彼女は、言うまでもなく同時代のアイドルとして、誰もが知っている人気歌手ですが、アルバム収録曲も含めて、数々のアーティストが名曲を提供していることでも有名です。確かに、あらためて聴きなおすといい曲が多いですね
特に、呉田軽穂ことユーミンの提供曲が多いこと!この頃のユーミンの曲作りは天才のなせる業ですね!恐らくモーツアルトみたいに音符が天から降ってきたんでしょう、そう思わないではいられない程、質が高いです!!
また作詞も松本隆サンがダントツです(下記リストで*印をつけました)。この二人のコンビ、最強ですね~
- 制服・・・(呉田軽穂)*
- チェリーブラッサム・・・(財津和夫)
- 赤いスイートピー・・・(呉田軽穂)*
- 天使のウィンク・・・(尾崎亜美)
- Rock’n Rouge・・・(呉田軽穂)*
- 青い珊瑚礁・・・(小田裕一郎)
- 白いパラソル・・・(財津和夫)*
- マイアミ午前5時・・・(来生たかお)*
- セイシェルの夕陽・・・(大村雅朗)*
- 渚のバルコニー・・・(呉田軽穂)*
- 小麦色のマーメイド・・・(呉田軽穂)*
- 秘密の花園・・・(呉田軽穂)*
- 天国のキッス・・・(細野晴臣)*
- ピンクのモーツァルト・・・(細野晴臣)*
- 風は秋色・・・(小田裕一郎)
- 風立ちぬ・・・(大瀧詠一)*
- 瞳はダイアモンド・・・(呉田軽穂)*
- ハートのイアリング・・・(H.ローズ)*
1から4が「春」パート。1は多分シングルカットされていませんが、リアルタイムで知ってました!綺麗な音階の配列とピュアなヴォーカルがマッチした名曲だと思います。 意外に好きなのが4。テクノ風のスピーディーなメロディがいい感じですね~。まちがいなく尾崎亜美さんと思われる囁きコーラスも素敵です(「助けて、エ~ンジェル」)
5から14が「夏」パート。さすがに夏は多いね 8、9もシングルにはなっていないと思うんですが、アルバム収録曲の中では人気のある曲らしいです。圧倒的にすきなのは、11です。気だるい夏の光景をゆったりとしたリズムで歌います。最も洋楽風のヒット曲だと思いますが・・・ユーミンのソングライティングとAOR風のアレンジがマッチしてます。
15から17が「秋」編かな?16はいかにも大瀧さんらしい曲ですね。爽やかな秋の高原の雰囲気が出ている傑作だと思います。
18は珍しい「冬」の曲です。かわいらしい歌詞ですが、アレンジは堂々たるクラシック風!
ちなみに初期ヒット曲の中では「夏の扉」「スイートメモリーズ」が入っていませんが、前者は、借りたCDが痛んでいて音がひどかったのでパス。 後者は以前作った 「Jポップ女性ボーカル集」に入れたので今回は省きました。
最近は自作曲も多い彼女。もう一度この頃のように、実力あるソングライターたちに曲を作ってもらい、大ヒットを飛ばして欲しいですね。これからヒットが出れば、平成の「美空ひばり」になれる、そんなスター性を持った数少ない歌手なんですから