のらさんのうだうだ日和

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「プロポーズ大作戦」の話11

2007年06月26日 19時10分32秒 | 2007年04月期ドラマ
「プロポーズ大作戦 OPERATION LOVE OFFICIAL SITE 「涙の告白は奇跡を呼びますか」(視聴率20.9%、平均視聴率17.31%)

時折、感想(悪口雑言)を入れつつ、8割方のセリフを載せちゃった!
セリフに色付けたらMAX超えちゃったので、今回は色なしだよ!
まあ、いいか!


幼い日の健「僕が責任を取ります!礼を一生面倒見ますから!」
幼い日の礼「よろしくお願いします!」
妖精(三上博史)「奇跡の扉を探し続けるんだよ!どうしても運命を変えたい、そう願い続ける事でしか、奇跡の扉は開かないように出来てる!奇跡の扉を開ける鍵は、お前の心の中にしか無いんだよ!お前はそれに気付いて無いだけだ。」
前回の終わり、盛り上がってからの続き、という事で、いきなり”明日晴れるかな/桑田佳祐”で始まるのさ!
卑怯者め!


岩瀬健(山下智久)が吉田礼(長澤まさみ)の手を取ってやってきたのは、最初の場所。そう、2人が出逢った小学校。
礼「なつかしい!」
健「…」
礼「ねえ、まだこの本置いてあるよ!」
教室の後ろに置かれたエジソンの本を手に取る礼。
健「それ、俺も読んでた。これも有ったよな!」
健が手にしたのは江戸川乱歩の”二十面相の呪い”。
礼「あー、有った!私は怖くて読めなかったけど。卒業して十年以上も経っているのに、まだ残ってるんだね!あー、健と同じ名前の子居るよ!」
張り出された習字の一つ、”三年二組 大島健”を見ている礼。
礼「ハハ、誰かさんと似てあんまり上手くないね。しかも”愛”だし!ハハ…」
健「・・・」
礼「・・・何で、ここに来たの?」
健「分かんない。」
礼「えっ?」
健「良く分かんないけど、気付いたらここ来たいって思ってて。」
礼「もう、バッカじゃないの!もうビックリしたよ!聞いても何にも答えてくれないし。ハハ…」
健「いったぁ!」
ロッカーを開けると中からモップが倒れてきて、健の頭にぶつかる。
礼「だっさぁー!ハハ、良くそういう悪戯してたくせに!」
健はモップをロッカーに入れ扉を閉める。
健「ねえ、ここの席覚えてる?ハハ、こんな小っちゃいんだね!これが丁度良かったころがあったんだもんねぇ。」

幼い日の礼「転校してきた吉田礼です。よろしくお願いします。」

礼「すっごい不思議だよね。この学校に転校して来なかったら、健と会う事もなかった訳でしょ!」
健「そんなこと言ったら、このクラスじゃ無かったら、絶対仲良くなってないべ。」
礼「ううん?最初にこの席に座ってなかったら、仲良くなってなかったと思う。この席で健に消しゴム貸して貰って無かったら、私たち、多分、幼なじみって関係にはなってなかったんだと思う。」

消しゴムを探している礼に、自分の消しゴムを半分千切って渡してあげる小学生の健。
幼い日の礼「ありがとう、健三くん。」

礼「この席じゃなかったら、全然違う今があったかも知れないんだよねぇ。何か不思議!」
2人には、2人だけの小学生の頃から積み上げられた思い出があって、それは傍から見ていてかなり羨ましいと思うだよね。
小学校の頃の健は、キザだなーと思う一方で、何にも言わない辺りが今の照れ屋な健を想像させたりもする。
礼は、何でこんなに嫌な娘に成長しちゃったかなと…小学生の礼は素直だね!
うんうん!まるで2人の保護者にでもなった気分だよ!何だかトホホ。


多田哲也(藤木直人)から礼を見かけなかったか聞かれた鶴見尚(濱田岳)と榎戸幹雄(平岡祐太)。
鶴は健も居ない事に気付く。
鶴「あのさ、健も居なくねえ?」
幹雄「あいつの人生で一番の勝負しに行ってるんだ!」
鶴「マジ?競馬?パチンコ?」
幹雄「まあ、ある意味かなりのギャンブルだな!本気で一発逆転狙ってるし!」
鶴「はぁぁ、あいつそんなに負けたのかよ!?昔からギャンブルのセンス無いからなぁ。」
幹雄「チャンスにはめっぽう弱かったな!」
だからハレルヤ・チャンスもことごとく失敗してるのか!
鶴「そんで、勝ちてーんだか、勝ちたくねーんだか分かんねーしさ!」
幹雄「今回、初めてじゃねーの?本気で勝ちに行こうとしてるのって!」
鶴「勝てると思う?」
幹雄「どうなんだろうな?」

校庭に出た健と礼。ブランコから鉄棒へとやって来る。
礼「今だったらグライダー出来るかな?」
健「止めとけって。」
礼「冗談だよ!あの日もさ、そいって止めてくれたよね。」

グライダーで飛ぶ小学生の頃の健。
幼い日の礼「私だって出来るもん!」
着地に失敗して転んでしまう小学生の頃の礼。

礼「なのに私が無理して、怒られたのは健だったね!」
健「ホント、良い迷惑だったよ!」
礼「だってぇ、無理って言われれば言われるほど、やりたくなるんだもん!特に、健に言われるとそうだった!あ、ねえ、グライダーとかやってみてよ!」
健「出来ねーよ!あぶねーよ、お前!」
礼「ハハ。…じゃあ、そろそろ行こっか!」
健「…礼!」
礼「ん?」
健「一つ聞いても良い?」
礼「うん。良いよ!」
健「人生でやり直してー事とかねーの?」
礼「へ?」
健「後悔してる事とか、ねーの?」
礼「高校の頃とか、何で私たち幼なじみなんだろうって、ずっと思ってたんだ。幼なじみじゃ無かったら、もっと素直になれてたかも知れないとか、こんなに苦しい思いしなくて済んだのに、とか、色々思った!でも、そこを否定するのは違うって気付いたの。その時は、辛かったり、失敗だなって思ったとしても、それが無かったら、今の私がここで笑ってないと思ったら、後悔する事なんて一つも無いって思ったの!私、健に出逢えて本当に良かったって思ってる。フフ、今、珍しく素直だって思ったでしょ!これから先、いろんな事があると思うけど、健の存在だけは変わらないと思う。今までずっと、健の前では素直になれなかったけど、健が居てくれたから、今の自分が居るんだって思ってる。ありがとね。本当に、ありがとう!」
礼は、健に向かって頭を下げる。
健『礼は、過去に逆らう事なく、今を生きていた。過去の全てを受け入れて、揺るぎない今を生きていた。過去をやり直そうともがいて来た俺にとって、礼の潔さは眩しく、そして胸にしみた。どうして子供の頃、あんなに簡単に出来た事が、大人になると複雑で、難しくなってしまうんだろう?』

幼い日の健「僕が責任を取ります!礼を一生面倒見ますから!」

鉄棒の上に乗り、グライダーを飛ぶ健。
礼「フフ。」
健『たかがグライダーだったけど、まだ飛べる、そう思えた。』

その頃、奥エリ(榮倉奈々)はDon't Knock New Yorkにはめられた指輪を見つけ、そこに書かれた文字に気付く!

辺りは暗くなり、健と礼はパーティ会場へと歩いている。
健『失敗する事よりも、やらなかった後悔の方が何倍も辛い事を、後から知った!今、進もうとしている先に、奇跡の扉があるか分からないけれど、自分自身を信じてみようと思った!』

幹雄「ビックリしたぁ!戻ってきたんなら言えよ!どうだった?一発逆転狙って来たんだろ!」
健「やっぱ、日程変更した!」
幹雄「は?」
健「どうせやるなら大安吉日!?」
幹雄「そっか。」
大安吉日って…!!!

エリ「礼!」
礼「あっエリ!間に合ったんだ!」
エリ「ちょっと良い?」

礼「どうしたの?どうした?」
エリ「私ね、礼は一番の親友だと思ってる!」
礼「急にどうしたの?」
エリ「礼が幸せになる事を、本当に願っているの!」
礼「・・・」
エリ「どうしようか、すっごい迷ったんだけど、礼は本当に大事な人だから!だから、ちゃんと納得のいく答えを出して欲しいって思った!」
礼「ねえ、さっきから何に話をしてるの?」
エリは礼の手を取り、指輪を握らせる。
エリ「ただの偶然だと思って、見過ごしちゃえば良いだけの話なのかも知れないけど、あたしの手元にこうして巡って来た事にも、何か意味があるような気がして。」
その場を立ち去るエリ。
礼「えっ、ねえエリ!?」
礼が手の平を広げると、指輪が乗っている。

健『過去に戻って、礼の為に無我夢中で走って来た。でも、今という時間の中で、礼と向き合う事は、まだ一度も出来て居なかった!そう、俺にはやるべき事が一つだけ残っている。』
健は幹雄のカメラを自分に向けタイマーを仕掛ける。
礼は、指輪に書かれた文字を見る。
礼と、その背後で光る窓。
健は現在へと戻って行く。

健が戻ったのは、スライドをしていた会場では無く、披露宴直前の会場の前だった!
健『どうなってんだよ?何でここなんだよ!』
妖精「何度も言って来たが、お前が過去でやろうとした事は、たかだか過去の数時間を変える作業だ!身を持って分かったと思うが、自分の気持ちや考え方ですら、そんな短い時間で変えられるものじゃない。ましてや人様の感情だ!変える事は非常に困難だと言わざる得ない。過去では無く、現在で勝負しようって決めたんだろ!」
健「ええ!これが本当に正解かどうか分かんないすけど、決めました!今まで過去に戻って、後悔した事を全力でやり直して来ました。もう後が無いのに、最後の一歩が踏み出せなかった事も、頭でばっか考えて空回りしていた事も、最後の最後まで正面から気持ちをぶつけらんなかった事も、結局自分なんだなって、改めて実感しました!そう思えたのも、過去に戻してもらったおかげです!本当に、感謝してます!」
頭を下げる健。
妖精「大事な事は、過去を嘆く今では無く、今を変えようとする未来への意志だ!教会で最初に見かけた時とは別人のような顔をしてるな!」
健「そうですか?」
妖精「あの時は、この世の果てから帰って来たような酷い顔をしていた。今は、若い頃の俺そっくりだ!」
健「妖精か?」
欧米か?のノリで妖精の頭を叩こうとする健。
その手を掴む妖精。
妖精「妖精に対して、そのツッコミは不適切だ!フフフ…。不思議なもんで、出来の悪い奴ほど目をかけてやりたくなるもんだ!歴代見てきた人間の中で、お前の意気地の無さと、往生際の悪さは群を抜いていた。彼女を思う気持ちも、群を抜いていた。お前の成長を、心から喜んでいる。そしてお前のこれからを、楽しみにしている。過去からここへ戻したのは、俺からの置き土産だ!」
健「置き土産?」
妖精「過去に戻って必死にもがき苦しみ、ようやく辿り着いた答えを披露するに相応しい場所を、俺は用意してやった!求めよ、さらば与えられん!尋ねよ、さらば見い出さん!扉を叩け、さらば開かれん!」
妖精の出した手を握る健。そしてハグ。妖精は背中を押すかのように健の背中を叩く。
妖精「さあ、胸を張って行け!」
健「はい!」
歩き出す健。
妖精は、その後姿を眺めながら帽子を被り、指を鳴らす。
健が振り返った、そこには妖精は居ない。

御法川潤蔵(山崎樹範)「それでは、新婦の小学校時代からの親友であり、新郎とも大学の講師と生徒の関係でありました、岩瀬健様よりメッセージを頂戴したいと思います!岩瀬様ぁ~!?」
エリ「何やってたの、遅いよぉ!」
鶴「すっげえ笑わしてくれるんだろうな?」
幹雄「びびってんじゃねーぞ!」
健「多田さん、礼さん、ご結婚おめでとうございます。礼さんとは、小学校からの同級生で、学生時代のほとんどを一緒に過ごして来ました。昨日、小学校の頃の卒業アルバムを開いてみたら、将来の夢を書く欄に、可愛いお嫁さんになりたいと、書いてありました!まあ、今現在、可愛いかどうかは大いに疑問ですが!」
鶴「すっげえ可愛いつーの!」
幹雄「お前が言うなよ、お前が!」
健「ともあれ、小さい頃からの夢が叶った事を友人として、とても嬉しく思います。」
礼「フッ」
健「・・・・・・多田さんには申し訳ないですが・・・礼が結婚を諦めてくれれば良いと思ったことがあります。礼を連れ去ってしまいたいと思った事もあります。」
鶴「おい、酔っ払い過ぎだぞ!」
健「14年間、楽しい時も、辛い時も、苦しい時も、ずっと一緒に過ごして来た礼を、幸せに出来るのは僕しかいないと本気で思っていました。気にくわない事があると、すぐにふてくされる礼を、掃除や仕事をサボっていると、すぐに怒り出す礼を、意地っ張りで全然素直じゃない礼を、一番知っているのは僕です!強い人間に見えて実はすごく繊細な礼を、自分のことは二の次で誰よりも仲間想いな礼を、ユニホームの洗濯が抜群に上手い礼を、いつもただ側に居てくれた礼を、一番必要としていたのは、僕でした!でも結局、心の中で想っているだけで、礼の前では一度も素直になれませんでした。あんなに側にいて、いつでも言えると思っていた言葉が、結局一度も言えませんでした!たった一言が、一度も言えませんでした!僕は、僕は、礼の事が、好きでした!正直言うと、今でも礼の事が好きです!でも礼は、今日多田さんと結婚します。悔しいけど、結婚してしまいます。礼の存在は、僕の中ですごく大きかったから、この言葉に辿り着くまでに、随分時間が掛かってしまいました!礼、結婚おめでとう!幸せになれよ。幸せになんなかったら、幸せになんなかったら、マジで許さないからな!」
涙を流す礼。エリも泣いている。複雑な表情の鶴。温かい表情で見守る幹雄や礼の両親。
来客に頭を下げる健。
鶴の拍手に続いて、皆が拍手をする。
テーブルに戻ってきた健を何も言わずに慰める仲間たち。
そして健は披露宴会場を出て行く。
多田は、横で涙を流す礼を見ている。

会場では、スライド・ショーが行われている。
健は、誰も居ない式場で一人椅子に座り泣いている。
礼『私の側には、いつも岩瀬健がいた!私の思い出には、いつも健の姿があった!』

高校生の頃の健「約束したからな、俺が甲子園連れてってやるって!」

礼『健のやさしさは、いつもどこか寄り道をして、ちょっとだけ遅れて私に届く。』

高校生の頃の礼「何これ?」
高校生の頃の健「明日の俺がさ、覚えてねーかも知んねーし!」

礼『今なら気付けるその不器用な優しさに、あの頃の私はなかなか素直になれなかった。』

高校生の頃の礼「あなたが真心込めて手入れしてくれたこのユニホームこそ、私の高校時代の証です!

礼『嬉しいのに嬉しいと言えない自分が、いつももどかしかった。』

過去の健「いつも近くに居ると思って、先延ばしにしちゃダメだよ!あしたやろうはバカ野郎なんだよ!」

礼『傷付くのが怖くて、最後まで勇気を持てなかったのは、私だった!健の優しさを信じきる事が出来ず、諦めてしまったのは、私だった!もう振り返らないと決めて、一方的に目を塞いでしまったのは、私だった!健は、いつも本気で投げ続けていた!』

泣いていた健は椅子から立ち上がり、式場の外に出て行く。

礼『受け止め切れなかったのは、私の方だった!』

スライド・ショーが終わり、泣いている礼に多田が話しかける。
多田「礼?」
涙を拭く礼。
礼「ゴメン。なんか、色々思い出しちゃって。」
式場の廊下を係の女の人に続いて歩く多田と礼。。
多田は、係の人に先に行ってて貰うように話す。
多田「礼。」
礼「えっ!?何?」
多田「僕は、誰の手にも変えられない運命って、絶対に存在すると思ってる!それがどんなに困難に見えても、結ばれるしかない運命ってあると思ってる!もし、何か迷っている事があるんだったら、ハッキリさせて来れば?」
礼「…えっ。」
多田「二十歳の誕生日の時と同じ顔してる!あの時は、前から抱えていた問題の答えを探すか、目の前のコンペの課題を取るか、どっちにするかで迷ってたでしょ!」
礼「…」
多田「今、あの時と同じ顔してる!」
礼「…」
多田「もし、礼が迷ってるんだったら、今から賭けをしない?」
礼「賭け?」
多田「確率は2分の1。もし、ボタンが無い方を選んだら、キレイさっぱり諦める!もし、ボタンがある方を選んだら、今抱えている問題をハッキリさせてくる!」
礼「!」
多田「大丈夫!僕たちが本当に離れない運命にあるんだったら、心配ない!」
多田は、拳を握った両手を礼に向けて突き出す。
多田「選んで!」
礼は、多田の言葉に少し迷って、多田の右手に軽く触れる。
多田がゆっくりと手の平を開けると、そこにはボタンが握られていた。
多田「行ってきな!」
礼「…」
多田「礼が選んだんだよ!」
礼「…」
多田「ほら。…礼!」
礼は、涙目で多田の目を見ると、脇を抜けて走り出す。
しばらく動かずに、そして後ろを振り向く多田。
ウエディングドレスのまま、外に走って行く礼。
椅子に座り多田が左手を開くと、そこにもボタンが…。
多田「はぁ~。何やってるんだろう?」

タクシーに乗る健。
健「ゆっくり行って下さい。どこでも良いんで。ゆっくり行って下さい。」
健の乗ったタクシーを見つけて、後を追いかける礼。
礼「健!健三!健三!健三!健三!」
無常にも走り去るタクシー。
運転手「お客様とは数年前にもどこかでお会いしているような気がするんですけど、人違いですかね?」
健「そういえば、会ってましたね。」
運転手「あっ!やっぱり!運命ってめぐりめぐって来るんですね!不思議ですねぇ。」

式場の椅子に呆然と座り込む礼。
礼『私たちの人生は、いつもすれ違ってばかりだった。これ以上すれ違うのが怖くて、もう迷ったり、揺れたりしないと、あの時決めたハズだった!もし、もしあの時、自分に素直になっていれば!ずっと言えなかった一言を、好きですの一言を、いう事が出来たのだろうか?』

エリから指輪を渡された後の回想シーン。
指輪をのぞき込む礼。
そこには、”REI X KENZO”の文字が…。

妖精「J・S・ベースという人がこう言っている。男は初恋を諦める事が出来ず、女は最後の恋を諦める事が出来ない!」
礼と妖精の視線が合う。
妖精「お前は女であるにも係わらず、初恋を諦めきれずにいる!」
礼「あ・あのお」
妖精「お前の言いたい事は分かってる!出来ることなら、あの頃に戻って人生をやり直したい!違うか?」
礼「…」
こくりと頷く礼。
妖精「一つ非常に為になる話をしてやろう。ある一人の男が悔やんだ過去をやり直す旅に出た。男は必死で過去を変えようと努力したが、奇跡の扉が開く事は無かった!旅の果てに男は気付いた。いくら過去をやり直しても結局、自分は自分でしかないんだと。そして思った、過去を嘆くよりも、今を変えようとする未来への意志が一番重要なんだと。」
礼「…」
妖精「今からでも、間に合うと思わないか?」
礼「…」
走り出す礼。

去っていくタクシー。
エンディング。

タクシーを押す健。
運転手「すいませんねぇ、本当に!」
健「ガス欠って、どんだけ~!」
礼「健三!」
健「!?」
声に振り返る健。
礼「健三!」
健の顔が笑顔に変わる。

エンディングで終わっていても、オイラは別に良かったと思うけど。
それはそれで、シビィー!って思うし。
指輪も切り札にならず、というか結局過去は全否定されたんですよね。
過去より未来って話だったって事!
多田が激しく可哀想だなと…。
でも、その前に礼と健の関係に気付けよ!(鶴もな!!)
まあ、十分に楽しませて貰いました。(泣けたら最高だったけど)
(黒人ランナーは結局何でも無かったんだね!)



追記:【参考:6/25(月)】
水戸黄門第37部…14.7%
プロポーズ大作戦…最終回20.9%、平均17.31%
月曜ゴールデン夏の映画スペシャル「シュレック2」…10.4%

【参考:6/24(日)】
大河ドラマ・風林火山…19.8%
日曜劇場・冗談じゃない!…最終回12.7%、平均13.37%
日曜洋画劇場40周年記念「ダイ・ハード」…19.4%
K-1ワールドGP in オランダ…10.7%

【参考:6/23(土)】
土曜プレミアム特別企画「LIAR GAME最終回3時間スペシャル」…最終回13.6%、平均11.41%
土曜ドラマ・喰いタン2…最終回14.0%、平均13.66%
土曜ワイド劇場「牟田刑事官事件ファイル」…15.4%

【参考:6/22(金)】
生徒諸君!…最終回9.4%、平均7.59%
金曜ドラマ・特急田中3号…最終回8.9%、平均8.77%
金曜プレステージ「潮風の診療所~岬のドクター奮戦記~」…14.8%
金曜ロードショー「バーティカル・リミット」…11.1%
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