野坂屋旅館

自然の豊かな小さな町で、不知火海で獲れた天然の美味しいお魚をメインに、四季折々のお料理をお客様にお出しします。

肥薩おれんじ鉄道津奈木駅

2021-01-13 08:40:24 | Weblog

野坂屋旅館のホームページ

 

 

先日オレンジステーションスタンプを押しに行った際に撮影しました。

津奈木駅の前には、孝女千代さんの像があります。

孝女千代さんとは、昔、孝子、孝女という制度がありました。

呼んで字のごとく、親孝行のの男子と女子の事です。

地元で親孝行の男子や女子が居ると、地元の方が推薦して認められれば、孝子や孝女となり、褒美を頂けたそうです。

千代さんについては、推薦されたある冬の事、役人が家の壁の節穴から覗いていると、両親は囲炉裏に当たっているのに、千代さんは、先に布団に寝ていたそうです。

役人が、「どこが孝女だ。」と見ていると、布団から出て来た千代さんが「お布団が温まりました。」「どうぞ休んでください。」と両親を案内したそうです。

そのいういろんな視察を経て、孝女と認められた千代さんは、馬といろんな褒美をいただき、両親と幸せに暮らしたそうです。

そして津奈木には、千代さんが住んでいた地区を、千代という集落となり、孝女千代を称える千代塚が出来、徳富蘇峰なども石板に千代さんを称える書などが残っています。

津奈木町は、数十年前から芸術に力を入れていらして、町の至る所にブロンズ像があったり、美術館が早くから建てられたり、新しいものでは西野達さんの達仏の森だったり、芸術家を津奈木町に読んでアートの町づくりに取り組まれています。

まずは孝女千代さん像。

 

 

 

 

駅舎の床にも、ホームにもタイルアートが施されています。

 

 

 

 

雪が残る津奈木駅へ入って来る肥薩おれんじ鉄道の列車。

たまたまタイミングが合って、撮れました。

 

 

 

 

タイルアートのホームと肥薩おれんじ鉄道車両。

 

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