石ころ

ルカ13章から



 災いに遭った者を罪深いという考えは何処の国にもあるんだ・・。なぜ人はそのように考えるのだろう・・、

それは、罪の報いという宗教的な考えから出ているのだろうけれど、災いで傷ついた人をなを追い打ちする考え方である。その根底には、災いに遭わなかったことで、自分自身を善とする思いが潜んでいるのだろう・・。

人は常に、他と比べることで自分を良しとしたい欲望を持っているものだから・・。
でも、イエスさまは言われる。

「あなたがたも悔い改めないなら、みな同じように滅びます。」(ルカ13:5)

災いに遭わなかったことで自分を良しとした者と、災いに遭った者では、どちらが悔い改めることに易しいだろう・・。どちらがイエスさまの救いに近いだろう・・。時に主の救いの備えは人の考えに皮肉である。


 いちじくのたとえの、三年間実を成らせなかったことで切り倒すというお話はイエスさまにしては厳しく思える。
マタイ21:19では、いちじくの季節でなかったので、実が成っていないのに枯らされた。

イエスさまがいちじくの実には厳しいのはなぜだろう。その実とは何なのだろう。マタイではイエスさまは空腹であったとある。それは、イエスさまを満たすものであることがわかる。
イエスさまを満たすもの。イエスさまは何を求めておられるのだろう・・。

いつも喜んでいなさい。
絶えず祈りなさい。
すべての事について、感謝しなさい。これが、キリスト・イエスにあって神があなたがたに望んでおられることです。(Ⅰテサロニケ5:16~18)


この実は季節を問わず、良いときも悪いときも、救われた者の生き方そのものである。
ダビデのように・・。

(ダビデによるアビメレクの前で気違いを装い、彼に追われて去ったとき)
私はあらゆる時に主をほめたたえる。私の口には、いつも、主への賛美がある。
私のたましいは主を誇る。貧しい者はそれを聞いて喜ぶ。
私とともに主をほめよ。共に、御名をあがめよう。(詩編34:1~3)


肥やしをやって様子を見ましょうと管理人は取りなしたとあるけれど、それはイエスさまの忍耐である。
肥やし・・生活の中で日々主が備えてくださる祝福。でも、気付かない者には無駄であり、求めて伸びる根がないなら、どんなに豊かな肥やしも実は結ばせることはできない。

この救いの実に対するイエスさまの厳しさは、御父のみこころを成すためであることがわかる。

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コメント一覧

ムベ
イエスさまが話されたとき、彼らの内には助け主である聖霊はまだおられなかったからだ思います。

私には聖書の知識はありません。
30年近く聖書を読んでいるのですが、人から聞いて知ったそれらは私に留まらないのです。

今、聖書を読むときにすることは、ひとつだけです。
聖霊の助けを信じてワクワクしながら、
目の前のみことばに、今日初めて出会ったように
読むだけです。

読む度に、同じ箇所から新しいことを学ぶので、
いつも新鮮でとても楽しいものです。

イエスさまに躓く者にならないで、素直にみことばに聴き入るサマリヤの女でありたいです。
それは、私たちが選びとることだと思うのですが・・。
ダイエット
>明確で単純

明確で単純なら、イエスが譬えで
語られたことの意味をイエス自信
から解き明かす必要はなかった。

ムベさんのように聖書をよく読んで
いる人なら私よりイエスの語られた
ことのほんとの意味を霊的な意味
で分かって読んでいると思った。

単純に読むからイエスに躓くのだと
思う。 イエス-躓きの石

ムベ
「よくわからないけれどそんな意味らしい・・」
ダイエットさんの言葉の中で、この言葉が私には
何よりも強く残りました。

納得できないけれど・・そう言っているのだから、
そう思うようにしよう・・
そんな気持ちが表れているようで・・・

でもね、
イエスさまが私たちに直接教えてくださるときは、
そんなあいまいではなく、もっともっと明確で単純ですよ。

人づてではなく、ただ主にたよって、先入観なしで読んでみた方がいいと私は思います。
ダイエット
三年間
>三年間実を成らせなかったことで
切り倒すと言うお話 *いちじく譬え

イエスさまが洗礼を受けてからの
活動期間 30歳~ 
やっぱりユダヤ人たちに対しての
預言的なことみたい。
ダイエット
いちじくの木
マタイ 21:19 「今から後いつまで
も、おまえには実がならないように」と
言われた。すると、いちじくの木は
たちまち枯れた。

この意味は、実を結ばないユダヤ人達
は、イエスの渇きを満たすことができな
かった。いちじく*ユダヤ人・イスラエル

よく分からないけどそんな意味らしい。



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