その三毛猫は自宅の横の駐車場の角に、ちょこんと座っていた。今日は、冬日のような薄ら寒さだったのに・・
「ミーィ」と話しかけると、「ニャ」と短く答えて少しの間視線を合わせた。何かを問いたそうな目だった。
先日、まだ若いご主人を亡くしたんだね、可哀想に・・。
帰りを待っているのだろうか・・。ご主人が毎日乗っていた単車の横に、誰が置いてくれたのか、干からびたご飯に鰹節をかけて置いてある。でも、ほとんど食べていないのか山盛りだった。
いろんな思いを込めて「ミ~ィ」と呼ぶと、振り向いて「ニャ」と答えた。
元気なときには途中まで送ってくれたのに、「お前じゃ駄目だよ・・」と言うように今日は去って行ってしまった。
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石ころ
電気屋です。
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