石ころ

メダカの春(2023.03.08)

 

 とても調子の良かった部分入れ歯が、なぜか最近すれて痛み出したので、歯医者さんまで春を感じつつ歩いた。あっさり調整してくださって一件落着。ああ、この安心感を失いたくない・・。

 

帰りはセーターを脱いで、薄手のパーカーで歩くと風が心地良かった。途中で、軒下に飼われているメダカを見つけて覗き込んだ。
メダカは一年中いるのになぜか春を感じる。私も引っ越しをしたらメダカを飼おうと、捨てるのを惜しんでいた常滑焼の瓶の使い道を決めた。
スイスイと泳いでいるメダカを見ていると自由を感じるから、ちょっと淋しくなった時メダカを覗いて遊ぼう・・。

 

 家を出て歩き出すと、少し足に違和感を感じたので歩きながら祈った。
「主よ。あなたに在って私は歩くことが出来ます。しっかり立っていることも出来ます。あなたに在って語ることも、黙っていることも出来ます。あなたに在って、どんなことでも出来ます。感謝します。」

最近は何をするにもこの調子。ちょっとした電話でさえも緊張してドキドキするから、その前に祈って主が共に居てくださることを確かめる。幼子が、一緒に歩いている母の手をぎゅうっと握りしめるように・・。

 

 そう、主は私の権威ある父であり、愛に満ちた母、イエスは信頼すべき親しい兄上。なんという家系なのだろう!

聖霊に拠らずにこのようなことを言うなら、それは恐ろしいことであり、身の程知らずを暴露する恥でしかない。でも、聖霊が私の霊に教えてくださるとき、深い感謝と平安をたまわって、主が命じられたなら「喜んで!」なんでも出来るのだ。

 

水温みメダカの宇宙眺めたし 友となれよと瓶を備えん


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