石ころ

詩篇139篇(1~16)

主よ あなたは私を探り 知っておられます。
あなたは 私の座るのも立つのも知っておられ 
遠くから私の思いを読み取られます。
あなたは私が歩くのも伏すのも見守り 
私の道のすべてを知り抜いておられます。
ことばが私の舌にのぼる前に なんと主よ 
あなたはそのすべてを知っておられます。
あなたは前からうしろから私を取り囲み 
御手を私の上に置かれました。
そのような知識は私にとって 
あまりにも不思議 
あまりにも高くて 及びもつきません。

私はどこへ行けるでしょう。
あなたの御霊から離れて。
どこへ逃れられるでしょう。
あなたの御前を離れて。
たとえ 私が天に上っても 
そこにあなたはおられ 
私がよみに床を設けても
そこにあなたはおられます。
私が暁の翼を駆って
海の果てに住んでも
そこでも あなたの御手が私を導き
あなたの右の手が私を捕らえます。
たとえ私が「おお闇よ 私をおおえ。
私の周りの光よ 夜となれ」と言っても
あなたにとっては 闇も暗くなく
夜は昼のように明るいのです。
暗闇も光も同じことです。

あなたこそ 私の内臓を造り
母の胎の内で私を組み立てられた方です。
私は感謝します。
あなたは私に奇しいことをなさって
恐ろしいほどです。
私のたましいは それをよく知っています。
私が隠れた所で造られ
地の深い所で織り上げられたとき
私の骨組みはあなたに隠れてはいませんでした。
あなたの目は胎児の私を見られ
あなたの書物にすべてが記されました。
私のために作られた日々が
しかも その一日もないうちに。


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