エフライムよ。わたしはどうしてあなたを引き渡すことができようか。
イスラエルよ。どうしてあなたを見捨てることができようか。
どうしてわたしはあなたをアデマのように引き渡すことができようか。
どうしてあなたをツェボイムのようにすることができようか。
わたしの心はわたしのうちで沸き返り、わたしはあわれみで胸が熱くなっている。


ホセア書を昨日は途中で止められなくて一気に読んでしまった。こんなに悲しい書だったのかと・・、だから今日もう一度確認したくて読み返した。
姦淫の女を娶れと命じられたホセア、それは主ご自身ではないのか・・。愛しても愛しても裏切るイスラエルに対して、回復の望みが1章から14章まで切々と繰り返し語られている。
それは人にとっては望みの書なのだけれど・・、この箇所は全能の主が片思いの苦しみを味わっておられるようだった。

あなたがたは悪を耕し、不正を刈り取り、偽りの実を食べていた。これはあなたが、自分の行ないや、多くの勇士に拠り頼んだからだ。

悪とは何か・・、どれほど愛されても本心を語らず、弁護士を通して面会するように自分の行いや勇士(人を頼りに主を知る)に頼って、父なる神に向かおうとすることではないか。
御子イエスという完全な弁護士を準備してくださっているのに、ひとり真っ直ぐに父なる神により頼むことをせず、空しいことを繰り返すことではないか。

わたしは燃える怒りで罰しない。わたしは再びエフライムを滅ぼさない。わたしは神であって、人ではなく、あなたがたのうちにいる聖なる者であるからだ。わたしは怒りをもっては来ない。

今、文字通りに内に居てくださる聖なる方、聖霊の導きに信頼しつつ自分の目でみことばを読み、自分の霊で聴き、自分の経験の中で主のご愛を味わうことができますように・・。
でも・・結局どこまでも主の一方的な忍耐と赦しに拠らなければ、私には何も分かってはいないのかも知れないが・・、
それでも今内に主は居てくださる。私も此処にいよう。

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