森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

相棒season22第18話「インビジブル~爆弾テロ!最後のゲーム」

2024-02-29 00:36:27 | ドラマ(相棒)

いつになく・・・・なんて言ったら、失礼かしら。でも今回のお話は、心に突き刺さるような物語だったと思います。

右京が山田青年に向かって、

「希望はあります。」と近づいていくシーンには心が揺れました。

それは単純に「そうだそうだ。」と言う共鳴ではなく、まるで山田側に立ったみたいに、

「希望 ?   どんな?」と言うようなものだったかもしれません。

もちろんこの時、山田青年は深く何も考えていなかったと思うし、右京はその改造銃が人に向けて発砲されないことを知っていたのだと思います。

これは単なる刑事ドラマだっていうのに、私が考えすぎちゃっただけのことです。

 

でもね、そう本当にシナリオに書いてあるだけのことだと思いたいのですが、山田青年が言うじゃないですか。

学校に居場所がなかったって。周りの子供たちから、そのうち先生からも気味悪がられたって。

なんかムカムしたのですよ。

IQ150の子供って言ったらね、その能力は日本の宝になっていくかもしれないんだよ。

先生が凄い凄いって言ったら、クラスの子供たちも凄い凄いってなるはず。だって意外と子供って素直なんだから(単純ともいう。いい意味で)

「大人の責任」ってやつじゃないかなぁ。

それとも親がいなかったからなのかな。

だけど親に殺されてしまう子供だってたくさんいて・・・・・・

ああ、日本って(日本だけじゃないかもしれないけれど)問題が山積みですよね~。

 

銃を手放した山田青年が右京にすがって泣くじゃないですか。

きっと彼が一番したかったのは、それだなと思いました。

ずっと彼を守ってくれる大人の人に、すがりついて泣きたかったのだと思いました。

私、泣き虫なので、ちょぴっと涙が目頭を濡らしました。

 

市長の山田征志郎氏は、少々気の毒な感じがしたけれど、息子の方には「ざまあみろ」と思いました。あんなのが警察のトップを目指して行かれちゃ、この国はますます後進国になっちゃうよ。

と言うか、既にこんな警察、いやですよね。正義が死んでいる警察・・・・・・やっぱり後進国日本じゃん、泣くわ。

 

最後のシーン。

ひとり、チェスを指す右京。その見えない対戦相手は、山田青年に違いありません。

そして静かに雪の降る窓の外を眺める右京・・・・。

なんだか良いシーンでしたね。

 

珈琲を取りに行こうとする角田課長を止めた薫ちゃんも偉いね。

そして角田課長(山西惇さん)、令和5年度 芸術選奨<演劇部門>文部科学大臣賞を受賞、おめでとうございます。

その角田課長からの情報ですが、ラストの雪のシーンを撮った日、本当に大雪の日だったのですってね。


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「運命のように君を愛してる」

2024-02-28 08:43:40 | 海外ドラマ

こちらもやはり見放題が終わってしまうと思ってみ始めました。

20話だし1週間あるから余裕よねと思っていましたが、こちらは1時間物で、つまりやっぱり20時間を費やすわけで、少し前に書いた「韓国ドラマ「絶対彼氏」完全版」と同じ長さだったのですね。

最近韓国ドラマも16話ぐらいになって来て、いっき見の時は逆に見やすいなと思っていたので、20話だと私には少々長く感じます。

それと言うのも、ラブコメだからかもしれません。

 

このドラマを見ていて、ちょっとだけ気がついたのは、たぶんあれが好きじゃないんですよ。

あれと言うのは、主演の人たちが、ナレーションのように自分の想いを語るところ。

「あなたはこんな私にもあーでこーで・・・・」

そして思い出のシーン・・・・・。

けっこう多かったです。

じゃ、なんで見続けていたのかと言うと、チャン・ヒョクが大好きだからです。 (;^_^A

彼の「根の深い木」や「輝くか、狂うか」は本当に傑作なんですよ。

「根の深い木」の感想 その1

「根の深い木」の感想 その2

「輝くか、狂うか」の感想

(その感想を読んで、脱字があることに気がつきましたが、訂正していません。また今と全く同じようなことをしていたのだなと思って、情けないな、私と思ってしまいました。)

また「根の深い木」の感想の初めに、既にこのドラマの名前が出てきていたのですね。

 

あらすじ:(ネットからお借りしました。)

チャンイン化学のCEOであるイ・ゴンは、短命の家系のため周囲からは常に結婚と跡継ぎを迫られている。 一方、平凡な契約社員のミヨンは、お人よしの性格からいつも損ばかりしている。 ある日そんな2人がアクシデントによって一夜を共にしてしまう。』

 

《以下は詳しいあらすじには触れていませんが、ネタバレしています。》

ラブコメが苦手と言いながら、彼のガハハハと言う笑い方を見ているだけで、なんか元気が出ました。

その変な笑い方にもちゃんと理由があったのだと最後に分かるわけですが、みんながホンワカとして終わることが出来て良かったですね。

 

記憶のない一夜であっても、お腹には子供が宿ります。それ故に二人は夫婦に。

だけどその結婚式の時、チャン・ヒョクが演じるイ・ゴンには心から愛する人がいて、その人も彼の事を愛していたのです。

まったく喜んでいないイ・ゴン。

だけれど彼の行動には誠意を感じました。

そして罠によって導かれてしまった運命で引き離されてしまった彼らの愛を、心から悲しいことだと思いました。

だから考えてみました。

 

可哀そうなカン・セラ。

だけどマカオでゴンがサプライズプロポーズをしようとしていて、そこに向かう途中で、バレエ団から電話がかかって来て、夢だったプリマの道が開かれるのです。彼女はマカオにはいかずアメリカに戻ってしまいます。

彼女はその道を選び、そしてもう一つの続いていた道はその時に閉ざされたのだと思います。

人生なんてそんなものかも知れません。戻ってまたそちらの道にあるものも手に入れる。または横道を作って、隣の道の果てにあったものも手に入れる。セラはそう思っていたのかもしれませんが、そうはいかなかったのですね。

私はこのカン・セラ役のワン・ジウォンが、スキっとした顔で如何にも美人と言う感じがして好きでした。

 

ヒロインのミヨン。

最初はちょっと彼女の人の良い行動にイライラしました。自分の思ったこともちゃんと言えないし、人の気持ちを思いすぎて、損ばかり。

だけどゴンはミヨンの打算のない純粋さに徐々に惹かれていきます。

彼女の優しさは周りのみんなを幸せにしていきます。また彼女の周りの人たちの多くも彼女の味方です。

 

この物語はなんだかんだと言っても、ゴンと言う王子に守られたシンデレラストーリーで、ミヨンの成長譚だったと思ました。または短命の一族に生まれ、家族の愛、特に父親の愛に疑念を抱いていたゴンの過去からの苦しみから抜け出す話でもありました。幼くして母を失った彼は、ミヨンの母を母親のように慕っていました。ミヨンの家族との触れ合いの物語は良かったですね。

なんだかんだと言って、あらすじを書き始まていたように思いますので、それはもう止めますが、一番強く感じた感想は、お腹の中で亡くなってしまった子供を、いつまでも二人がその子に話しかけ愛していることが印象的でした。母親のミヨンは分かります。だけどこんなにも手に抱くことのなかった、顔を見ることもなかった子供に愛を感じ続けているイ・ゴンの愛を羨ましく感じました。

それからカン・セラの次に気の毒に感じたのは、ダニエルにですよ。

普通は無いよなって思ってしまいます。

「感謝の気持ちか愛か分からない。」って、なんて都合のいい言葉なんだって、ちょぴっと思っちゃった(笑)

 

都合がいいって言ったら、傷心のミヨンはゴンの元を去ったのちに、新鋭画家として戻って来るじゃないですか。これもフツー無いよなって、やっぱり思っちゃった(笑)

でもこれはラブコメ。

まあまあまあ、いう所だと思います。

 

最初はあんなに冴えない感じで結婚式を挙げた二人。

だけど最後は満面の笑みで、愛し合った二人は挙式をあげるのでした。

で、二人はその後・・・・・。💛

面白かったです。何よりもハッピーエンドって言うのが良かったです。

 

 

 

 

 

 

 

 


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「百鬼夜行抄31」の予約

2024-02-26 22:35:19 | 漫画・マンガ・まんが

今年はいつ発売されるのだろうと考えたり検索したりするのも、一つの楽しみと言える「百鬼夜行抄」の情報がいきなり来ました。

4月5日発売だそうで、現在は予約受付中です。

私ですか ?

もちろん、もう予約しました💛

 

 

 

と、これだけの記事じゃ悪いかなあ・・・・・。

などと思ったので、今日、私は萩尾望都さまの講演会の申し込みも予約したと言うことも書き込んでおきましょう。

トップページ | 女子美術大学・女子美術大学短期大学部 受験生向け予約サイト (revn.jp)


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光る君へ 第八回「招かれざる者」

2024-02-26 00:32:34 | ドラマ (大河)

藤原家、思ってた以上に恐ろしい家ですね。

私、うっかり騙されかけました。

そうか、そうか。道兼があんな性格になってしまったのは、父親からの虐待が原因だったんだ。以前の感想の中でサイコパスなんて言って悪かったな・・・・・とか、思ってしまったよ、うっかりと。

過去にあんなことがあったけれど、もしそういう事が無ければ、意外と良い感じも醸し出せるんだななどとも思っちゃったじゃないか。

だけど彼が花山天皇に呼び戻された時、

あっ、そういう事かってやっと気がついた私 (;^_^A

 

道兼が兼家のそばにいた時に目覚めるじゃないですか。

あの時に彼に指令を与えたのだなと思いました。

道兼への兼家の期待は兄や弟に対してとは違うものなのは分かっていた事でした。でも今までに暴力を加えていたことなどなかったはずです。そういうシーンがなかっただけというのも違うと思います。違う期待でも期待の息子なのです。これは彼にしか出来ないミッションだったので、彼しかいない時にそのミッションを与えたのですよね。

道兼はまひろの父、為時に近づいて弱みを見せ、そして家にまで押しかけて近づいてきたのです。

まんまとその計略に嵌って、花山天皇に道兼が父親とはうまくいってないと進言してしまう為時。

 

で、予告編ちらっと見ていて、またも、「あああ、そうだったのか~!!!」と思った私。

晴明が兼家の部屋に入ってきたとき、二人にしてくれと言い、なんか怪しいなと思ったのに、その後の忯子の魍魎騒ぎが凄まじく、前のシーンが怪しげだったことなど忘れてしまったのです。

愚かにも私、あの時

「目が動いたわよ。段田さん、ダメじゃん。」とか思っちゃったのよね。あれ、わざとだったのよね。ダメだったのは私です(涙)

 

なんかこれ、普通のサスペンスより面白いですね。

どこから計画なのと思ったら、もしかしたら倒れたところからなのかしら。

そしてその計画を立てたのは、(予告編からすると)晴明なのかしら。

するとこの晴明は、かなりのまっ黒クロすけですよね。

 

ああ、4月19日からの「陰陽師0」で若く美しい安倍晴明に早く会いたいものです(笑)

 

今回の私的ハイライト。

・ 同じ月を見ているまひろと道長。切ない。でも別々の場所にいても同じ月を見ているって良いですよね。

・ 道長との縁談の話を聞いて、父親に「なんだ、そのまんざらでもない顔は。」と言われ、「まんざらでもない顔なんかしていません。」と言う倫子でしたが、部屋に戻って「道長様・・・」とやっぱり、まんざらでもない顔をしていましたよね。

・ 都より外の世界を知っていると言う直秀。近々都を離れると言う。「一緒に行くか。」「行っちゃおうかな。」「行かないよな。」と言う二人の会話に、きっとテレビ前で、胸がキュンキュンとなった人も多かったと思います。

・ 道兼の前で弾いた琵琶の音は、胸を刺すような悲しい調べでしたね。
母はなぜ亡くなったのかという問いに、まひろが何か言うのではないかと目が離せませんでした。恐ろしい世界ですよね。

・ しかし直秀、甘いよ~。
きっと都を離れる前の大仕事と思ってしまったのかもしれませんが、道長の家の中に招き入れられて、しめしめと思って下見したつもりだったのかもしれませんが(彼が本当は何を思っていたかは不明)、やはり見るべきところは警備の強固さじゃなかったかしら。

・ 薄々知っていたとしても、盗賊の顔を見て、それが直秀だと知ってしまった道長の嘆きの顔が凄まじかったですね。

 

というわけで、次週もいろいろと楽しみです💛

 

 

 

 


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韓国ドラマ「絶対彼氏」完全版

2024-02-25 15:49:35 | 海外ドラマ

ふと、ある時アマプラで見放題があと3日となっていることに気がつきました。

これは前に「ホテルデルーナ」の感想の下に書いたことですが、40話もあると思って「いつか」と言う項目に入れておいた作品です。

「ホテルデルーナ~月明りの恋人~」

でも3日過ぎたら有料になってしまうとなれば見ないわけにはいきませんよね。

この作品は1話がおよそ30分。つまり40話と言っても20時間だったわけで・・・・・・と言っても3日ですから、かなりきつくて、数話抜きました。

凄く良いところを見逃したかもしれませんが、お話の流れはほとんど分かるので問題がありませんでした。

 

ヨ・ジングは本当に綺麗で、完ぺきな笑顔の人だと思いました。

このドラマは、日本の漫画が原作で日本・台湾でもドラマ化されているのですね。

日本での速水もこみちさん主演のドラマも視聴率が良かったみたいですね。

この時は、私は見なかったんです。

今検索してみたら、まったく見つからなかったのですが、昔読んだものでかなり辛口の漫画があって、それで私にはロボットと人間の愛なんて信じられなかったからです。

でもこのテーマは、他にもいろいろな作品があるんですよね。

人を愛してしまう有名なお話はロビン・ウィリアムズの「アンドリューNDR114」があると思うのですが、これはいたって大真面目な愛のお話でしたね。

正確なタイトル確認をしたところ、その映画の原作はアイザック・アシモフの「バイセンテニアル・マン」なんですね。

 

優れた知能を持ったAIが、さらに進化をし感情を持ち、人を愛し人間として生きたいと願う。それはSFの一つのジャンルと言っていいのかもしれませんね。

 

とは言いましても、この「絶対彼氏」はラブコメです。

ラブコメ、ちょっと苦手です。それでも見続けたのは、そりゃ‥‥、私、ヨ・ジングのファンですから(笑)

お話も面白いのですよ。

たぶん、日本のドラマと設定も敵役も違うので、かなり違う印象になっているのではないかと思うのですがどうでしょうか。

 

アマプラからあらすじをお借りしました。

【特殊メイクアップアーティストのオム・ダダ(ミナ)は人気俳優のマ・ワンジュン(ホン・ジョンヒョン)と長年に渡り秘密の交際をしていた。しかし、その交際が周囲にバレそうになり、ワンジュンは咄嗟にダダの事をストーカーだと嘘をついてしまう。その頃、クロノスヘブン社では、先端技術を駆使して制作された“恋人用ロボット” (ヨ・ジング)が開発されていた。ある時、開発者のナム・ボウォン(チェ・ソンウォン)は、自分の弟のようにかわいがっているロボットが気性の荒いと知られている財閥一家の娘ダイアナ(ホン・ソヨン)に納品されると知り、会社からこっそり持ち出す。ドラマの撮影用に注文したダミー人形としてダダのもとに配送されてきたロボットは箱から出た拍子にダダとキスしてしまう。キスによってダダを“彼女”だと認識してしまい…。】

 

新しいドラマとは言えませんが、ネタバレはしない方が良いですよね。

ただ雨のバス停で彼が、完全にメルトダウンを起こし停止してしまうシーンは、本当に切ないですよ。

彼は目をつむり美しいまま、もう動かないのですから。

彼女の記憶を放棄せず、覚えたまま自分の命を終わらせる(停止させる)事を選んだゼロワンでした。

ネタバレしてるじゃん・・・・・って言われそう。

 

でも・・・・・・・。

というところが「完全版」と言う所なのかなぁ。

 

しかしこれ、ドラマの中でも友人や元恋人が指摘していたように、人間の彼女は歳を取っていき、でもロボットである彼は若く美しいまま。コメディなので、その解決部分はないのよね。早い話難しいことは一切なし。

その割にはあれやこれやとエピソードが面白かったと思います。

最強の怖い彼女、ダイアナも違った意味で魅力がありました。

しかし、恋愛感情はいらないけれど、彼のような人が欲しいです。

家に来てくだされば、おうちはピカピカ、お食事なども作っていただけるそうで、そして何よりも美しい・・・・・最高ですね💛

 

そして今、ちょっとヨ・ジングロス(;^_^A

彼の子役時代のドラマを見ようかなと思いましたが、ちょっと考え中です^^

 

 


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「中村仲蔵―歌舞伎王国下克上異聞ー」を観ました。

2024-02-24 03:01:58 | 観劇・コンサート日記

2月9日に観てまいりました。

このお芝居があると知った時から楽しみにしていましたが、その制作発表の様子を見て、ますます期待が高まっていました。

「中村仲蔵 ~歌舞伎王国 下剋上異聞~」の製作発表

その中にも書いたことですが、舞台は歌舞伎界の事なので、出演者の皆さんはそれぞれ踊りや三味線などを習いに行って、その稽古に余念がないようで、それを聞いてはその期待値の高まりを抑えるわけにはいかないことですね。

そしてその期待は裏切られることはありませんでした。

また制作発表の時、藤原のたっちゃんが市原さんの脱ぎにも期待しているかのようなことを言って笑いを取っていましたが、その期待(?)にも応えてくれましたね。

そこは敢えて脱がなくても良いのではないかと言うところで脱ぐので、演出の蓬莱さんが、「こりゃ、どこかで分かるように脱いでもらわなくちゃな。」とぶち込んできたように思えて、市原さんが上半身をあらわにした時、私はマスクの下で笑ってしまいました。

そう、楽しさもいっぱいでした。

 

以下に役者様の名前を書くことがあった場合は、お芝居の感想なので敬称略で書かせていただきます。

また使わせていただいた画像は、舞台の公式様のツイッター(X)が配布してくださったものです。

とにかくお芝居の中のお芝居、見応えがありました。

 

歌舞伎界は今でもほとんどが世襲制、つまり血の継承がなされている場所ですね。そこに何の後ろ盾もない者がのし上がっていくわけですから、半端のない努力とお芝居への情熱、そしてそこから湧き出てくる知恵と工夫がなされたのだと思います。

また出る杭は打たれるではないですが、同じ部屋の者たちの嫉妬など、苦難の連続だったと思います。

 

このお芝居で、私は「縁」と言うものを感じました。

今ある私は、見知らぬだれかとの出会いによって、作られているのだと深く感じざるを得ませんでした。

お芝居の感想でまじめ腐ったことを言うと、冷めたお気持ちになるかもしれませんが、かの者を見て我を思うと言うのは、映画・ドラマ・演劇、または小説などを観たり読んだりするうえで、一番大事な部分ではないかと思います。

自分を作ったその縁を、自分は気がつく事もせずに暮らしていることも間々あるなとも思いました。

 

仲蔵にとって、酒井新左衛門はそう言う男でしたね。

この先は、お話のあらすじには触れていませんが、さりげなくネタバレしています。

 

市原隼人、大変な役どころだったと思いました。

なんたってかっこ良くないといけないんですから。

すべての所作が仲蔵の目に留まり、そこから仲蔵は芝居のヒントが浮かぶのです。

彼は2回、仲蔵を助けたと思います。いや、3回ですね。

1回は命そのものを助けたのですから。

もしも新左衛門に、あなたは仲蔵を助けたねと言ったら、「ああ、川から救い出した。」と思うでしょう。

だけどかけた言葉から、仲蔵は自分が芝居をやる意義を見出し、そして重要な芝居のヒントを彼から得るのです。だけどそれはきっと新左衛門には分からないことです。

だから私は思ったのです。

見知らぬ誰かが私を作っていると。

または私自身も誰かの糧となっていたりするかもしれません。それが思わず吐き出したくなるような、そんなものではないように振舞って行かねばならないとふと思ったりもしたのでした。

 

また「お前、役者だな~。」と新左衛門が言います。

今まさに殺されるかもしれない時でも、じっと相手の顔を観たり所作を観たりしてしまう仲蔵に、そう言ったのです。

私はここでも、自分自身のあることに気がついて胸に突き刺さりました。

日記には書けてもブログには書けないことってありますよね。それはまさにそれに当たることかも知れませんが、時には怒りや悲しみや、失敗でさえもその人の糧になることはたくさんあると思います。

とってもしみじみとした気持ちになりました。

 

さてさて、もう自分の事は語りません(笑)

 

ストーリー的に感動したシーンですが、家出したくなるほど芸に厳しかった養母の夢は、仲蔵の名前が大看板の上に書かれること。

そんな夢を見ながら、母は亡くなっていきます。

ラストの狂喜乱舞の人々の中に、仲蔵は亡き母の姿を見つけ・・・・・

 

ああ、良いお芝居でした。

その物語に、演技力の高い人々が脇を固めました。

高嶋政宏は市川團十郎なわけで、お芝居の中のお芝居でも高いスキルを求められたでしょうし、市原隼人は上にも書いたようにかっこ良くなければならないし(笑)、三味線も弾きこなさなければならないわけで大変だったと思います。

今井朋彦の金井三笑にはざまあみろと思ったりもしました。

そして池田成志のコン太夫には笑わせていただきました。

彼の忠臣蔵の説明のところー。

「『世界のチュウシン蔵で愛を叫ぶ』、『助けてください。』に泣きました。」は後を引いてしまいました。

そしてなんたって長台詞。

素晴らしいと思いました。

 

その「忠臣蔵」で、仲蔵の役は「斧定九郎」の一段のみで今までは弁当幕と言われていた演目。しかも三笑にセリフまで削られてセリフは「五十両」のみ。

「どうする仲蔵!!」ってな感じですよね。

悩む仲蔵。思わず私、「ガラスの仮面」みたいで面白いなと思ってしまいました。

 

そして彼が考えた定九郎、良かったですね。

今でも藤原竜也の「五十両」の声が頭の中に響くような気がします。

 

また「外郎売」、凄かったです。「凄い凄い凄い」と言いながら見ていました。(心の中でね)

東京公演は明日の25日で終わりですが、この後、3月の終わりまでに5か所も回るのですよね。

けれど、毎回毎回これをやるのかと思うと、心臓に悪いなと思ってしまいました。

役者という仕事は、本当に大変だと思います。

そして素晴らしい !

 

 

買ったグッズとパンフの画像は、後で追記する予定です。

 

 

 

 


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猫の日☆2024

2024-02-22 22:22:22 | 猫さま日記

さっき夜の転寝から目覚めたら、時間が22時21分 !

アッ、イケナイイケナイと、サッと時間だけは押さえました。やっぱり1年に一度のこの日は、時間にもこだわっちゃいますよね(笑)

それから「ハーゲンダッツ」が猫の日用に企画した「ニャーゲンダッツ」、いやいや間違えた!

「ハーゲンニャッツ」の画像を作り始めました。

 

やっぱり猫の日は、ある種のお祭り。参加したいです💛

クウちゃんと

 

あんずさん

 

そして、ももちゃん。

 

 

28日まで、この画像は作れるそうですよ。

下の囲みは、昨年の猫の日に投稿したものです。

ツリーになっています。

 

 
猫の日☆2023

夫があんずさんに「今日はニャンニャンの日だよ~。」と、さながらお祝いの日であるかのように言いました。何故か夫が猫さまたちに話しかけると、その横でアフレコしたくなる私。......
 

 

猫も人間もいつだって安らかに眠ることが出来る日々が続きますようにと、猫の日には毎年思っています。


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相棒season22第16話「子ほめ」と17話「インビジブル」

2024-02-22 01:57:18 | ドラマ(相棒)

実は先週見逃して、今日、急いで配信で見た16話。

本当は先週、昼間の再放送も録画して、橘亭青楽がどんな人でどんな過去を持つ男だったのかを確認したいと思っていたのに、それも忘れてしまいました。

この方のエピソードは、見たら思い出せるような気もするのですが、今はあらすじを読んでそうだったのかと思うばかりでした。

『元アイドルの妻・美奈子を脅迫していた男を殺害した罪で服役するも落語家を続け、単独公演を開けるまでに復活した。』

 

今回のさりげないテーマは、受刑者の復活でしょうか。刑に服して罪を償って世間に出てきても、じゃあ普通に生活できるのかと言えば、そうではないと言うのが本当のところだと思います。

この人が落語家でなかったら、もっと話は複雑になり、かなり重いテーマになってしまったと思います。が、彼は落語家で、そして復活の高座で、薫ちゃんが「お帰り !!」と声をかけたところが良かったですね。

だけどやはり悲しいお話だったことには間違いのないことですね。不注意で自分の大事な息子「福ちゃん」を亡くしてしまい、職場でやはり福ちゃんと呼ばれていた青年を大事に思うがゆえに、彼の罪まで背負ってしまった男・・・・。

でもその助けた青年は、クズ中のクズでしたね。

泣き叫びながら、助けを求める子供のような姿は、子を失ってまるで我が子のように思えていた男には、すがる手を思わず取ってしまいたくなるようなものだったかもしれませんが、見るからに嘘だと分かっている私たちから見れば、醜さ全開でしたよね。

役者さん、上手いね(笑)

彼は二度までも、自分に寄り添う人に罪を擦り付けようとしたのです。彼の存在が周りの人を不幸せにしていく・・・・・

恐ろしい人ですね。

右京が言うように彼が償わなければならない罪は重い・・・・

でも私・・・・・

ちょっと自分の理解能力が落ちているのかなと思うのは、なぜこの回のタイトルが「子ほめ」なのかがよく分からないのです。

落語の「子ほめ」のあらすじは→子ほめ - Wikipedia

もしかしたら、罪をかぶった男が落語の「子ほめ」の練習をしていて、子供を愛おしそうに抱くしぐさから、男には子供がいたと分かり、そこから事件解決の糸口が見つかっていったからってことなのかしら。まあ、そういう事にしておきましょう。(何か見逃していたかもしれません(;^_^A)

 

で、17話の「インビジブル」。乱暴に16話と一緒にしてしまいましたが、実はまだ感想がありません。なぜなら今回は前編で、謎だらけですものね。

山田少年は何かを右京に分かってもらいたいのだと思うし、インビジブル、透明人間と言う名前にその何かの想いが隠されているようにも思うのです。

だけど家は一軒燃やしちゃうし、一人の人には大けがさせちゃうし・・・・

普通に考えても、決して小さな事件とは言えませんよね。

自首してきた山田少年は、何を思っているのか。どんな秘密があるのか。

次週を楽しみに待ちたいと思います。

 

 


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1月の暮らし☆2024

2024-02-20 10:17:31 | 梢は歌う(日記)

もう2月も3分の2が過ぎたと言うのに、今頃1月のまとめです。

確かにタイムリーなことは書けない場合もありますが、でもこれを私が読み返す時は、今よりも時間が経ってから。いつ書いたかなんてその時にはあまり意味がないことなんですね。

だけど1月と言ったらお正月。

なんだか既に遠い過去のような気がします。

なんだかんだと言って、楽しい毎日だったと言うような思いしか残ってないような気もしますが、やっぱり1月はルート君のコロナは大きな出来事だったと思います。

大事に至らなくて良かったのですが、この時、ちょっと自分のこれからの生活が見えてしまったような気がして(ダラダラ生活)、ちゃんと考えなくちゃなと思えたのです。もしかしたら、そこのところだけは、良かったと言えることだったかもしれません。

そして1月は・・・・

ブログ記事に書き損ねたことですが、1月1日日付が変わって新しい年になってから歯磨きをしました。その時奥歯のブリッジ(3本分)が取れかかり、私は歯が抜けかけたと思い一気に憂鬱な気持ちになりました。(結局、指で押し込めつつ保っていたその歯は5日後に外れてしまったので直しましたが、お正月のアクシデントは病院がお休みで大変ですよね。)

その翌朝、横浜の実家に向かうのに早起きすると、腹痛を伴わない軽いとは言えない下×になっていました。私の病気は、そんなもの。そう言えば、割合の高い良いおそばは私の体には良くなかったのに、年越しそば兼夕食がのおそばがとっても美味しかったので、それをたくさん頂いたのがいけなかったのだと思いました。が、後の祭りです。

ラッタさんの家に寄って、お墓参りに行って、軽い朝食を頂き実家に向かうのです。

ー この時間に出れば渋滞しないよね。―

と思いながらも、またも一気に憂鬱な気持ちになってしまったのでした。

2度あることは3度あると言うじゃないですか。

新年早々、「憂鬱」を数えてしまい、3度目のそれに怯えました。

だけど夕方のあの地震 !

一気に憂鬱な気持ちに。

 

その翌日の朝、取れてしまった歯の歯茎周辺をそっと磨きながら、ふと思いました。

ー 1度目の憂鬱も2度目の憂鬱も、なんか病院に行ったり薬を飲んだりして、時が経てば成るようにちゃんと成ることで、なんてちっぽけだったんだ。
ちっぽけで下らない! あれって本当だな。『死ぬこと以外かすり傷』って。― と。

もっと図太く生きなくちゃとも思いました。

 

マイナスの出来事から、何かを学んだともいえる1月だったかもしれません。

 

普通なら、ここで終わりなようなものですが、もう少しこの続きがあります。

1月の後半に陶芸に行きましたら、そこで土をコネコネしている時に、師匠(勝手にそう呼んでいる)が新年早々に起きた出来事を話し始めました。

一日の日に犬の散歩から帰ったら、奥さんが血まみれになっていたと言う話。転んで頭を打ち、そこがぱっくり割れて血まみれになってしまったのだそうで、救急車を呼んで大変だったと言うと、なんと別の人が、やはりお正月、その人のお母さんが庭先で転んで救急車を呼んだけれど、受け入れ先が見つからず大変だった話をしだしました。

そこで私も1月1日になった途端に歯が・・・・・・・・・なんて言えませんよね(笑)
さながら超熱心な人のように黙々と土を捏ねていました。

(実は2月の今時点でも、すごくショックな大変なことが信頼を寄せている人に起きました!!2月の事なので書きませんが。)


なんだか2024年、大変だなぁと感じました。

生き抜く。

ただそれだけが、今年の目標でも良いのではないかと思えた1月でもあったのでした。

 

下の囲みは2023年の2月7日に投稿したものです。

その囲みの下は、いつものお気楽な1か月のまとめです。



 
1月の暮らし♡2023
今年も1か月のおまとめ日記を書いていこうと思っています。これ、とっても便利。備忘録としてもそうですが、脳内整理にも役に立ちます。2023年こそ良い年にしようと思っていたのに、......
 




 映画

結局、ずっと見たいとチェックしていた「蟻の王」は、時間が合わずに見に行けませんでした。wowow待ちです。

別記事にまとめました。↓

映画「ゴールデンカムイ」と1月に見た映画のまとめ

 

 ドラマ

書いたドラマの感想は

クリミナル・マインド/FBI vs. 異常犯罪:エボリューション

ヨークシャーの切り裂き魔事件~刑事たちの終わらぬ苦悶

「バッド・アンド・クレイジー」

感想を書いていませんが、大好きな「ヴェラ~信念の女警部~」のシーズン12の後半も見ました。

「ヴェラ~信念の女警部~」にドはまり+

の記事に、多くの方が来ていただけたのに、新しいシーズンの感想が無くて申し訳なく思いました。

あと、とうとう「主任警部モース」を見始めました。

日本のドラマも楽しんでいますが、またそれはいずれと言うところです^^

 

 漫画

感想を書いていませんが、全話、読みました。感想はいつか書きたいと思っています。

 

とうとうこちらも全話読みました。

同じく感想は書きたいなと思っています。

 読書

絵本を読むのが結構好きです。だけどこれさえもぐずぐずしていて、クリスマスをとうに過ぎてから読みました。

だけどこれ、お子様と一緒に読んだら最高ですよ。いったいどれだけのお客様が来ると言うのだと言うくらいにやって来て、そしていったいどこに寝るんだと言うくらい、あちらこちらに寝ていて、そして予想通り最後にやって来るのは、あの赤い服を着た人。楽しいですよ。

しかしですね,なんで私には読み聞かせてあげる孫っちがいないのだ !!

 

 お散歩日記

反動のお散歩

(21日)

またある日、私は歯医者に行きました。引きこもっていた反動中だった私は、そのまま帰る気がせず美容院に行って髪を切りマニュキュアをしてきました。まだそれでも帰る気がしない私は、ウロウロとお散歩をして帰りました。(22日)

  

 

 

 お出かけ

家族で実家に帰った以外で、お出掛けしたのは、上野に行ったことぐらいだったかしら。(23日)

1月の東京国立博物館

 

 お友達とのランチは、それでも3回は行ったのでした。

 

 

それとは別にひとりで新しいカフェにチャレンジしてきました。

素敵なカフェに行こう💛《山ぼうし》

 

ええとええとと思いましたが、他にはこれと言って何もないかしら。

病院は歯医者に2回言っただけだし、陶芸は1回休んで1回は参加。マンションのサークルは休止ばっかりに加えてコロナで不参加で1回ぐらいしか参加していないし・・・・

こんなものだったかも。

こんな風に書きだしてみると、はるか遠い過去に感じていたお正月の記憶も蘇って来て、今年は普通に頑張ったなと思えてきました。

年末年始の右往左往☆2024

ラッタさんは姑とはゆっくり会う機会も少ない人なので、1月2日にうちの家族と姑でコメスタに行って、昼食を一緒に食べることが出来たことは良かったと思いました。

ラッタさんが帰ってしまった後、夕食は彼女の家でまたもすき焼き(実家もメインはすき焼き)を頂いいたのに画像は1枚もなし。やっぱり人の家では撮り辛いですよね(笑)

これ+アヒージョ。

 

その他の1月の記事

はねのける !

遣るとか遣らないとか、自分で決めたらいいんじゃない。

夢でも会えたら嬉しいよね。↓

また来てね。

 

今週は、今日の夜からずっと雨マークがついていて、なんと金曜日には雪マークもついてます。

2月なのだから仕方がないと思いますが、雪が降っても「綺麗だわ。」で終わって、すぐに止んですぐに溶けてと言う雪でありますようにと願ってしまいますよね。

あと9日の2月の日々も楽しみたいと思います。

 


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光る君へ 第七回「おかしきことこそ」

2024-02-19 00:09:42 | ドラマ (大河)

いろいろと平安の文化が分かるところが、このドラマの良いところかな。

今回はポロに似た球技、打毬。

ルールとかまでも分からなかったけれど、まあ、いつの時代でもスポーツはやる方も見る方も燃えるものですよね。

ただその後の男子たちのアフタートークが酷すぎて、前の話のあれやこれやがすっ飛んでしまいました。

 

ある意味、事実。

この時代の結婚は、一族の繁栄がかかっているわけですから、自分の家に見合う家の娘と結婚するのは、普通のことだったと思います。今の価値観を、この時代に持ち込んではダメなのですよね。タダですね、それでも彼らの会話には若干違和感を感じました。

嫡妻以外の身分の低い女とは適当に遊ぶ相手みたいなことを言うじゃないですか。

この時代は一夫多妻の文化。嫡妻以外の女性にも、ちゃんと妻という意識はあったのではないかしら。むしろ心の高鳴りを感じたりした恋の相手ではなかったのかしら。

それにこの時代は、女性はずっと父親の庇護の元にあり、親が老いると夫がそれに代わるわけで、結婚は生きていく糧でもあったわけで、「遊びだよ、遊び。」なんていう感覚を許さなかったと思います。

もちろんいつの時代にもそういうクズはいたと思いますが、身分が学者という低いと言っても普通の家の女性を、遊び相手専門のように言うのなんて許されるわけもないことですよね。

まひろはそこに居た道長が同じ考えなのかと思い、ずっと大事に持っていた彼からの文を燃やしてしまいます。

毎回毎回、切なすぎますよね。

 

そう言えば、この時吉高さんがリアル視聴していて

「悪かったな!地味で !!!」と呟いていて、笑っちゃいました。

 

昔は、私もツイッターで呟きながら見ていた時もあったのですが、もう皆さんのクオリティが高くてですね、恐れ多くて参戦できない感じです(笑)

だけど見た後、解説を読んでいるような気持にもなり楽しませていただいています。

前回でも、「二人の才女」の時の漢詩の会で、なぜ公任の詩の感想を聞いたのか不思議に思っていたら、

行成:独酌憶微之 白居易
斉信:花下自勧酒 白居易
道長:禁中九月対菊花酒憶元九 白居易
公任:即興自作詩

他の三人は白居易からの引用で、公任だけがオリジナルだったからなんですって。

なるほど~と感心してしまいました。

 

また今回も実資の日記は、「小右記」と教えてもらいました。

全文漢文で書かれているそうですね。

全61巻で道長の「この世をば わが世とぞ思ふ 望月の 虧(かけ)たることも なしと思へば」は、ここに書かれているから、世に知れ渡ったらしいです。

小右記 - Wikipedia

 

今回は、

・まひろ、散楽のシナリオを書く。

・お父さん、いや、為時は「信用できるのはお前だけ。」と言う言葉に胸を打たれ、右大臣からその任を解いてもらう。
(が、宜孝からもいとからもギャーギャーと反対されてしまいます。)

・道隆、弟の道兼を気遣って酒を飲み、道兼は兄の心を思って泣く。

・花山天皇は愛する妻が亡くなって、悲しみに暮れ政治の場に現れなくなる。

・安倍晴明はけっこう怖い。
道長と会った清明は、何かを見たのね、きっと。彼の未来とか。

・直秀は今回もカッコ良かった。だけど道長に腕の傷から本当の正体が分かってしまったみたい。
(最近見つかった弟・・・・には笑っちゃった。)

・滅茶苦茶予告編が気になった。

以上でしょうか。

また次回も楽しみです。

 

 

 

 

 


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