梅雨明けと同時に台風が来たりして、まだホントーの夏って感じじゃないですが、今日のゴルフでは相当汗をかき、少しはやせたかな・・。さて今回はあのボズ様の大名作のご紹介でございます!
日本ではボビー・コールドウェルと人気を2分するAORの帝王であるボズ・スキャッグスさんですが、ボビーは2枚もレビューしてるのに、コチラは今まで一枚も書いていませんでした。これは決して彼が嫌いとかではなくて、今までどのアルバムを最初に書こうか迷っていたのです。
もちろん出世作「シルク・ディグリーズ」は欠かせませんし、実は意外に好きなのが「アザー・ロード」。「Heart of Mine」や「ヴァン・ゴッホの夜」といったメロウナンバーとタイトなロック・チューンが混在していて楽しいアルバムになっています。
でもでもやはり本作が、一番グッときますね。特に1曲目は永遠不朽の名曲とおもいます・・・
- JOJO
- BREAKDOWN DEAD AHEAD
- SIMON
- YOU CAN HAVE ME ANYTIME
- MIDDLE MAN
- DO LIKE YOU DOIN NEW YORK
- ANGEL YOU
- ISN'T IT TIME
- TOU GOT SOME IMAGINATION
1は、ボズとD.フォスター、D.ラズリーの作になるAOR史上屈指の名曲。ミドルテンポの素晴らしいナンバーです。都会のネオンサインが鮮やかに甦ってくるセクシーな曲調がたまりません 。途中でうなりをあげて乱入?してくるサックスがカッコイイ。クレジットによるとAdrian Tapiaとなっていますが、どんな人なのかよく知りません・・・
2はアメリカでファーストシングルになったゴキゲンなロックナンバー!S.ルカサーらしいハードなギターが楽しめます。
3は打って変わって哀愁系なミドルテンポナンバー。こういったもの悲しい曲ってボズは得意ですよね!
4はさらにシットリとした名バラードです。日本では「トワイライト・ハイウェイ」という題名で大ヒットしたそうですが、いかにも日本人好みしそうなナンバーですね。たしか自動車のCMソングに使われたんじゃなかったかな、と思います。ギターソロはかのサンタナさん!泣きのギターの真骨頂をきかせます・・
5まで全てD.フォスターが作曲にからんでますが、この曲は少し異色なややプログレ風な味付けの曲です。当時としてはかなり先端的なシンセサウンドではないでしょうか?
6は唯一、ボズの単独作です。ファンキーな中、D.ラズリーとB.チャンプリンのファルセットコーラスがいい感じを出してます。
実は個人的に、このアルバムの素晴らしさはこれからの最後3曲に典型的に現れている、と思っています。キャッチーでポップなメロディーラインが心地よい7。ひたすらメロウでリラックスムードの8。そしてハードに押しまくる9・・・・ボズの多方面にわたる魅力を十二分に示しています。
特に7で炸裂するルカサーのギターソロ、女性ボーカル(Rosemary Butler)との掛け合いの素晴らしさは印象的です。また8は彼の多くのバラードの中でも5本の指に入る名曲だと思います。そしてタイトな前奏から、サビのリフレインまでひたすら熱い9!この名盤を締めるにふさわしいゴキゲンロックでしょう
プロデューサーのビル・シュニー、多くのソングライティングに関わったD.フォスター、ルカサーやペイチなどTOTOのメンバーを中心とした素晴らしい演奏、それからちょっと顔を出すD.ラズリーの才能・・・これらが全て最高に絡み合った名作だと断言できますね~ホント最高
全曲いいけど、JOJOが一番好きです♪
是非「Other Road」も聴いてください。ボズがバイクにまたがってポーズしてるヤツです。
ちなみに先日のそちらのブログでブレイクしていたノリで見ますと、ボズとヒューイ・ルイスって似てますよね~?
コメントとTBありがとうございました。
ohiroさんの記事を拝見してたら無性に聴きたくなってきました(笑)
明後日から夏休みなんですが、じっくりAOR作品を色々聴こうかと思っています。
でも今夜は『Middle man』を聴きながら寝ることにします。
私は8日から1週間の夏休みです!特に遠出はしないので、聴きそびれたCDをまとめ聴きしようかな、と思いましたが意外に聴けないものですね。
でも、古いカセットを整理していて、懐かしいものがたくさん出てきました。こうしたことも夏休みの楽しみですかね~。