石ころ

殺す




 わたしは、あなたがたがアブラハムの子孫であることを知っています。しかしあなたがたはわたしを殺そうとしています。わたしのことばが、あなたがたのうちにはいっていないからです。(ヨハネ8:37)

異邦人ではなく、神の祝福の民であるアブラハムの子孫が御子を殺す。異邦人にみことばを語ってもそこまでの反発をかうことはない。それは今もそうである。

アブラハムの子孫であっても、「みことばが入っていない」とイエスさまは言われる。彼らが反発するのは神の真理に対してである。
真理を話すから殺そうとし、真理を話すから信じないのだとある。

あなたがたは、神から聞いた真理をあなたがたに話しているこのわたしを、殺そうとしています。
あなたがたは、あなたがたの父である悪魔から出た者であって、あなたがたの父の欲望を成し遂げたいと願っているのです。悪魔は初めから人殺しであり、真理に立ってはいません。彼のうちには真理がないからです。彼が偽りを言うときは、自分にふさわしい話し方をしているのです。なぜなら彼は偽り者であり、また偽りの父であるからです。
しかし、このわたしは真理を話しているために、あなたがたはわたしを信じません。(ヨハネ8:40.44~45)


えっ・・アブラハムの子孫なのに悪魔から出た者?
神様の選びの民の中に真理に居る者と、偽りに居る者があるのだ。そう、真理を悟ろうとしない者は悪魔の子、偽り者であるとはっきりと書かれている。

「そして、あなたがたは真理を知り、真理はあなたがたを自由にします。」
彼らはイエスに答えた。「私たちはアブラハムの子孫であって、決してだれの奴隷になったこともありません。あなたはどうして、『あなたがたは自由になる。』と言われるのですか。」
イエスは彼らに答えられた。「まことに、まことに、あなたがたに告げます。罪を行なっている者はみな、罪の奴隷です。(ヨハネ8:32~34)


自由がないことに気づかないのは、どっぷり偽り漬けにされているからである。
真理への渇きがないのは、心に偽りが満タン状態だからである。

神から出た者は、神のことばに聞き従います。ですから、あなたがたが聞き従わないのは、あなたがたが神から出た者でないからです。」(ヨハネ8:47)

神から出た者は神の子を得た者であり、それは世に求めるものを何も持たず、ただひとつのものを求めて得たのである。
神によって生まれる者は世の栄光には興味なく、人のほめ言葉にも馴染めず、本当に真理を求めて乾くのである。そういう仕組みになっているのだ。

だから、神の国とその義とをまず第一に求めなさい。そうすれば、それに加えて、これらのものはすべて与えられます。(マタイ6:33)

 偽りの中に在る者は殺すまで真理を悟ることがない。だから真理を語る者は殺される。封殺され、黙殺され、イエスさまのように卑しめられるのである。
それは驚くことではなく絶望することでもない。死後にわかることであれば・・。

イエスは言われた。「あなたがたが人の子を上げてしまうと、その時、あなたがたは、わたしが何であるか、また、わたしがわたし自身からは何事もせず、ただ父がわたしに教えられたとおりに、これらのことを話していることを、知るようになります。(ヨハネ8:28)

彼らは殺すほどイエスさまの持って居られる権威、力、また真理が目障りだった。それほどに無視することができなかったのである。
神から出ることばを無視することはできない。殺すか死ぬかするまで問い続けて止めることはないからである。それは創造主の執着であり、それは愛なのである。

あなたがたは、ほしがっても自分のものにならないと、人殺しをするのです。うらやんでも手に入れることができないと、争ったり、戦ったりするのです。あなたがたのものにならないのは、あなたがたが願わないからです。
願っても受けられないのは、自分の快楽のために使おうとして、悪い動機で願うからです。(ヤコブ4:2~3)

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