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石ころ

「すがりついていてはいけません」 (ヨハネ20章から)



 マグダラのマリヤは暗い内から墓にやってきました。きっとひと晩中まんじりともせず朝を待っていたのでしょう。
ペテロたちが帰ってもマリヤは墓に留まって泣いていました。主を求めて御声を聞くまで其処に留まることは、主への執着であると思います。
クリスチャンが唯一執着するのは、イエスさまにお会いすること、御声を聞くことであると思います。

私たちは御声を聞かずに信じることはできません。イエスさまは「見ずに信じる者は幸いだ」と教えられましたが、みことばを聞くことによってのみ、見ずに信じることが可能です。
なぜなら、みことばを聞いて従って行くときに、霊の目には主が見えてくるからです。人は、みことばを生きる時主を見つけます。

 イエスさまはマリヤの後ろから声をかけられました。振り向いてお姿を見てもそれが主とは分からなかったのです。見ることによって信じることができず、聞き慣れたことばで名前を呼ばれたときに、はっきりとイエスさまを知ることができました。

良いときも悪いときも、絶望の十字架の側ででも、主と居て御声を聞いていないと、大切なときに呼んで下さっても、それが主の御声だとわからないのです。主との間に、聞き慣れたことばの関係があることが大切です。

主の語りかけは、ひとり一人にそれぞれ違うと思います。何時も誰か人を通して教えてもらうだけでは、いつまで経っても主の御声を覚えることはできません。
恐れず聖霊の導きによって、ひとり聖書を読むことは大切だと思います。
いつもイエスさまの御声は細い声です。何かに夢中になっていては気が付かないほどの・・。静まらないと聞こえないような声だからです。

あなたが右に行くにも左に行くにも、あなたの耳はうしろから「これが道だ。これに歩め。」と言うことばを聞く。(イザヤ30:21)

地震のあとに火があったが、火の中にも主はおられなかった。火のあとに、かすかな細い声があった。(Ⅰ列王記19:12)


 
 イエスさまは「すがりついていてはいけません」とおっしゃいました。
私は自分の成すべき事を避けて、ただ主にすがりついて過ごしたい方です。勇気がなくて臆病だからです。
でも、「行って、わたしを伝えなさい」と言われます。主が必要を満たしていて下さいますから、自分の足で歩いて自分で聴いたことを伝えるべきなのです。

「平安があなたがたにあるように。父がわたしを遣わしたように、わたしもあなたがたを遣わします。」
そして、こう言われると、彼らに息を吹きかけて言われた。「聖霊を受けなさい。」

聖霊のバプテスマはこの後、イエスさまが天に帰られてからのことなのですが、平安を得るために、また、遣わされた働きのために、イエスさまが聖霊の息を吹き込んでくださいました。
みことばのための必要は、ご真実な主がすべて備えて下さいます。

これらのことが書かれたのは、イエスが神の子キリストであることをあなたがたが信じるため、また、あなたがたが信じて、イエスの御名によっていのちを得るためである。

みことばを深く感謝いたします。イエスさまが神の御子であることを信じます。イエスの御名によって永遠のいのちを得させて頂いたことを、深く感謝いたします。アーメン

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コメント一覧

石ころ
黄トンボだそうです
コメントをありがとうございます。
私も主人を、主に感謝しています。
占いは大凶でしたが、私にぴったりな人でしたから・・。
ワッフル旦那
飛んでいる2匹のトンボが楽しそうな写真ですね。

トンボも一人では寂しいでしょうから主が一緒に飛んでくれる仲間までそなえてくださった、その心遣いに感謝
石ころ
みっこさんコメントありがとうございます。

イエスさまは、すがりついたままではいけませんと言われましたが、後に、私たちに聖霊を送って下さいました。
その方は「助け主」として、私たちの内に住んでくださいます。

イエスさまがお体を持っておられる時は、居られる場所が限定されてしまうのですが、聖霊はひとり一人に居て下さって、
キリストのことばを必要なときに思い起こさせ、平安に導き、キリストの足跡を生きる力を与えてくださいます。

ですから、その方がずっと良いのです。
イエスさまは、ご自分が天に昇られた後も、弟子たちの必要をすべて備えて下さっていました。

今もイエスさまを信じる者の必要をご存じです。彼は真実なお方ですから、最後まで面倒を見て下さいます。
私の弱さの内に完全に働く力です。
そのイエスさまによって、私は日々平安の中で生きています。
ただ、彼によって・・。
みっこ
わかります
私も真実にすがりつきたい方です。でも、真実を学び成長して、伝えていきたいとも思います。それが仕事につながるといいなあ、なんてね。
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