おうち映画（日本）を5本

 

 

 

「ミックス」
2017年
【日本映画専門チャンネル】 

卓球を題材に男女混合ダブルス（ミックス）を通じて巻き起こる人間模様を描きます

幼い頃、卓球クラブを経営していた母（真木よう子）のスパルタ教育により天才卓球少女として将来を期待されていた多満子（新垣結衣）でしたが、母の死後は卓球とは縁を切り平凡な人生を歩んでいました
恋人だった勤務先の卓球部のエースを新入社員に寝取られたことをきっかけに田舎に戻った多満子は、自分の思いと関係なく赤字経営に転落した卓球クラブの立て直しにひと肌脱ぐこととなり、まず全日本卓球選手権のミックス部門への出場を決めます
パートナーはクラブに通う元プロボクサーの荻原（瑛太）
元恋人も出場する県予選で闘志を燃やす多満子でしたが、如何せん即席仕立てのコンビでは太刀打ちできません
そして一年が過ぎ、再び全日本卓球選手権予選会の日がやってきます 

ベタな展開ではありますが、荻原やクラブの他のメンバー（広末涼子、遠藤憲一、田中美佐子）も過去から現在まで抱える様々な事情を胸に、クラブ一丸となって卓球にかける情熱は観ていて気持ちが良かったです
元恋人と新入社員の瀬戸康史＆永野芽衣は敵役にピッタリと思いました（理由：二人とも好きではない俳優だから）
母親役の真木よう子さん、早々に亡くなってしまってあれだけかと思いきや、ラスト近くでいいところを見せてくれました
でも一番美味しい役どころは中華料理店の蒼井優さんです！
卓球とは直接関係ないのに抜群の存在感でした

エンドロールで水谷隼、石川佳純、伊藤美誠の名前を見てビックリ！
どこに出ていたのか全く気付きませんでした（涙）

 

 

 

 

「花よりもなほ」
2006年
【時代劇専門チャンネル】 

元禄15年、父親の仇討のため信州から江戸に出てきた青木宗左衛門（岡田准一）
実は剣の腕はからきしダメで、仇（浅野忠信）の所在は分っているのに仇討に踏み切れないでいます
貧しいながら人情溢れる長屋で2年以上も暮らすうちに、未亡人（宮沢りえ）、遊び人（古田新太）、切腹マニア（香川照之）らとの交流を通して、仇討をしない人生もあることを悟っていくのでした
長屋の一部屋には吉良上野介を討つ目的の浅野家の家臣たちも潜んでいます
登場人物たち一人一人を丁寧に描いていますし、宗佐衛門と赤穂浪士の仇討ちを上手く絡めて物語を収めていて大変好感の持てる作品でした
主君の仇討をするヒーローを求める風潮の中、復讐しないやり方こそが負の連鎖を止める一つの手段といえるでしょう 

ここに描かれる長屋暮らしの貧しさといったら凄まじいことこの上なし
実際にはそういう暮らししかできない人々も多くいたのかもしれませんが、驚きでした

 

 

 

 

「恋は緑の風の中」
1974年
【日本映画専門チャンネル】 

中学生の愛と性の目覚めを正面から取り上げた青春映画
主人公の14歳の中学生に佐藤佑介
彼が思いを寄せる女生徒に原田美枝子
公開当時、原田さんのヌードが話題になったらしいです
一から十まで突っ込みどころ満載
娘と笑いながら観賞しました(^_^;)

 

 

 

 

「RANMARU　神の舌を持つ男　鬼灯デスロード編」
2016年
【日本映画専門チャンネル】 

とある温泉町で、絶対舌感という特殊能力を持つ朝永蘭丸（向井理）と仲間が巻き込まれた騒動を描きます
向井理さんが好きなので観ましたが…
暇つぶしに何も考えず観るのがお薦めです
お金を払って観る価値は…ありませんねぇ
木村文乃さんの頬の不自然な皺が気になってしかたありませんでした…
良いところを見つけるとすれば、坂本冬美さんによる主題歌「女は抱かれて鮎になる」くらいです

 

 

 

 

「下妻物語」
2004年
【日本映画専門チャンネル】 

片やロリータ（深田恭子）、片やヤンキー（土屋アンナ）
価値観が真逆のふたりの少女の友情と成長を描いた青春コメディ
ドロドロした内容と想像していたのですが、テンポの良さと演出、脚本の出来の良さに惹きこまれ観終った後のこの爽快感は一体何でしょう！
エンドロールに流れるサディスティックミカバンド「タイムマシンにお願い」がまた最高です
公開当時、尼崎や下妻の人たちからクレームは無かったのでしょうか
少し気になりました