仙台街探(まちたん)プラス

仙台のグルメ・カフェ・イベント・etc.街の話題をウオーキングしながらご紹介。プラス岩手、山形、福島の街ネタも。

震災から13年、陸前高田周辺を巡ってきました

2024年03月30日 | 岩手ドライブ・カフェ・グルメ

震災から13年、やはり目に見えるものがないとどんどん記憶が薄れていくものです。震災の思い起こしも含めて、陸前高田に行く機会が出来たのでほぼ10年ぶりくらいにやってきました。まずは、45号線沿い「奇跡の一本松」が目に入ります。

すぐ後ろにあるのが、震災遺構「陸前高田ユースホステル」、さらにその奥には、第二線堤(防潮堤)があります。海に近いところには、高さ3mの第一線堤があり、2重の防潮堤で守られています。

陸前高田市には、45号線沿いに①奇跡の一本松、②陸前高田ユースホステル③気仙中学校④タピック45(旧道の駅)⑤下宿定住促進住宅が震災遺構として残されていて、国道を走ると必ず目に入ります。ここが大事ですね。

海と川と沼がつながる汽水域ですので、鴨が集団で一生懸命草地で餌を探しています。

第二線堤は、高さ12.5mで約2kmで設置されています。見ようによっては、要塞で囲まれているようにも思えます。

高田松原津波復興記念公園内には、東日本大震災津波伝承館「いわてTSUNAMIメモリアル」が設置されています。

館内には、気仙大橋の残骸と消防車が展示、コーナーごとに様々な映像をみることができます。

被災三県の追悼・記念施設の案内です。

「命を守り、海と大地と共に生きる」、復興への決意ですね、思い起こしと共に、新たに胸に刻むことばです。

建物の右手には、休憩場所そしてお土産やランチに便利な「道の駅高田松原」があります。

もうひとつ気になっていたのが、仙台藩との関係です。旧気仙郡24ヶ村は、海沿いでいうと、ここ陸前高田、大船渡、そして釜石南端の唐丹(とうに)付近まで仙台藩の所領でした。なにかその痕跡でもあればと思い、「陸前高田市立博物館」にやってきました。

当然、震災であらゆるもの流失されている中、伊達藩直轄地であったこの地域の大肝入吉田家には、伊達政宗よりの刻印状が残されていました。

気仙郡24か村の絵図ですが、陸前高田には、代官所も置かれていたようで、近くに金山があったためと言われています。

各集落に残されていた津波の歴史とともに、教訓を伝えるコーナーもあります。

博物館を後にし、高田市内のマップを見ると「箱根山」という市民の森があるのでここもチェックです。

頂上付近に、このような展望台があります。

広田湾を一望できます。4月28日には、花火大会がありますが、市内は予約で一杯ですね。

カフェだけ再開した「箱根山テラス」も残念ながらこの日は定休日でした。天気も悪くなる一方で、「気仙大工左官伝承館」も次回訪れることにしました。

今日の宿は、陸前高田では、歴史ある「ホテル三陽」です。こちらのホテルで、陸前高田で桜の植樹活動に参加するため、東京からやってきた9人のボランティアのみなさんといっしょになりました。頭が下がります。

実は、シニアにとって有難い宿泊代3000円引+買い物1000円券がセットされた”高田割”を使って宿泊です、さらにいろいろ特典がある高田パスポートをいただき、有効に活用しました。

「ホテル三陽」での旅ブログは こちらです

”高田割”のHPは  こちらです

 

 

 

 

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25日から屋台もオープン!「西公園 櫻岡花見」🌸🌸はもうすぐ!!

2024年03月27日 | 街角ぶらり

寒かった雪降る昨日とはうって変わって、穏やかな日差しに誘われて、今日は緑彩館から西公園櫻岡を散歩しました。「櫻岡花見」の会場では、きれいな花が一部咲き始めています、ジュウガツザクラ🌸でしょうか。

紅枝垂れ桜はまだ蕾ですが、あと数日で開花ですね。

これは椿ですね。

枝垂れ桜の蕾もだいぶ膨らんできました。

カラフルな会場の案内マップです。

25日から屋台もオープンしているんですね。🌸もうすぐ開花、満開。

仙台市博物館も4月2日からリニューアルオープンするので、「櫻丘花見」と合わせて、この春、是非周辺を”街探”したいですね。

「櫻丘花見」のHPは http://www.sendai-ohanami.com/  

 

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郷土史家菅野正道氏講演「仙台城下の謎、あれこれ」にいってきました。

2024年03月25日 | イベント・ライブ・伝統芸能

郷土史家菅野正道氏の講演「仙台城下の謎、あれこれ」にいってきました。芭蕉の辻まちづくりの会主催。会では、年に2回ほど講演会を実施しているそうです。もうお1人の講師は、あのブラキムラこと木村浩二氏です。

昨年春に、菅野さんの講演を聞いてすっかりハマり、可能な限り講演会には参加しています。親しみやすい口調とシニア向けにもわかりやすい内容、紙のレジメのご用意、地元仙台の若林区出身でリアルに子供のころからの体験が説得力があります。

今日の謎は、①芭蕉の辻の定説 ②元寺小路と新寺小路の定説 ③仙台大橋の定説などを紹介し、本来はどうかなどを解説いただきました。特に、今回は新寺小路の寺院群についてかなり詳細に講演され、ちょうど寺散歩する予定で資料を集めようかしていたのでピッタリ、助かりました。

うれしいことがひとつ、以前街探”ブログにもアップしましたが、仙台の旧市内の建物が、道路に対し直角ではなく、少し角度をつけて建てられていることに触れられていました。戦略的意味合いについて、結論付けられていませんが、菅野さん自ら写真を撮られています。

1月にアップしたブログは こちらです

 

菅野正道さんは、執筆作業、様々なご講演、名取市史の編纂に携わるなど、いま仙台で一番忙しくそして熱く郷土の仙台、伊達政宗、仙台藩を語る歴史研究家です。機会があれば、是非講演会へ。

 

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榴岡公園 みやぎNPOプラザ1Fに隠れレストラン「びすたーり榴ヶ岡」があります。

2024年03月25日 | 一推しグルメ

榴岡公園で梅見散策したあと、手軽なカフェ、グルメはないかと探していたところ、榴岡公園北側にあるみやぎNPOプラザ1Fに、レストラン「びすたーり榴ヶ岡」がありました。

「びすた〜り」はネパール語で「ゆっくり」という意味。2020年12月1日に、仙台市榴ケ岡に場所を移し、オープンしました。運営するのは、障害のある方々の就労をサポートするNPO法人「ほっぷの森」です。名取市の「びすた~りファーム」で栽培した野菜や地域の食材を使用し、身体に優しいランチや、自家焙煎コーヒーと手作りデザートを楽しめる場所です。

建物の中、1F左手に店舗がありますが、駐車場側からも入り口があります。広い駐車場が無料なのは、有難いですね。

店内は、そんなに広くはないですが、4人掛けテーブルが4卓、窓際カウンター席が5、20数人ほど入れます。予約もOKということで、割とスムーズに入店できそうです。

懇親会やパーティーなどにも対応可能というのは、料理・接客スタッフなどの充実ぶりがわかります。

南向き全面窓の先は、榴岡公園です。梅、そしてこれからは桜を愛でてのカフェがぴったり。

ランチメニューですが、リーズナブルで、自家栽培の野菜を使ってコストを抑え、和洋食のテイストでよく吟味されたメニューです。

単品から簡単なコース料理、そしてフルコースまで、メニューの幅は思いのほか広いです。

サバ味噌ブランです。

日替わりパスタです。

セット珈琲は200円、プリンは150円とお手頃です。

県内のNPO活動の拠点です。自分でもなにができるか、いろいろ検討中です。

公園来園の折には、マル必で立ち寄る場所になりましたね。

「びすたーり榴ヶ岡」のHPは こちらへ

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岳温泉近く 創業から40年、3代に亘って受け継がれるカフェ「BONANZA」へ

2024年03月21日 | 福島ドライブ・カフェ・グルメ

岳温泉への1泊旅行の下準備で、近辺のカフェをリストアップ、その一つがここ「BONANZA」です。山小屋風の建物と美味しい料理で、比較の対象にはなりませんが、すぐ近くのレストラン「空の庭」とはまた違うこだわりを感じます。

「空の庭自然レストラン」には、昨年秋訪問しました。こちら

かなり年季が入っていますが、手入れはしっかりされているようです。

オープンデッキも暖かくなれば、気持ちもいいかもしれません。

室内は6卓くらいでしょうか、また全面ガラス窓から日差しが入り、リラックスします。

シニアのご夫婦、女性2人ずれ、読書に浸る女性など常連の方と思しき方々。たしかに二本松市内から車で30分位ですから近いです。

メニューにsince1981とあります。後から聞きましたが、オープンして40年以上、今のオーナーさんで3代目だそうで、思いを引き継ぎ、10年を過ぎたそうです。

その思いは、このお湯でしょうか。普通は、グラスに水ですが、寒い冬の来客には、お湯、最高です。

こういうカフェでお湯を出されたのは、おそらく初めてです。

ペペロンチーノです。

定番のカレーです。

春の芽吹き、2月末の訪問でしたのでいまごろは、きれいな花を咲かしているでしょうか。

常連の方はもちろん、磐梯山、猪苗代湖、会津若松方面にも抜ける道筋ですので車・バイクで立ち寄る方も多いようです。一息入れるにはちょうどいいロケーションですね。是非みなさんも。

「BONANZA」のFBは こちら

 

 

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