「まあ、いいか〜」と思える時は最善

人間は、「まあ、いいか〜」と「真から」思える時は最善だと感じます。
可もなく不可もなし。他人との因果も生まず。
老子と釈尊が最高の状態と断言された、「中道」「中立」も含んでいるからです。

でも、するべき事・出来る事をサボって、その結果ダメな時でも、「まあ、いいか〜」と思えれば良いのか？
そういう場合は、真から思えていない為に、後から不安に成るものです。
そして、現実にも良く無いことに成るかも知れません。

問題は、「真から」思えるか否かにカギが有ります。
真から思えるには、
・　自分が努力した過程からの、やり切った感がある。
・　自分の最大の努力なしに、真から「まあ、いいか〜」とは思えないのが人間。
・　無理にでなくて、「素直に」思えることが条件。

このようなことを感じます。
「真から」というのは、本当の自分（真我）であり、内在神からの思いであるのが真相です。
だから、真から「まあ、いいか〜」と思えた事は、最善であり、それで良い、と後からの結果も成ります。

生活の中で不安が多い。これは、
・　本当の自分（真我）が納得していない。
・　するべき努力をしていない為（結果は関係ない）。
・　内在神（良心）が認めていない生活だから。
このようなことも言えます。

人間は人生の最後に、色々なことが有ったとしても、
・　これで良かった。
・　まあ、いいか。
こう思えた人は、成仏が出来ます。

このような心境で死ねる為に、普段の生活の中で「まあ、いいか〜」と思えるように「練習」をしているのが人生だと感じます。
この練習体験が不足していますと、死ぬ時に、
・　どんなに「まあ、いいか～」と思い込もうとしても無理です。
・　コノ世への未練と「後悔」が切れません。

コノ世への未練が継続する間は、肉体に残存する痛みも継続するのが霊体の仕組みです。
死ねば終わりと思っていた人は、死んでも苦悩も痛みも継続し、何も終わりでは無かったことに驚いて、焦り、苦悩します。　

終わりなど無く、「継続しか無い」ことが真相なのです。
でも、死後に分かった時は、既に遅いのです。長い固定期間（アノ世）が始まります。

今の苦悩が出来る生きている最中とは、本当に素晴らしいプレゼント期間なのです。
いくらでも改心も、やり直しも、喜びも、改善も体験することが可能です。
誰もが生きている最中は、「まあ、いいか〜」と真から思えるように生活し、先祖（遺伝子の集合体）に感謝が出来れば十分です。

そういう人の最期は、色々と問題は有ったが「これで良いのだー」と「真から」思いながら天国に引かれて（本当に重力の引力と同じです）逝きます。


（カレンダーの意味は「９月の自然観察日」参照）
＊　今日１９日から明日の新月は、注意して静観を。

生かして頂いて　有り難う御座います

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