これは したり ~笹木 砂希~

ユニークであることが、ワタシのステイタス

上野どうぶつえん

2014年08月21日 19時55分10秒 | エッセイ
 仕事で浜松町まで行った。
 予定より30分も早く終わると、つい、どこかで寄り道したくなるのは私だけだろうか。山手線に乗り上野に到着したとき、「そうだ、エキュートに行こう」と思いつき途中下車した。
 上野のエキュートでは、パンダのスイーツが何種類も売られている。
 たとえば、これは「パンダプリン」なるものである。



 白い顔はアイスではなく、ホワイトチョコのムースだそうだ。食べていないから味はわからない。他にも、パンダクッキー、パンダもなか、パンダケーキなど、パンダ商戦に乗り遅れまいと躍起になっている店が目立つ。
 上野と聞いて何を連想するだろうか。
 私は動物園だ。子どものときは、パンダのランランとカンカンが一番人気だったが、トラやライオン、ゾウにサル、ペンギンなど、他の動物を見るのも楽しみだった。エキュートでも、パンダだけでなく、他の動物にもスポットを当てた商品があればいいと思う。
 思いが通じたのか、私が欲しくなる商品が見つかった。



 浪越軒の「どうぶつえん」。
 おまんじゅうになっており、全部で12種類の動物がいる。パッケージも可愛い。



 開封したらその日のうちに食べなければならないが、未開封なら一週間日持ちする。
 中のあんは、「こしあん」「つぶあん」「苺あん」の3種類があり、動物によって違うそうだ。店のお姉さんが、商品説明の紙を入れてくれた。



 家に着くと、女性陣の評判は上々であった。義母は「きゃあ、可愛い」と喜び、娘も「写メ写メ」とはしゃぐ。
「一人3個だよ。どれがいい」
「えっと、じゃあ、あんが同じにならないようにしようかな」
 真剣に選ぶ女たちの隣で、夫は「腹減った、早くくれ~」とうるさい。
 私はパンダと



 ブタ



 クマにした。



 余り物のコアラ、ヒヨコ、ウサギを夫にやると、ろくに見もしないで、掃除機のように口の中に吸い込んでいく。わずか15秒ほどで食べ終えてしまった。
 味は、残念ながら甘すぎる。3個食べると、さすがに煎餅などのしょっぱいものが欲しくなった。「どうぶつえん煎餅」なる商品も、作ればいいのにと思ったりして。
 暑くて、真夏の動物園には行く気がしない。
 今年は、お菓子のどうぶつえんで楽しめて満足だ。


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コメント (12)
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