みんなが知るべき情報gooブログ

脱原発、反戦、平和、健康情報!トランプ大統領誕生を早くから支持!プーチン大統領は2016年から支持!記事に!

恐ろしいことだ デク同然の首相に「決断」させていいのか、この国はすでに安倍独裁だ。欧米なら‥‥

2013-08-25 20:44:59 | 政治
恐ろしいことだ デク同然の首相に

  「決断」させていいのか、

この国はすでに安倍独裁だ。

  欧米なら考えられない国民の沈黙。


消費税増税について「決断」するとしている。

◆「有識者会議」を独裁の道具に使う悪質

有識者会合は、国民に増税を納得して
もらうためのアリバイ作り、茶番ですよ。

財務省に支えられている安倍首相が、
財務官僚の悲願である消費税増税を潰すはずがないでしょう。

日本で暮らしている限り、
子供から老人まで、有無を言わさず課税される。

ギリギリの暮らしをしている
貧乏人ほど負担が重い、“逆進性”の強い税制である。

【欧米なら考えられない国民の沈黙】


ブログランキング・にほんブ ログ村へにほんブログ村


「日々担々」資料ブログより日刊ゲンダイ2013/8/24
……………………………………………………………………‥

恐ろしいことだ デク同然の首相に「決断」させていいのか この国はすでに安倍独裁だ
(日刊ゲンダイ2013/8/24)

「来年4月に消費税を上げるべきか」――。
9月末の最終決定まであと1カ月。

今ごろになって、上げる、上げないの議論が再燃している。

安倍首相は、あさって26日から31日まで6日間連続で開く
「有識者会合」の結論を参考にして、消費税増税について「決断」するとしている。

「政府は、学者やエコノミストなど59人の有識者からヒアリングする予定です。
メンバーには、地方在住者や若者、女性、消費者代表も含まれている。

司会役の甘利明経済再生相は、
〈専門家から、肌感覚で景気を感じている方まで幅広く意見をうかがう。

年齢も28~88歳と幅広い〉と胸を張っています。
9月2日に聴取結果を安倍首相に報告することになっています」(霞が関事情通)

しかし、「有識者会合」を開こうが、開くまいが、来年4月から消費税率をアップすることは動かない。
大手メディアは〈消費税増税 59人どう語る〉〈政府、慎重論に配慮〉などと、
あたかも「有識者会合」によって、
消費税増税が「凍結」される可能性があるかのように報じているが、バカも休み休み言え、だ。

有識者59人へのヒアリングは、税率アップのための“アリバイ”なのはハッキリしている。
「有識者会合は、国民に増税を納得してもらうためのアリバイ作り、茶番ですよ。

国民の声に耳を傾けましたよ、というパフォーマンス、演出です。

そもそも、59人のメンバーは政府が選んでいるのだから“反対”という結論になるはずがない。実際、“賛成派”は、経団連会長を筆頭に30人を軽く超えている。

財務省に支えられている安倍首相が、
財務官僚の悲願である消費税増税を潰すはずがないでしょう。

自民党も、増税を既定路線にして動いています。
もし、凍結するなら10月の臨時国会に“増税凍結法案”を
提出し、成立させなければならないが、その準備をしているフシもない。

59人の有識者だって、来年4月から消費税増税が
実施されることは分かっていますよ」(政治評論家・山口朝雄氏)

9月2日に聴取結果を報告された首相は、
「さまざまな国民の皆さまの声を参考にさせていただく」と
恭しく答え、その1カ月後に消費税増税を「決断」するシナリオになっている。

◆欧米なら考えられない国民の沈黙

しかし、こんな茶番が許されるのか。あまりにバカにしている。
消費税増税は、すべての国民に関わることだ。

日本で暮らしている限り、子供から老人まで、有無を言わさず課税される。
ギリギリの暮らしをしている貧乏人ほど負担が重い、“逆進性”の強い税制である。

なのに、わずか59人の有識者と呼ばれるワケの分からない連中と、まともな歴史認識もない自民党の政治屋たちが「談合」し、消費税増税を実施しようなんて冗談じゃない。
しかも、大新聞テレビは、その談合を批判するどころか、ただ傍観しているだけだから、どうかしている。
このままシナリオ通り、消費税率が8%、10%とアップされたら、日本経済はガタガタになってしまうだろう。

それなのに、なぜ、経営者も、消費者も、労働者も反対の声を上げないのか。黙っていたら、自分たちの暮らしも破壊されてしまうのに、沈黙しているのだから不思議でならない。

「いま消費税率をアップしたら、再び不況に逆戻りし、税収も減る恐れがあります。そもそも、消費税増税は、年金や医療を充実させるために実施するはずだった。政府は〈税と社会保障の一体改革〉だと説明していた。国民も『社会保障費の財源を捻出するためなら仕方ないか……』と、渋々受け入れた。ところが、安倍首相は、年金をカットし、医療費の自己負担を増やすなど、社会保障を削減しようとしているのだからだまし討ちもいいところです。もし、欧米の先進国で同じことが行われたら、国民は黙っていないでしょう。有識者会合がどんな結論を出そうが、間違いなく“政権打倒”の激しい抗議デモが起こる。なのに日本の国民は、おとなしすぎます」(山口朝雄氏=前出

国民のなかには財務省のプロパガンダだとも気づかず、インテリぶって「財政再建のために消費税は必要だ」とシタリ顔で解説する者までいるのだから話にならない。大本営発表をうのみにして、日本は戦争に勝つと信じ込んでいた戦前から少しも成長していない。大手メディアが真相を伝えないのも原因だろうが、日本人の政治意識は低すぎる。
これでは、いいようにやられるだけだ。

◆「有識者会議」を独裁の道具に使う悪質

すでにこの国は、安倍首相のやりたい放題になっている。事実上の「安倍独裁」と言っていい。
しかも、首相が姑息なのは、それこそ「ナチスの手口」を学んだのだろう、国民に独裁だと気づかれないように巧妙にやっていることだ。

消費税増税を強行するためのアリバイとして使っている「有識者会合」も、手口のひとつだ。
政府にとって都合のいい有識者を選び、第三者の中立的な議論を装わせて答申を出させ、まるで答申を尊重したかのように自分のやりたいように決めてしまう。
恐ろしいことにこの男は、夏休みに帰省した時、こう宣言している。
「総理大臣は万人から拍手を得ることはできない。批判を恐れず決断する」

この先、国民を無視して、消費税も、TPPも、改憲も「決断」していくつもりだ。
「これまでも、有識者会議を隠れみのにした政権はありました。それでも、衆参がねじれている時は、国会という壁があったので、好き勝手はできなかった。しかし、いまは自民党が衆参で圧倒的多数を握り、しかも首相に逆らう者は自民党内に誰もいない。大手メディアも傍観しているだけ。安倍首相がこれをやる、と決めたら、なんでも通ってしまう状況です」(政治評論家・本澤二郎氏)

しかし、木偶(でく)同然の男に次々に「決断」させていいのか。ほんの6年前、無責任に政権を放り投げた、あんなぶざまな男がこの国を好き勝手に変えていくなんて、たまったものじゃない。日本はどこまでも破壊されてしまう。国民はもう一度、よく考えるべきだ。

日刊ゲンダイ2013/8/24

※この貴重な媒体を応援しよう!
http://e.gendai.net/
http://bit.ly/LFNwYk

恐ろしいことだ デク同然の首相に「決断」させていいのか この国はすでに安倍独裁だ | 「日々担々」資料ブログより


福島原発事故から逃げ続け、手を打たない 【安倍首相の無責任】さには驚くばかりだ!! 天木直人

東京電力で滅亡するこの国 福島原発と間もなく心中必至 安倍政権とグルの大新聞テレビ、原発党日本人

ブログランキング・にほんブ ログ村へにほんブログ村



詐欺安倍自民党公約ポスター、TPP反対ポスター


安倍偽総理が統一教会の雑誌の表紙に!! 霊感詐欺商法の宗教団体と 日本国総理!!誰が選んだ日本人。

↓↓ポッチお願いします。
ブログランキング・にほんブ ログ村へにほんブログ村



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

福島原発事故から逃げ続け、手を打たない 【安倍首相の無責任】さには驚くばかりだ!! 天木直人

2013-08-25 19:08:23 | 脱原発
福島原発事故から逃げ続け、手を打たない

 【安倍首相の無責任】さには驚くばかりだ!!

天木直人



天木直人のブログより

深刻な問題が汚染水が漏れ続けているだ。

 それに対して対応策が見つからないままである。

本来なら首相自らが先頭に立って

  指揮、命令しなければならない時である。

 そんな時に、外遊などしてる場合か。

放射能汚染水漏れは

  原発事故の二次災害だ。あらたな事故だ。

 そして、その対策の緊急必要性は誰もが認め、指摘しているところだ。

それに対してこの国の指導者である

  安倍首相は何も手を打とうとしない。


image

ブログランキング・にほんブ ログ村へ
にほんブログ村

天木直人のブログ 2013・8・25より

【福島原発事故から逃げ続ける安倍首相の無責任さには驚くばかりだ】


 長い夏休みをとるのはいい。
しかし休みをとったら公務に専念すべきだ。

 そしてその事を安倍首相自ら公務復帰後の記者会見で国民の前で語ったばかりだ。
ところがその安倍首相がきのう24日から中東・アフリカに出発した。

 夏休みのは外遊だという。
公務に専念するというのはウソだったのか。

 そう思っていたらきょう8月25日の東京新聞を読んでわが目を疑った。
政府専用機で羽田空港を出発する前に記者団にこう答えたというのだ。

 「日本にとって死活的(に重要)な中東地域を訪問し、包括的な関係を強化していきたい」と。

 これはもはや悪い冗談だ。

 バーレーン、クウェート、カタール、ジブチのどこが日本にとって死活的に重要だというのか。

 それよりも、なによりも、このタイミングで外遊する無責任さはどうだ。

 安倍首相は間違いなく放射能汚染水漏れについて逃げ回っている。

 日本と言う国の存亡がかかっている放射能被害について、収束するどころか被害が広がっているのが現実だ。

 そのもっとも深刻な問題が汚染水が漏れ続けているだ。
それに対して対応策が見つからないままである。

 本来なら首相自らが先頭に立って指揮、命令しなければならない時である。
そんな時に、外遊などしてる場合か。

 福島原発事故当時の首相や東電社長らは、あの事故を当時想定することは誰も出来なかった、と言う理由で起訴を免れた。

 それはいいだろう。

 しかし放射能汚染水漏れは原発事故の二次災害だ。あらたな事故だ。

 そしてその対策の緊急必要性は誰もが認め、指摘しているところだ。

 それに対してこの国の指導者である安倍首相は何も手を打とうとしない。

 信じられないことだ。

 その結果、あらたな被害と犠牲は必ず起きる。

 このままいけば今度こそ安倍首相は訴追を免れないのではないか。

 外遊などしている場合か。

 なぜ誰もその事を指摘しないのだろうか(了)

天木直人のブログより
Blog(ブログ) | [公式] 天木直人のブログ
http://www.amakiblog.com/blog/


ブログランキング・にほんブ ログ村へ
にほんブログ村



詐欺安倍自民党公約ポスター、TPP反対ポスター


安倍偽総理が統一教会の雑誌の表紙に!! 霊感詐欺商法の宗教団体と 日本国総理!!誰が選んだ日本人。

東京電力で滅亡するこの国 福島原発と間もなく心中必至 安倍政権とグルの大新聞テレビ、原発党日本人

↓↓ポッチお願いします。
ブログランキング・にほんブ ログ村へ
にほんブログ村





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

卵、減量食に毎日 3ヶで、脂質バランスが改善され、糖尿病のもとになるインスリンの分泌が改善。武田邦彦

2013-08-25 17:08:44 | 脱原発
卵、減量食に毎日 3ヶで、 脂質バランスが改善され、

 糖尿病のもとになる

インスリンの分泌が改善。武田邦彦


メタボリック症候群患者の減量食に
毎日卵3ヶを食べさせると、脂質バランスが改善され、

糖尿病のもとになるインスリンの分泌が改善されたとの報告がでた。

卵を食べた方が良いと言う、これまでと逆の結果だ。

最近、増えてきてサラリーマンの6%も
病気にかかっていると言われる「ウツ」はコレステロールが不足したときに増える。

なにしろコレステロールは必要だから
体内で合成され、食品からとる量が少ないと、

体が頑張って合成をしなければならないので、
あまりに少ないと、それがストレスになるのも当然だ。


ブログランキング・にほんブ ログ村へ
にほんブログ村

武田邦彦ブログより
…………………………………………

【健康】 卵とコレステロール

「tdyno.367-(8:55).mp3」をダウンロード
卵好きの人には罪なことだ。

「メタボリズム」という医学雑誌の論文に、メタボリック症候群患者の減量食に毎日卵3ヶを食べさせると、脂質バランスが改善され、糖尿病のもとになるインスリンの分泌が改善されたとの報告がでた。

卵を食べた方が良いと言う、これまでと逆の結果だ。

12週間の実験だが、なにしろ卵を3つも食べるから、それまでの生活に比べると2倍以上のコレステロールをとっている計算になる。

実験期間が終わってみると、卵3つを食べていたグループは善玉コレステロール(HDL)が上昇し、悪玉コレステロール(LDL)が減少した。さらに動脈硬化性疾患リスクに関係する「LH比」も大きく改善し、インスリンの改善指標の「HOMR-IR」も下がった。

メタボ、血圧、コレステロール、痛風の尿酸、タバコなどに共通に見られるように、厚労省が指導する「医学」の「健康」はムチャクチャであることが良くわかる。

この論文一つで「卵が良い」というわけではない。少し前まで「卵は栄養のバランスが良く、積極的に摂った方が良い」と言われていたのが、メタボの出現と共に「卵はコレステロールを増やす」と言われて、卵の消費量が格段にへった。

「卵にコレステロールが多い」ということと、「卵を食べるとコレステロールが増える」というのは違う。初歩的な科学の間違いを厚労省も栄養学者(御用学者)も社会に発信し、それを平気でNHKなどが報道するからだ。

もともとコレステロールには「悪玉」も「善玉」もなく、今、悪玉と言われているものはコレステロールの移動状態もので、人体には必須だ。さらにコレステロールは人体に必要なもので、食物からとることもできるが、多くは体内で合成する。

だから、食物からコレステロールを多く摂った場合には、体内で合成する量が減り、少ない場合は体内で合成する量を増やす。体内合成量は約70%とされる。

「禁煙運動」も同じだが、科学に「善悪」はない。それを体内にもともとあるコレステロールを「善玉、悪玉」と呼ぶ心にそもそも非科学性がある。

卵を3つ食べれば、その分だけ他の物を減らしてバランスを取るのは当然だが、とんだ濡れ衣を着せられたものだ。

ところで、悪玉と言われるコレステロールが減ると、死ぬことが多くなる。このグラフは実にハッキリとその傾向を示している。


そればかりではない。最近、増えてきてサラリーマンの6%も病気にかかっていると言われる「ウツ」はコレステロールが不足したときに増える。なにしろコレステロールは必要だから体内で合成され、食品からとる量が少ないと、体が頑張って合成をしなければならないので、あまりに少ないと、それがストレスになるのも当然だ。

なんと言っても、コレステロールは細胞膜を作るのだから、どうしても体に必要だ。現在の厚労省の基準は、「健康」は無視して、とにかくコレステロールを悪者にしている。コレステロールの病気があるなら、それはコレステロールの量ではなく、体内合成が調整できなくなったときで、その方を直さなければならない。

医学者、頑張れ!

(平成25年8月24日)

武田邦彦

(C)武田邦彦 (中部大学) 引用はご自由にどうぞ
より転載 音声もコチラ↓↓
http://takedanet.com/2013/08/post_1d64.html


コレステロールが低いと 【ガンや精神病‥‥自殺‥‥】のリスクが高まる!!武田邦彦

コレステロール、ストレスには有効【心に効く栄養素、実は脳の神経伝達に必要】

↓↓ポッチお願いします。
ブログランキング・にほんブ ログ村へ
にほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

汚染水「水で冷やすというやり方はそろそろ諦めるしかない 」金属で冷やす。小出裕章氏

2013-08-25 13:33:30 | 脱原発
汚染水「水で冷やすというやり方はそろそろ諦めるしかない」金属で冷やす。 小出裕章氏

「水で冷やすというやり方はそろそろ諦めるしかない」

と私は思うようになりました。

小出:私は事故直後からヨーロッパの方々が
忠告をしてくれたやり方なのですけれども、

最近はまた日本国内の方も私にそういう
忠告をくださるようになりましたが、

「金属で冷やそう」という。小出裕章氏



8/23報道するラジオ「福島第一原発事故 汚染水の問題は」(文字起こし)

報道するラジオ「福島第一原発事故 汚染水の問題は」小出裕章氏

汚染水300トンとは‥‥

小出:広島原爆がまき散らしたセシウム137あるいは
ストロンチウム90と同じようなものを今、漏らしたという事ですね。

水野:はぁ。

小出:それがただ300トンだと言っているだけであって、
福島第一原子力発電所の敷地の中にはもうすでに43万トンもの汚染水が溜まっているのです。

水野:43万トン溜まっているんですか!

小出:はい。

水野:はぁー

平野:これはもう、なんか一種の池とか沼のような状態ですね、全体を上から見たら。

小出:はい。
もう、今私はもう、福島の敷地が放射能の沼のように思えてしまいます。

平野:これでもう、ここで作業すること自体がもう、…なんか危ういんですね、危ないですね。

小出:そうです。
もう毎日現場で働いている作業員の方々が被ばくをしながら向き合って下さっているわけで、
本当に危うい状況だと私は思います。

小出:今、福島第一原子力発電所の中で、原子炉と私たちが呼んできたもの。
そこの炉心が溶けてしまっているという事が2011年3月11日から進行しているのですね。

で、炉心というところにはウランというものがあって、
それが核分裂をしてエネルギーを出して、それで発電をするという事をしてきました。
ウランという物質は地球上にどこにでもありますし、放射能を持った物質です。

ウランはもともと放射能を持っている物質で、生命体にとって危険なわけですけれども、
そのウランを核分裂させてしまうと、放射能の量が一気に1億倍に増えてしまうのです。
もう、モーレツな発熱体になってしまうという事になります。

水野:これ以上汚染水が増えたらどうなると思いますか?
リスナーの方は、「もう収束作業ができなくなって、破局に至りませんか?」
って、聞いていらっしゃるんですけれども。

小出:はい。
要するに、これまで日本の政府が福島第一原子力発電所の事故で、大気中に放出した放射性物質
セシウム137という放射性物質を尺度にしていますが、
168発分だと言ってきたんですね。

でも汚染水の中にはそれの10倍以上のものがもうあるのです。
それが今、海へ向かって流れようとしている訳ですから、
それを何とか防がなければいけないという事が、私たちのやるべき仕事なのです。

でもやろうとすると、敷地の中全体がもう放射能で汚れてしまっていますので、
その作業に携わって下さっている労働者の被ばくが毎日のように積み重なってきてしまっているのですね。

ですから、なんとかその労働者の被ばくも減らしながら、海へ汚染水を流さないという、
抜本的なというか、なにか別の方策を探さなければいけないのではないかと、私は思うようになりました。

平野:
それは、国が本当に取り組まなければだめなんですけど、
そういう気構えとか、現実的に体制とかそういうものが全く見えてこないですよね。

小出:多分ないと思います、今では。

平野:これはしかし、それを言い続ける、メディア含めてそれを言い続けるしかないんですけれども、

小出:はい、是非ともお願いしたいと思います。

ここまで日々物語より抜粋引用


日々物語より 報道するラジオ「福島第一原発事故 汚染水の問題は」小出裕章氏1
http://blogs.yahoo.co.jp/koiuta48/9676565.html

日々物語より 報道するラジオ「福島第一原発事故 汚染水の問題は」小出裕章氏2
http://blogs.yahoo.co.jp/koiuta48/9676573.html

ブログランキング・にほんブ ログ村へ
にほんブログ村

報道するラジオ「福島第一原発事故 汚染水の問題は」小出裕章氏1

2013/8/25(日) 午前 10:03 日々物語より(全文)

「水で冷やすというやり方はそろそろ諦めるしかない」と私は思うようになりました。小出裕章氏8/23報道するラジオ「福島第一原発事故 汚染水の問題は」(文字起こし)
報道するラジオ「福島第一原発事故 汚染水の問題は」
小出裕章氏

image
↓↓クリック
YouTubeで「130823 報道するラジオ「福島第一原発事故 汚染水の問題は」小出裕章」を見ませんか

2013年8月23日

今日は福島第一原発の汚染水を特集しますが、
まず今日の動きから千葉アナウンサーに伝えてもらいましょう

千葉:
それでは福島第一原発関連のニュースをお伝えいたします。
福島第一原発で汚染水漏れのトラブルが相次いでいる事態を受け、
原子力規制委員会は今日、現地調査を行いました。
福島第一原発では、今月19日
タンクからとしては過去最大となる300トン以上の汚染水が漏れていることが明らかになり、
一部は排水溝を通じて海へ流れ出た可能性があります。

さらに昨日、東京電力が同じ構造のタンクおよそ300基について総点検したところ、
別のエリアのタンクの周辺2カ所でも、非常に高い放射線量が測定されました。
タンクの底の部分で、1時間当たり100ミリシーベルトと、70ミリシーベルトだったという事で、
非常に高い数字です。

原子力規制委員会は今日現地調査を行い、
漏れたタンクなどを確認したほか、
地下水を通じて汚染水が漏れている海沿いで地下水のくみ上げ作業を視察しました。

また、1号機から4号機の建屋にたまった汚染水がどのように海側に流れているかを調べるため、
比較的構造が似ていて汚染が少ない5号機、6号機側の地下の構造を確認しました。

建屋の地下内は配管などを通す地下のトンネルがいたるところにあり、
こうした場所を通じて汚染水が海に漏れだしていると見られます。

現地調査を行った原子力規制委員会の更田豊志委員は
「漏えいを前提とした対策が取られていたとは思えない。点検がずさんだったと言わざるを得ない」
と話しました。

原子力規制委員会は今日の調査を踏まえ、
来週火曜日に具体的な対策について議論する予定ですが、
現場では今日も、今回漏れたものと同じ構造のタンクの建設が続いていたという事です。

タンクからの水漏れというのはこれでもう5回目なんですけれども、
水が増え続けているから、早く作れるこのタイプのタンクをつくり続けて、
汚染水を収容していくという事なんですね。

水野:
でも、このタイプのタンクは寿命が5年とか・・・と聞きますね。
仮設のものなんですね、あくまでも。

千葉:
そうなんです。
接続の部分がゴムでできていまして、まァ5年という事なんですけれども、
それでもとにかく早く作れるから作り続けるという状況だそうです。

水野:まだ2年と少ししか経っていませんのにね。

千葉:漏れてもいるんですけどね。

水野:はい。
千葉アナウンサーがお伝えしました。
今福島第一原発で本当に何が起こっているのか?
今日は京都大学の小出裕章先生にも伺います。
また、海の状況についても伺っていこうと思っております。
03:44~
YouTubeで「130823 報道するラジオ「福島第一原発事故 汚染水の問題は」小出裕章」を見ませんか

ブログランキング・にほんブ ログ村へ
にほんブログ村

水野:今日の特集「福島第一原発事故 汚染水をどうする」
今日は京都大学原子炉実験所助教、小出裕章さんとお電話を結びます。
小出さん今晩はどうぞよろしくお願いいたします。

平野:今晩はよろしくお願いします。

小出:はい、平野さんこんばんはよろしくお願いします。

水野:多くのリスナーの方から小出さんのお話を伺いたいというお便りを頂いていました、
まずは
「東電は何であんなにウソをつくんでしょうか。
最初は汚染水が120リットルと言っていたのに、二日したら300トンですか!?」と。
昨夜になったら別のタンクからも漏れているっていう話ですね。
今何が起こっているのか、今日は教えていただきたいんですけれども、
まず、汚染水って、何でそんなに増え続けているんですか?

小出:
今、福島第一原子力発電所の中で、原子炉と私たちが呼んできたもの。
そこの炉心が溶けてしまっているという事が2011年3月11日から進行しているのですね。
で、炉心というところにはウランというものがあって、
それが核分裂をしてエネルギーを出して、それで発電をするという事をしてきました。
ウランという物質は地球上にどこにでもありますし、放射能を持った物質です。

みなさん、この地球という星が、単に私たちがこう、
表面で生活出来ていて、命の星だと思われていると思いますが、
地球の内部を考えてみると、ドロドロに溶けているのですね、今でも。
マグマというものがごく近くにあって、火山で噴出してくる訳ですし、
コアという部分はもう、全部が溶けてしまっているという、そういう星なんですね。
それはなんで溶け続けていられるか?というと、
ウランとか、トリウムとか、カリウムというものもありますけれども、
要するに放射能があって、それが熱を出しているからなんです。

ウランはもともと放射能を持っている物質で、生命体にとって危険なわけですけれども、
そのウランを核分裂させてしまうと、放射能の量が一気に1億倍に増えてしまうのです。
もう、モーレツな発熱体になってしまうという事になります。

2011年3月11日に地震と津波で襲われて、
福島第一原子力発電所はウランの核分裂反応自信は止めたのですけれども、
でも1億倍にも増えてしまった放射能がそこにあるが為に、
炉心でずーっと発熱を続けてしまう事になっていたのです。

ですから何とかそれを冷やさない限りはドロドロに溶けてしまうと。
それはもう宿命なのです。

水野:「今もずっと冷やし続けているんですか?」とリスナーが聞いて下さっていますが

小出:そうです。
ですから、何が何でも冷やし続けなければ溶けてしまうという、
そういうものを相手に私たちは今戦っているのです。
2011年3月11日の事故が起きて以降、
とにかく大量に作ってしまった放射性物質が熱を出し続けていましたので、
まずは冷やして溶けないようにしなければいけないという事が起こりました。

水野:
ずーっと冷やし続けているんですね。
ただ、その汚染された水はですね、
東電は建屋でちゃんと回収して、それを放射性物質を除去して、もう一回格納容器に冷却水として使うから、
ぐるぐる回すので汚染水は増えないはずじゃなかったんですか?

小出:東京電力の説明はそうでしたけれども、炉心を冷やそうとして水を外から入れているんですね。
そうすると、水が汚染する事自身は避けられません。
そして本来は炉心というものは原子炉圧力容器という圧力釜の中にあったのですが、
圧力釜自信ももう溶けて穴があいてしまっていますし、
その外側にあった、放射能を閉じ込める最後の防壁として設計された格納容器も、
もう多分そこいら中で穴があいてしまっていて、いくら水を入れても全部漏れてきてしまう。

水野:だだ漏れですね。

小出:そうです。
それで、漏れてきたミスは何処へ行くかといえば、
原子炉建屋という、皆さんが写真で見る四角い建物ですね。
その建物の地下に溜まってしまったり、
あるいはそこと繋がっているタービン建屋という建物の地下に溜まってしまったり、
あるいはさらにその外側に、
トレンチとかピットとか立抗と呼ぶ地下のトンネルの様なものが張り巡らされているのですけれども、
そういうところにずーっと溜まってしまってきていたのです。

それは2011年3月の段階で「すでに10万トンも溜まっている」という状態になっていました。
4月の初めにその一部が、ピットというところがあって、
海に向かってジャージャーと滝のように汚染水が流れている事が目に見えたのです。
ご記憶の方もいらっしゃるかもしれませんが、
「これは大変だ」という事で、東京電力はそこを大変な苦闘をしながらふさいだのです。

ところがその塞いだ途端にマスコミの方々は、
「ああ、これで汚染水の漏れは防いだ」と思ったのかもしれませんが、
そんなことはあるどおりが無いのです。

コンクリートというのはもともと水を蓄える・漏らさないという力はありませんし、
福島第一原子力発電所の場合には大きな地震に襲われて、そこいら中にひび割れが生じているはずで、
目に見えなくても地下で汚染水はもうダダ漏れだったのです。

ですから、なにか今みなさんは汚染水問題が大変だと思われたようですし、
マスコミもここへ来て初めての様な顔をして、汚染水問題の事を報道しているわけですが、
もう2年半にわたってダダ漏れのままずーっと汚染水は漏れてきていたのです。

水野:
毎日汚染水は400トン増加しているという計算もありますよね、
ドラム缶2000本分です。

小出:
そうです。
それはあの、地下水というのはどこにでもあるわけで、
コンクリート構造物がひび割れている限りは、
中から外にも漏れるし、外から中にも入ってきてしまうという事は当たり前な事なのであって、
地下水がどんどん、どんどん中へ入ってきてしまいました。

だから「循環しています」と言っても、
外から中へ入ってくるものを考えれば、
どんどん、どんどん増えていってしまうという事になってきてしまったのです。

水野:
今回問題になっているタンクの水で言うと、
1リットル当たり8000万ベクレルだそうですが、
これはどれ位の危険のあるものなんでしょうか?

小出:
その8000万ベクレルの正体は、
私はストロンチウム90という放射性物質だと思います。
そのストロンチウム90という放射性物質を、もし、事故ではなくて、
たとえば私がいる京都大学原子炉実験所から外に流そうとすれば、
1リットル当たり30ベクレルを超えたらもう外へは流せません。

水野:1リットル当たり30ベクレルが限界、今回はその・・・え・・

小出:8000万ベクレルですから、ま、約300万倍という、

水野:300万倍。はぁ

小出:
もう、想像することも難しいほどの猛烈な汚染水というものが、タンクの中に溜まっているわけですし、
どんどん、どんどんそれが、毎日のようにたまってくるという状態になっているのです。

水野:
これ300トンで24兆ベクレルというふうに計算できるんですけど、
24兆ベクレルが流れ出しているというのは、どういう意味なんですか?

小出:
それもみなさん、24兆ベクレルと言っても全然実感が湧かないと思いますが、
24兆というのはですね、10を13回掛け合わせるというのが10兆という桁になります。

それで、広島の原爆がまき散らしたセシウム、あるいはストロンチウムというのは、
10を13回掛け合わせた量です。

水野:はぁ!

小出:
ですから今10を13回と私は言ったんですね。
24兆というのは。
ですから、ほとんど要するに
広島原爆がまき散らしたセシウム137あるいはストロンチウム90と同じようなものを
今、漏らしたという事ですね。

水野:はぁ。

小出:
それがただ300トンだと言っているだけであって、
福島第一原子力発電所の敷地の中にはもうすでに43万トンもの汚染水が溜まっているのです。

水野:43万トン溜まっているんですか!

小出:はい。

水野:はぁー

平野:これはもう、なんか一種の池とか沼のような状態ですね、全体を上から見たら。

小出:
はい。
もう、今私はもう、福島の敷地が放射能の沼のように思えてしまいます。

平野:これでもう、ここで作業すること自体がもう、…なんか危ういんですね、危ないですね。

小出:
そうです。
もう毎日現場で働いている作業員の方々が被ばくをしながら向き合って下さっているわけで、
本当に危うい状況だと私は思います。

                                         
        つづく

転載元 転載元: 幸せの青い鳥

日々物語より
http://blogs.yahoo.co.jp/koiuta48/9676565.html

ブログランキング・にほんブ ログ村へ
にほんブログ村

報道するラジオ「福島第一原発事故 汚染水の問題は」小出裕章氏 2

2013/8/25(日) 午前 10:04

水野:
1リットル当たり8000万ベクレルの汚染水の周りで作業したり、
たとえば手を突っ込んでしまったりしたら、どうなるぐらいのものですか?

小出:
それは状況によるのですけれども、
ストロンチウム90という放射性物質は、ベータ線という放射線しか出さないのです。
ですからタンクという鋼鉄の容器に入っている限りは大きな被ばくをしなくて済むのですけれども、
それが漏れてきてしまって、地面の上に水たまりになってしまっているという事になりますと、
ベータ線もかなり空気中でも飛びますので被ばくをしてしまうという事になってしまいます。
で、もちろんそれを身体に付けてしまいますと、皮膚が被ばくをしてしまいますし、
作業員の方々は十分に注意をしながら作業をしてもらいたいと思います。

水野:これ水たまりに最初120リットルでしたでしょ?

小出:(笑)はい。

水野:それが、日があらたまったら、タンクの水位の低下から300トンという事に訂正されました。

小出:はい。

水野:
じゃあ、300トンから120リットルを引いたその差ですよね。
299トン880リッターっていうんですかね、kg。
これ、どこに行ったんですかね?

小出:
はい、堰に中に。
堰という、コンクリートでこぼれないようにしている構造物があるのですが、
その中に残っているというものもあると思いますし、
多分大部分はバルブから外に流れて地面に染み込んだんだと私は思っています。

水野:地面に染み込むとやがて海へ流れますよね

小出:
そうです。
先ほど平野さんも全体が沼のようになっているとおっしゃったけれども、
敷地全体が放射能で汚れた沼のような状態になってしまっていて、
そこにどんどん地下水が流れ込んでいる訳ですから、
もちろん海へ流れ込んで行ってしまうと思っています。

水野:
この問題についてはね、
タンカーを持ってくるべきだという事を、もう事故の直後から小出先生はおっしゃっていましたが、
これは何とも、動きませんでした。
で、今度は浄化装置のアルプスというものを動かすんだと、
こういう話もあったんですけれども、これもうまく動きませんね。ん・・・

小出:そうです。

水野:
ただ、これからどうすれば、
この、タンクに入っている、やっと、ま、確保できた汚染水を外へ逃さないでいけるのか?
いかがでしょう?

小出:
わかりません。
今東京電力がやっているのは、
ひたすらタンクにためようとして、これまで40万トン分ぐらいのタンクをつくってきたのですけれども、
それも非常に応急的なタンクであって、溶接して作ったタンクではありません。
鋼板をただボルトでつないでですね、間にパッキンが入っているというような応急的なタンクですので、
ま、今もうすでに漏れてしまっているわけですし、
これからもどんどん漏れていくだろうと、私は思います。
そして今もどんどん汚染水が増えているわけですし、
東京電力は80万トン分までタンクを作ると言ってはいますけれども、
いずれにしても敷地には限界がありますので、
いつかは海へ流すことになってしまうと思います。

平野:規制委員会の田中委員長は、もうそうせざるを得ないみたいなニュアンスで話されていますよね。

小出:はいそうです。

平野:しかしそれでいいかどうかは大変疑問に思いますし、

小出:今までのようなやり方は決してやってはいけないと私は思います。

平野:
それと、地下水のバイパスを通す計画というのも、
敷地を通さずに地下水をいきなり、こう海へ流すみたいな計画もね、

水野:
あ、地下水が汚染される前に、先にそれをくみ上げて、海へ流そうという計画ですよね。
つまり、いままでお話ししていたタンクの中の水ではなくて、
他にも汚染水って、今お話しいただいたようにいろんな形であるわけですね。

小出:そうです。

水野:
地下水がどんどんどんどん、汚染をされてしまっている。
これは、今平野さんがおっしゃったこのやり方、汚染される前に海へ出すというのはどうなんですか?

小出:
汚染の現場に入る前の地下水を、
汚染をする前に海へ流すことは私はやるべきだと思います。
どうにも、もうこうなってしまった限りは、少しでも汚染を少なくするしかないわけですから、
それが本当にいいかどうかというのは疑問はありますけれども、
でも、やるべきだと思います。

水野:でも地下水というのは、全く汚染されていないところで

小出:
ではないですよね。
ですから、完璧に私がそれを支持するわけではありませんけれども、
本当にどうしていいのか分からないような困難な状況にありますので、
少しでも海へ汚染を流さないという方策は考えなければいけませんし、
私は、今この場所できちっとご説明できないと思いますが、
もう水で炉心を冷却するという事を止めなければいけないのではないかと思うようになりました。

水野:は?だって、水で炉心を冷却しなかったら、破局的な事になるんでしょ?

小出:
そうですね。
私もそう思ってきましたし、事故直後は海水でも良いし、海水もないなら泥水でもいいから、
「とにかく水を入れて冷やしてください」というように私は発言もしてきたのですけれども、
2年半たちまして、放射能自身も随分減衰というか、減ってきてくれていますし、
発熱量も減っていますので、
水以外の物質という事を考えて、
これ以上汚染水を増やさないという事を考える時に来たと私は思います。

平野:それはたとえばどういうものが想定されるんですか?

小出:
私は事故直後からヨーロッパの方々が忠告をしてくれたやり方なのですけれども、
最近はまた日本国内の方も私にそういう忠告をくださるようになりましたが、
「金属で冷やそう」という。

平野:金属

小出:
具体的には鉛とかですね、ビスマスとか、そういう重金属の類を、
多分溶けてしまって、どこかにあるだろうと思われている炉心のところに送ってですね、
その金属の、冷却材というか、熱伝導を使って炉心を冷やそうという、そういう発想があるのです。
それが本当にうまくいくかどうかという事も私は確信は持てないし、
これまでそんな事をやった試みも人類は経験したことが無いのですけれども、
「水というやり方はそろそろ諦めるしかない」と私は思うようになりました。

水野:これ以上汚染水を増やすわけにはいかないっていう事ですか

小出:と、思います。

水野:
これ以上汚染水が増えたらどうなると思いますか?
リスナーの方は、「もう収束作業ができなくなって、破局に至りませんか?」
って、聞いていらっしゃるんですけれども。

小出:
はい。
要するに、これまで日本の政府が福島第一原子力発電所の事故で、大気中に放出した放射性物質
セシウム137という放射性物質を尺度にしていますが、
168発分だと言ってきたんですね。
でも汚染水の中にはそれの10倍以上のものがもうあるのです。
それが今、海へ向かって流れようとしている訳ですから、
それを何とか防がなければいけないという事が、私たちのやるべき仕事なのです。

でもやろうとすると、敷地の中全体がもう放射能で汚れてしまっていますので、
その作業に携わって下さっている労働者の被ばくが毎日のように積み重なってきてしまっているのですね。
ですから、なんとかその労働者の被ばくも減らしながら、海へ汚染水を流さないという、
抜本的なというか、なにか別の方策を探さなければいけないのではないかと、私は思うようになりました。

平野:
それは、国が本当に取り組まなければだめなんですけど、
そういう気構えとか、現実的に体制とかそういうものが全く見えてこないですよね。

小出:多分ないと思います、今では。

平野:これはしかし、それを言い続ける、メディア含めてそれを言い続けるしかないんですけれども、

小出:はい、是非ともお願いしたいと思います。

平野:
現実的に学者のみなさんの知恵というものを集めて、その辺の対策を取るという事は、
現実的に出来ますかね?

小出:
ええ、出来ていないのですね。
残念ながらみなさんも原子力ムラという言葉を最近はよく使うようになってきていますけれども、
原子力の世界にいた人々というのは、
こんな事故がまさか起きるとは思っていなかったわけですし、
大きな油断の中でずっと原子力を進めてきてしまいました。
そして思ってもいなかった事故が起きてしまって、
今現在も本当にどういう方法が良いのかよく分からないというまま、一人一人の方々がいると思いますし、
知恵をきちっと集めて集約できるような組織すらがいま無いという状態なのです。

水野:
あの、東電が出すね、海への汚染水の流出を初めて認めたのって、ついこの間7月ですよね。
本当は何時から海へ流れ出ていたというふうに小出先生は見ていらっしゃいますか?

小出:2011年3月半ばからです。

水野:
3月半ば。
ということは3月11日の事故からもう何日か経ったらということですね。

小出:
そうです。
もう炉心が溶け落ちて、3月12日には1号機の原子炉建屋が爆発しているわけですが、
その時にはもう炉心が溶けている訳ですから、
その時から炉心を冷やした冷却水というか、汚染水がすでにもうあふれていたわけです。
で、3月末には敷地全体で10万トン分の汚染水が溜まっていて、
私はその段階で「タンカーで汲みだしてくれ」と言ったんですけれども、
やってもくれませんでしたし、
その時からずーーっと漏れています。

水野:
経産省はですね、1日300トンの汚染水が海に流出しているという計算をしていますし、
東電はですね、これまでのずーっと流出した放射性物質の量を
最大で30兆ベクレルというふうに計算しているんですよね。
で、この計算式を見ると、何時から漏れているかというと、
2011年5月からという計算なんですよ。
仮定が。
これ、どういうことなんですかね?

小出:
おかしいですよね。
もっと前から漏れているわけですし、仮定自身が私は成り立たないと思います。

水野:つまり30兆ベクレルをもっと超える量が流れ出ていると思われますか?

小出:はい。私は遥かに多いと思います。

水野:たとえばどれくらい?

小出:
すみません、数字では私は申し上げられないけれども、
30兆というのは10を13回掛けた桁です。
それで、大気中に出したのは10を16回掛けた桁だと日本国政府と東京電力が言っているのですけれども、
私は多分それに匹敵する位ではないかと思っています。

水野:ハァ~、桁が3つも違うという。

小出:そうです。

水野:とんでもないことになりますね。

小出:
もっとも、私自身もそれを証明できるデータを持っているわけではありませんし、
実際に環境の汚染がどれだけ生じているかという事も
未だにデータがあんまり整っていませんので何とも言えませんが、
(ためいき)ため息しか出ないというような事態に今なっていると思います。

水野:はい。
どうもありがとうとうございました.


http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-3213.html

転載元 転載元: 幸せの青い鳥
日々物語より
http://blogs.yahoo.co.jp/koiuta48/9676573.html


↓↓ポッチお願いします。
ブログランキング・にほんブ ログ村へ
にほんブログ村

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「食の戦争」で米国の罠に落ちる日本 一部の強い者の利益さえ伸びれば、あとは知らないという政治

2013-08-25 09:11:21 | 政治
「食の戦争」で米国の罠に落ちる日本

  一部の強い者の利益さえ伸びれば、

あとは知らないという政治。

「今だけ、金だけ、自分だけ」



いまこの国が直面しているもっとも重要な問題は、この国の進路である。

日本古来の風土、伝統である、「分かち合いの社会」を再構築する道を選ぶのか。

それとも、米国流の弱肉強食社会、「奪い合う社会」を選ぶのか。

その選択が問われている。

食だけではない。これ以上、
一部の強い者の利益さえ伸びれば、
あとは知らないという政治が強化されたら、

日本が伝統的に大切にしてきた助け合い、
支え合う安全・安心な社会は、さらに崩壊していく。

競争は大事だが、あまりにも競争に明け暮れる
日々は人心も蝕み、人々は人心共に疲れ果てる。


ブログランキング・にほんブ ログ村へ
にほんブログ村

植草一秀の『知られざる真実』2013/08/22

「食の戦争」で米国の罠に落ちる日本 。

「今だけ、金だけ、自分だけ」

は、東京大学教授鈴木宣弘教授の新著

『食の戦争 米国の罠に落ちる日本』
(文春新書)
image
http://goo.gl/wxTNAq

の冒頭で、最近の世相をよく反映する言葉として紹介されているものだ。

鈴木氏はこのフレーズが、池田整治氏の、

『今、「国を守る」ということ』
(PHP研究所、2012年)
image
http://goo.gl/1XDAQ8

よりヒントを得たものだと記述する。

鈴木氏は上記新著のあとがきに、

「食だけではない。これ以上、一部の強い者の利益さえ伸びれば、あとは知らないという政治が強化されたら、日本が伝統的に大切にしてきた助け合い、支え合う安全・安心な社会は、さらに崩壊していく。競争は大事だが、あまりにも競争に明け暮れる日々は人心も蝕み、人々は人心共に疲れ果てる。」

と記述する。

いまこの国が直面しているもっとも重要な問題は、この国の進路である。

日本古来の風土、伝統である、「分かち合いの社会」を再構築する道を選ぶのか。

それとも、米国流の弱肉強食社会、「奪い合う社会」を選ぶのか。

その選択が問われている。

安倍政権は2001年に発足した小泉政権の焼き直しの側面を強く有している。

小泉政権が押し進めた政策は市場原理主義、弱者切り捨て、弱肉強食奨励、拝金主義礼賛の政治だった。
しかし、その政策路線のひずみが2008年末の年越し派遣村に象徴される格差社会として私たちの眼前に姿を現した。

人々はようやく大きな誤りに気が付き、世直しの気運が広がった。
これが、2009年に鳩山由紀夫政権を生み出す原動力になった。

しかし、日本の既得権益にとって、これは悪夢のシナリオであった。
日本政治の実権が主権者国民の手に完全に移ってしまえば、既得権益がひたすら利益を追求する道が閉ざされることになる。

米・官・業・政・電の既得権益は、鳩山由紀夫政権を破壊するために総力を結集した。
民主党の内部では、菅直人氏、野田佳彦氏がクーデター政権を樹立し、主権者国民が支配権を確保する政治は、8ヵ月の短命で幕を閉じてしまったのである。

そして、小泉竹中政治の市場原理主義政権=弱肉強食奨励政権が再樹立され、原発・TPP・消費税を猛烈な勢いで推進している。

昨年12月の総選挙で
「ウソつかない。TPP断固反対。ブレない。日本を耕す自民党!」
のポスターを貼り巡らせた安倍政権は、その舌の根も乾かぬ本年3月に、TPP交渉への参加を表明した。

TPP交渉の情報は隠蔽され、日本を破壊してしまう取り決めが、安倍政権によって強行に締結されようとしている。

鈴木氏は、農林水産省の官僚として日本の農業政策に携わったのちに、学者に転じ、農業の裏も表も知り尽くしている。

その鈴木氏が、いま日本の農業が本当の意味での危機に直面していることを警告する。

その警告は、単に農業だけの問題ではない。

日本社会が、冒頭に示したように、「今だけ、金だけ、自分だけ」の風潮に支配され、社会全体の枠組みが破壊されつつあることに強い警告を示している。

問題の根源にあるのは、政治家、官僚、学者、企業人、ジャーナリストの多くが、「今だけ、金だけ、自分だけ」の行動に走る傾向が著しく強くなっていることである。

いまの自分の金銭的な損得だけを考えれば、米国と大資本が主導する強欲資本主義=欲得主義に同調することが有利であろう。

ただそれだけの判断で、米国と大資本が主導する路線にひた走る者が激増してしまっているのである。

著書では、人間社会にとって根源的に重要な「食料」の意味、食の安全、TPPの本質が詳細に解説されたうえで、最後に、日本の農業の進むべき道が示される。

すべての日本国民が必読の書である。

人は「食」なくして生きてゆくことが出来ない。

同時に、「食」は人間にとって「益」にもなるが「害」にもなる。医食同源という言葉があるが、人間の命と健康にとって、何よりも大切なもののひとつが「食」なのである。

「食政策センター ビジョン21」を主宰される安田節子氏が2009年に公刊された

『自殺する種子‐アグロバイオ企業が食を支配する』
(平凡社新書)
image
http://goo.gl/lx3NJ1

と合わせて読むことによって、遺伝子組み換え(GM)食品の現実がより深く理解できる。

食料、エネルギー、鉱物資源、兵器、原子力、金融、マスメディア

これが、世界の巨大資本が独占支配する対象である。

この続きはメルマガ版「植草一秀の『知られざる真実』」
第645号「幸福な日本が壊され西洋の悪徳が持ち込まれている 」
でご購読下さい。

「植草一秀の『知られざる真実』」より 2013/08/22
http://app.f.m-cocolog.jp/t/typecast/1001861/1026314/90269636





詐欺安倍自民党のTPP反対衆院選ポスター
image

安倍偽総理が統一教会の雑誌の表紙に!! 霊感詐欺商法の宗教団体と 日本国総理!!誰が選んだ日本人。

東京電力で滅亡するこの国 福島原発と間もなく心中必至 安倍政権とグルの大新聞テレビ、原発党日本人

高齢者『早死に棄民計画』 確信犯の汚染水垂れ流し、被爆隠蔽など。 高齢者扶養減らし。事故収束に本気で

原発推進と核武装主義の安倍自民党政権を大勝させた国民の自業自得:放射能汚染された魚介類を食べさせら

東電法的整理拒絶する、財務省の狙いは『天下り利権』 ‥‥原発、放射能の恐怖が終わらない元凶!

↓↓ポッチお願いします。
ブログランキング・にほんブ ログ村へ
にほんブログ村





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

8月24日(土)のつぶやき

2013-08-25 02:50:59 | 脱原発

原発推進と核武装主義の安倍自民党政権を大勝させた国民の自業自得:放射能汚染された魚介類を食わされて goo.gl/xAhvqW

1 件 リツイートされました

原発推進と核武装主義の安倍自民党政権を大勝させた国民の自業自得:放射能汚染された魚介類を食わされてln.is/blog.goo.ne.jp…早死にする運命にある。
海洋投棄の前例ができたら、仮設タンクの汚染水も海に投棄するつもりでしょう、なぜなら、このタンクは
永久設備でない


「はだしのゲン」の衝撃 米少女を漫画家に。小学校時代に「はだしのゲン」を読み。 goo.gl/D85mgC


「はだしのゲン」の衝撃 米少女を漫画家に。小学校時代に「はだしのゲン」を読みln.is/blog.goo.ne.jp… 漫画「はだしのゲン」を小学生時代に読み、原爆のすさまじさに衝撃を受けた体験を米国の女性漫画家が描いた短編作品が和訳され、話題になっている。松江市教委が暴力的な

1 件 リツイートされました

高齢者『早死に棄民計画』確信犯の汚染水垂れ流し、被爆隠蔽など。高齢者扶養減らし

事故収束に本気でない goo.gl/mWgRrZ


高齢者『早死に棄民計画』確信犯の汚染水垂れ流し、被爆隠蔽など。高齢者扶養減らし。事故収束に本気でない- ln.is/blog.goo.ne.jp… 原発事故収束に本気でない日本国。
日本政府は、高齢者が放射能被曝で早死にしてくれれば高齢者扶養の国費負担が減るので、むしろ好ましい


東京電力で滅亡するこの国 福島原発と間もなく心中必至 安倍政権とグルの大新聞テレビ、原発党日本人。 ln.is/blog.goo.ne.jp…


東京電力で滅亡するこの国 福島原発と間もなく心中必至 安倍政権とグルの大新聞テレビ、原発党日本人 ln.is/blog.goo.ne.jp… 福島原発事故は解決しない。100年後も深刻な事態がつづいているだろう。東電の責任は本当に大きい。

1 件 リツイートされました

「はだしのゲン、自由に読ませて」電子署名2日で5千人 - 朝日新聞デジタル (asahi.com) t.asahi.com/c5xm
「署名が1万を超えたら松江市教委に提出する。」
署名サイト?chn.ge/1ahoBHy

復活さんがリツイート | 510 RT

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日の物

<script type="text/javascript">document.write(unescape("%3Cscript")+" src='http://widget.zenback.jp/?base_uri=http%3A//blog.goo.ne.jp/kimito39&nsid=114673808152993203%3A%3A114676501097544259&rand="+Math.ceil((new Date()*1)*Math.random())+"' type='text/javascript'"+unescape("%3E%3C/script%3E"));</script>

セイセキ

<script src="http://blogreport.labs.goo.ne.jp/tushinbo_parts.rb?bu=http%3A%2F%2Fblog.goo.ne.jp%2Fkimito39"></script>