石ころ

私たちが神の子どもと呼ばれるために (手紙①)

 

神は、私たちが永遠に滅びることから救うために、ひとり子イエス・キリストを人として世に遣わされました。
御子イエスは神としてのすべての権利を捨てて、赤子として世に下り謙遜の限りを尽くして、人に仕えてくださいました。


神の力をご自分のために用いることは生涯一度も無く、人の救いと癒しのために神の存在を知らせ、人が見ることのできない神の力を見せてくださったのです。すべては人の罪をあがなって、死から救い出し神の子として迎えるためです。


十字架の罪のあがないは、人の過去、現在、未来の罪をすべて負うことでした。あらゆる人類の残虐や、偽りや、誤魔化し、神を無視する罪を、ご自分に負わせて死刑として処罰されたのです。


神は御子イエスのすべてを見ておられたので、人の罪が完全に処理されたことを見られました。
どんなに正しいと言われている人でも、神の前に他人の罪を負うことはできません。人はみな罪を持っており、自分の罪のために死ぬのであって、それは身代わりとはならないからです。


キリストは世に人としてこられ、完全な人として成長して、人の中で働かれたのですが、まったく罪のないお方でした。
また、キリストには罪が無いので死ぬことはなかったのです。死ぬ必要のない方が死ぬことによって、私たちの死をあがなうことができたのです。


キリストの十字架のあがないを「私の罪のため」と信じて、感謝をもってあがないを受け入れた者に、神は罪を見つけることはできないのです。キリストによって完全に処理されてしまったからです。


ただ、世での罪は世が処罰します。それは世に委ねられていることだからです。世は罪の軽重で裁きます。罪のない人が居ないからです。それは比べることによって裁かれる罪なので、世は絶えず他と比べることによって自分自身を守るのです。


しかし、神は完全に罪のない聖なるお方なので、いかなる罪とも同居することができないのです。だから神が問われるのは罪の有無です。誰でも持っている小さな罪・・という許しが神にはないからです。
それゆえキリストの完全なあがないが必要なのです。


キリストは十字架の上で「完了した」と宣言されました。それは、罪の贖いを成し遂げて、そのことを信じる者は、完全にきよくされたことを言われたのです。
神に受け入れられ神の子とされて、永遠に神のうちに迎え入れられる準備が成されたのです。


サタンは嘘つきなので、あがないを曖昧にして心に疑いを持ち込みます。キリストの完全な救いのわざに、あれこれと条件を付け加えさせて、互いに訴えあうように仕向けるのです。こうして十字架の御わざによる救いの喜びを奪い取るのです。


キリストは死んで墓に葬られ、三日目によみがえり、500人以上の弟子たちに姿を現され、使徒たちに「平安があなた方にあるように」と繰り返し言われました。
信じる者がたまわったのは死後の救いだけではなく、世に生きる今の信仰、平安、喜び、希望、日々の助けなどこの世での時間も、キリストのうちに守られているのです。


しかし、私たちの受けている神の愛、平安や喜び、守りをサタンは激しくねたむのです。サタンは神に憎まれ、永遠に滅びるものとして運命が決まっているからです。
私たちを神の子の位置から引き出して、自分の運命に連れ込もうと働き続けています。


私たちはサタンの罪定めを無視するべきです。
間違いや過ちが在れば、聖霊が教え悔い改めに導いてくださるからです。その時、「イエスさま」と御名を叫べば、即座に血潮によってきよめてくださいます。
私たちが罪を心に迎え入れて、思いを膨らませ留まらせることをしなければ良いのです。


ただ、日々のみことばの守りの中で、神の子とされている真実にとどまって、キリストの完全なあがないに信頼していることです。
みことばを導く聖霊によって、約束のみことばを聞き続けることで神の砦に住むことができます。


私たちは日々に追われて忘れっぽく、世の出来事の中で平安はいつも脅かされます。
神さまの愛を喜びほめたたえて、キリストへの深い感謝のうちに携挙を待ち望むためには、日々祈りつつ聖書を開いて静まり、神の細い御声に聞き耳を立てて、みことばの剣をいつも研いでおかなければなりません。


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