週刊ねこまみれ

ねこにまみれて暮らしたい。ねこ漬けの日々、日々、日々… 現在休止中です。

雲の上に泊まる

2008-09-27 | 旅猫






<雲の上に泊まる>

連休中、こんな所に行ってきました。

長野県の中央、標高約2000mにある美ヶ原高原です。
松本駅から約2時間かけて、
ぐるぐると山道を車で登っていくと急に目の前が開け、
不思議なぐらいに広い草原が広がっています。
360度どこを向いても3000m級の山々のパノラマを展望できます。
晴れた日には百名山のうちの四十二山を
ここから眺めることができるのだそうです。

今回、車で行ける最終地点で宿泊です。
泊まったお宿は「山本小屋ふる里館
星をキーワードに検索していて偶然に見つけた宿です。
外観は普通のお土産物屋さん。
でも、小屋とは言っても設備もしっかりしているし、とても清潔。
従業員のみなさんが優しく、程よい気遣いがあり、本当にいいお宿でした。

朝食室からの眺め↓

部屋にも大きくて眺めの良い窓があります。

朝の牛乳も美味しい♪
こんなに気持ちのいいところにいたら美味しい牛乳が出るはずです!

ね?

「そうよ♪ふふん♪」


例年なら高原の花が終わってしまっている頃だそうですが
今年は大きな台風が来ていないのでまだ少し花を見ることが出来ました。

我も紅なり ワレモコウ                ハクサンフウロ
 
  夕日で輝くススキ                    雲の中のマツムシソウ
 
    ノハラアザミ                     ノコンギク
 
淡い色のハクサンフウロ          ヤナギランのふわふわ              
   
朝露が光るカラマツ



今回の旅の目的は夜の星空と朝の雲海です。
一番心配だったお天気にも恵まれました!
私の雨パワーよりも
一緒に行った友人の晴れパワーの方が強かったようです♪

午後8時半から星空を見に外へ出ます。
夜空って、ほんとは星だらけなんだということがよくわかります。
白い帯のような天の川も
それに向かい合って佇むプラチナ色の織姫と彦星もくっきりと。
大きな望遠鏡で木星の赤い縞模様も見ることができました。

次の日の早朝、雲海を見に行きます。
ちょうど日の出まで降っていた雨があがりました。

早朝の雲海  まさに海。


小さいけれどわかりますか?
上部左寄りの八ヶ岳連峰が途切れたところ辺りに見える…

富士山!


目の前の足元まで真っ白の生クリームのような雲がぎっしり!
子供の頃なら一歩足を踏み出していたかも。(←危ない!)
良かった大人になってて…。


絶景かな~絶景かな~


この景色を目の前に一緒に行った友人がぽつりと

「あの世みたい…」

(゜-゜)

せめて「天国みたい」って言って欲しかった(爆)

昔の人は山そのものを信仰の対象にしていたという話にも頷けます。
空や雲や星、連なる山々、ここで見たすべてのものに圧倒されました。
1泊2日、あっという間でしたが、充実した旅になりました。




猫ブログの猫ネタなし旅記事にお付き合い頂いてありがとうございました♪









ぐるぐるだってぴっちです

2008-09-26 | ぴっち





<ぐるぐるだってぴっちである>

お腹にぐるぐる模様…
もしかしてキミはグーグー?



違うよ!ぴっちだもん!


先週末、映画「グーグーだって猫である」を観に行ってきました。
観ているうちに、うりやくりと話したくなりました。
家で待ってる3にゃんずに今すぐ会いたくなりました。
みなさんはもうご覧になりましたか?



<ついに我が家にも!>

我が家で唯一誕生日が分かっているぴっち。
そんなぴっちの7月の誕生日に何かプレゼントを~と言っておきながら
日が過ぎて…

ついに!我が家にもやってきました!

猫と暮らし始めてウン十年、でも、実はこれが我が家初のキャットタワーです。
組み立てながら、楽しそう~♪とテンションの上がった姉と私。

みんなでどんどん遊んでね!

お~い、遊ぼうよ…。

「いいんじゃない♪この新しいハウス」

… (^_^;)

現在、タワーと言うより、ちょっと手の込んだハウス状態。
すずらんはこのところ毎晩頂上で夜を明かしているようです(^_^;)
ま、気に入ってるんだったらそれでよし。



<衣装を身に着けた猫の絵本紹介 その2>

ローベルおじさんのねこのマザーグース
アーノルド・ローベル さく
三木 卓 やく

マザーグースの童謡集は数あれど
その登場人(猫?)物が全員猫と言うのは珍しいかも!
アーノルド・ローベルさんは猫好きで
オーソンという名の愛猫をとても可愛がっていたそうです。

マザーグースのナンセンスな詩は面白いです。
本の中からひとつ紹介

もし あんたが つぼで
わたしが フライパンなら
いっしょに たなに いられたわ
もし あんたが やまで
わたしが ゆきなら
ふぶきも なんでもなかったわ

たまにはこんな愛情表現いかがでしょうか?(笑)
三木さんの訳が楽しいです。

この絵本のはじめのページには
「わが愛するねこ オーソンに」というローベルおじさんのメッセージが。

作者紹介の写真のローベルおじさんは
愛しそうにオーソンを抱き上げ、
そのオーソンもばっちりカメラ目線で写っています。
訳者の三木卓さんのあとがきも楽しいですよ。





今週もご覧頂いてありがとうございました♪
また来週水曜日にお会いしましょう。



<お知らせ>
連休中に1泊旅行に行ってきました。
のちほどその時の記事をアップします。
猫は出てきませんが…。





べちゃ寝の秋

2008-09-17 | すずらん






今日はすずらんが主役だよ~

「あら、そうなの?素敵な写真をお選びになってね。」

えっと… 素敵、というより笑える… プッ



<べちゃ寝の秋>

夜になると涼しく過ごしやすい季節になりました。
時を同じくして、こんな姿を見かけるように。

お馴染みの方達は久しぶり~と思われるかもしれません。
出会ったばかりのみなさんには初めまして。
これがすずらん得意の「べちゃ寝」です。
横から見るとこんな感じ↓


ありとあらゆる場所で

右から見ても                   左から見ても
 
べちゃ寝


一番落ち着く

べちゃ寝


すずらんのべちゃ寝、こうして見る限り
べちゃっと顔面をくっつける対象の「壁」の素材(硬さや質感)には
こだわりがないようです。

べちゃ寝関連の過去記事はこちらから(笑)↓
                  「マダム裏の顔
                     「待望の?べちゃ寝」
                  「パワーアップ



<衣装を身に着けた猫の絵本紹介 その1>

前回の続きで絵本をご紹介します。
(写真クリックで大きくなります)

白いねこ」  文・絵 こみねゆら

原作は17世紀末のフランスの女流作家オーノワ夫人のおとぎ話です。
お話の展開は昔から馴染みのあるおとぎ話そのものですが
この絵本の見所はこみねゆらさんの絵です。
緻密で繊細に描き込まれているので隅々まで目が離せません。
猫達の可愛さはもちろん、
着ている衣装や絨毯、カーテンなどの布地へのこだわりが凄い!
お城の装飾品も素敵。
全体に上品な色使いでうっとりです。




こみねゆらさんは猫と暮らしていらっしゃいます。
めーちゃんというグレイの猫です。
この絵本の中に出てくるたくさんの猫たちは
ゆらさんがパリ郊外に住んでいた頃、アパートに毎日訪れた
子達がモデルになっているそうですよ。

こみねゆらさんのHP「ゆららおもちゃ箱」のおもちゃ箱別館で
たくさんの作品をみることができます。

こみねゆらさんの動物ものでひとつ紹介。
スペードの山羊

私が持っているゆらさんのイラストのコピー。
かなり前のパルコのポストカード用に描かれたものなのだそうです。
B5サイズぐらいの大きさのカラーコピーです。
私はスペードしか持っていないけれど、
このトランプシリーズは他も全部素敵です。
特にクローバーの山猫?!空の色も大好きです。
(別館の中のピックアップからこのシリーズが見られます)

こみねゆらさん関連で楽しいサイトをご紹介します。
ペピーノ男爵の実験室。なごめるお遊びが満載です。
どれも面白いですが、猫好きさんはぜひおもちゃのピアノの中のCatPianoをお試しを♪
ほのぼの~

こちらからどうぞ



ちょっと懐かしいけど、「へぇ~」ボタンもありますよ(^_^;)




今週もご覧頂いてありがとうございました♪
次回の更新はいつもより2日遅れの金曜日になりそうです。
また来週お会いしましょう!







服着た猫のお話

2008-09-10 | ねこにまつわるエトセトラ





<服着た猫のお話>

「服を着た動物」でみなさんが思い浮かべるのはピーターラビット?
アリスの白うさぎ?
それとも…なめねこ(笑)?

好きな雑貨や本を集めている私ですが、
その中でも、私が特に力を入れて集めているのは
「クラシカルな衣装を身に着けた動物モノ」です。
もちろん猫を見つけた時が一番嬉しいのですが、
他の動物モノも大好き!

おしゃれな見ざる言わざる聞かざる↓                ミミズク博士↓
 
犬男爵↓                   ウサギ紳士↓
 
↓タキシードウサギのペンスタンド     ↓タキシードおサルのカードスタンド
 
↓ミヒャエル・ゾーヴァ作 真珠のネックレスをした白孔雀



「衣装を身に着けた動物」が気になり始めたきっかけは学生の時、
初めて訪れたイギリスで偶然見つけたスーザンハーバートさんのポストカード。

それはヘンリーVIII世とクイーンエリザベスI世の肖像画でした。

気品のあるその姿に魅せられ、夢中に。
その頃、うりにこのヘンリーVIII世の衣装を着せたら
きっと似合うだろうなぁと想像していました(笑)

帰国してから、この本も手に入れました。
猫のシェイクスピア劇場
                ↓クリックで中ページ紹介


そして、これはこの間の宝探しで見つけた一番の掘り出し物!
私にとって宝の中の宝です。

日本で開催されたスーザン・ハーバートさんの2回目の展覧会の目録で
残念ながら書店では購入できません。

中世、ルネサンス、バロック・ロココ、19世紀を経て、印象派まで
そしてシェイクスピアやオペラ、世界名作劇場など
10のセクションに分かれて構成されています。

アリスの一場面も↓              ブリューゲルもこの通り↓
 
(クリックで大きくなります)

ねじっこさんもスーザン・ハーバートさんがお好きで
ブログで何度か画集をご紹介されていました。
ねじっこさんの記事です→記事1 記事2
詳しく紹介されていて、とても楽しい記事です!

このポストカードも以前ねじっこさんに頂いたものです♪


こうしてスーザン・ハーバートさんの絵で
「服着た猫」のコレクションがスタートし、
その後、最愛のこのお方↓に出会ってからは
ますます加熱。


少しづつ集まったコレクションは
絵本や画集、そして人形などなど…。

特に絵本は探すとたくさん見つかりました。
一度では紹介しきれないので
これから出来れば毎週、載せていきたいと思います。



<おまけ その1>

服着た動物…ではないけど
服着た野菜(笑) 
野菜人間シリーズ、これも集めてます。キモ可愛い?




<おまけ その2>

こちらもクラシカルな衣装を身に着けた猫…


プッ

「いま笑ったの、どなた?」


びくっ(@_@;)



<お便り頂きました>

もう1ヶ月以上も前、夏真っ只中に頂いたのに
ご紹介がすっかり遅くなってしまいました。
オレ様は猫である」の足袋ネコさんからです♪

可愛い猫グッズに同封されていた足袋ネコさんからのお便りに
目が釘付けになりました。
今日の記事に合わせてご紹介したいと思っていた理由はコレ↓

足袋ネコさんオリジナルの便箋なのです!!!

「すずらんさんにマイフェアレディの衣装を着てもらいました。」ですって!
プロの足袋ネコさんにこんなことを言うのもおかしいけれど…

でも
ほんとにお上手ーーーーー!!!!

額に入れて鑑賞中。

これはまさに「クラシカルな衣装を身に着けた猫」ですよね!
私の大切なコレクションになりました。あ~うれしぃぃぃー!

額に入れたのは送って頂いた原画データを
アンティークな雰囲気にしてみようと少し茶色っぽい紙にプリントしたもの。
真っ白なドレスの方がオードリーっぽいかなぁとも思いましたが、
でも、とても素敵に仕上がりました♪
↓足袋ネコさんの原画の色合いに一番近いのは1番上の白いドレスのもの。
マダム、カッコイイ!(笑)

               ↑ぜひクリックで大きくしてご覧下さい♪

他にも数種類の色紙にプリントすると
それぞれに雰囲気があってどれもとっても素敵ーーー!
一生ものの宝です♪
足袋ネコさん、本当にありがとうございました!





今週もご覧頂いてありがとうございました♪
また来週水曜日にお会いしましょう。








肥大型心筋症(4) ~気持ちの変化~

2008-09-09 | 肥大型心筋症




肥大型心筋症(4) ~気持ちの変化~



テンが肥大型心筋症を発症してから9月末で丸2年になります。
2年間欠かさず朝晩薬を飲んでいます。お互い(飲む方も飲ませる方も)プロになりました。
テンの体調は安定していて毎日元気に過ごしています。


<病気に対する気持ちの変化>

最近になって、これまで記してきた心筋症の記事と
今の自分の気持ちや考え方が少しづつ変化しています。
読み返してみて、自分の中で知らず知らずのうちにテンの命を諦めたように
出来ることを制限してしまっているような書き方があることに気付き
同じ病気でがんばっている方たちにエールを送るどころか
不安な気持ちにさせてしまったのではないかと深く反省しています。

肥大型心筋症は治らない病気ではあるかもしれないけれど
終わりに向かって無意識なカウントダウンを繰り返し、毎日を送るのではなく
今を生きようとしている
(というより自分は病気だということも全く知らずにのほほんと生きてる)
テンのために私には何が出来るのかを考えなければいけなかったのです。

テンのかかりつけの先生はその点、あまり前向きではありません。
現実をご存知だからこそ、下手に私達に希望を持たせることは出来ないと
思いやりでそうおっしゃるのかもしれませんが…。正直傷付いたこともあります。
薬の他に私がテンに何かしてあげられることはないでしょうかと伺った時
「肥大型心筋症は治らない病気ですから…」
「今、安定していてもきっとまた悪くなりますから…」
「この子は長くは生きられませんから…」 と。

「病は気から」ではないですが、もしかしたら1%でも良くなる可能性があるものも
マイナスの気持ちでどんどん悪い方へ流されてしまいそうです。
でもこの先生の言葉がきっかけで、これまで薬と療法食だけに頼ってきたことを見直し、
病院での治療以外でも、出来ることを全部やってみようという気持ちになったのです。
ある意味、先生に感謝しなくては…(笑)
(2年目にしてやっと…遅っ!行動力のない母でゴメンよ、テン)



<病院の治療以外に出来ること>


1.食事を替える

まずはごはんを替えてみよう。
そこで偶然出会ったのがナチュラルケアで有名な須崎動物病院のHPでした。
ペットの食事で何より大切なのは水分です。と繰り返し述べられています。

水分の多い食事に変えること。
みなさんすでにご存知の方も多いでしょうが、
水分をたくさん摂ることでおしっこの量が増え、
カラダに溜まった老廃物を排出できるので、結果、血液をきれいにすることにも繋がります。

ドライフードしか食べたことのない3にゃんず(テンだけでなくみんな一緒に切り替えです♪)
最初の難関はドライフード以外を食べられるようになることです。
まずはドライフードだったヒルズ療法食のg/dをウェットフードのg/dに替えました。
そして慣れてきたら(3にゃんずとも1、2週間で慣れました)
ウェットフードにさらにお湯を足して水分量を増やしていました。
かなり美味しくなさそうな(苦笑)しゃばしゃばのスープ状です。
それから1ヶ月ほどでお肉を足したり、かぼちゃやにんじんなどの野菜を足して
試行錯誤ののち、今はなんとかほぼ完全にフード無しのごはんに
切り替えできそうかなぁというところです。
(現在の様子: テンはOK、ぴっちは我慢して食べてる、すずらんはわがまま言い始めた…)

あまり完璧を求めると続かないので(←ダメな母)
お気楽に、時にはウェットフードやカリカリもトッピングしてます。
(ぴっちは特にカリカリ命だったのでストレス解消のためにもいいかなと思っています)

ご飯を替えてから、3にゃんずとも体重がかなり減りました。
健康的な理想の体重に近くなったと言えると思います。
それからずっと気になっていたけれど、昔にひいた風邪のせいだから
仕方がないなぁと思っていた目やにや鼻くちょ。
これも水分摂取量を増やした途端にぴたりとなくなりました。
あとはすずらんの乾燥肌。みんな抜け毛が減ったこと。などなど。
すべて改善されたのには驚きでした。
テンの病気のためにと始めたことでしたが、
すずらんやぴっちにも嬉しい結果がついてきました。

先月末、手作り食セミナーに参加しました。
そして、手作り食の大先輩の方にもたくさんお話を聞くことが出来ました。
みなさんおっしゃるのはまずは、難しく考えずに簡単に作って食べさせよう。
栄養バランスは、色々な食材を食べさせることで自然と整ってくるから、ということです。
手作り食は難しい、栄養のことが心配だ…と
ガチンガチンに固まっていた気持ちがほぐれ
一挙に選択肢が広がったことで気持ちが楽になりました。

他にも例えば「塩分って危険」だと思っていたけれど
今は、摂ってしまった塩分は水分で流してしまえばいいんだと思えるようになりました。
これはダメ、あれもダメと敬遠するだけでは
どんどんと道は狭まって身動きが出来なくなるから
なぜ悪いのか、それは本当に悪いだけのものか?その原因や対処方法を知ることが
道を開くきっかけになるのだということを改めて実感しました。

と、話はズレましたが…
テンのあんなに小さな体で続けてきた1日2回の投薬。
今、使っている心臓の薬では副作用はないとのことですが
やはり体内に蓄積されるものがあるのではないかということがずっと心配でした。
でも、必要でないものは、流してしまえばいいのですね!
水分摂取の重要性とその効果を知ったことで、ひとつの不安が解決しました。
これから余裕が出てきたら
病気にいいと言われているサプリメントや食材も取り入れていきたいです。



2.毎日マッサージ 艶出し用のブラシで

抜け毛対策用のブラッシングとは別に
艶出し用のブラシでマッサージをしています。
テンはこれが大好きで夜寝る前と朝起きてすぐにびよ~んと横になって
さあブラッシングよろしくね♪という体勢になります。
血行が良くなって、血栓症対策にもなるかなぁと期待しています。

それからもうひとつ。
ブラッシングをしながらテンの顔を見ていると
私もすごく気持ちよくなって、眠たくなってくるんです(笑)
ふわ~と夢心地になって、一心同体になっている気がします。
ブラッシングは私達にとって、とても大切な時間です。
リラックスできるBGMがあれば、さらに気持ちがいいです♪



3.散歩に出かけること

適度な運動。カラダの中に酸素をたくさん取り入れることは
病気の猫さんにとっても健康な猫さんにとっても重要なことです。

心臓の負担になる激しい運動はなるべく避けたいテンが
一番穏やかにリラックスしながら運動できるという理由で
私たちは毎日の散歩を続けています。車や人や犬を怖がる子なので
遠くへは行きません。庭と表にある駐車場までが散歩の範囲です。


特に2と3はテンの大好きなことです。
決してどの子にでも当てはまるというものではありません。
その子が何をしてあげれば一番喜ぶのかということを見つけて
毎日してあげられたらいいのかなと思います。

以前、メール相談をされていて、とても丁寧なアドバイスを下さるホリスティックケアのお店で
相談に乗って頂いたことがあります。

その時、上に書いたような毎日私がしていることは
病気のためにあまり役には立たない気休めのようなものなのかもしれないけど…
というようなことを言ったら
「そんなことはありません。気休めどころか、とても、また、最も重要なことです。」
とおっしゃって下さいました。 
病気に向き合う時には、
「心」や「気持ち」が大きな力を持つということをこれからも忘れないようにしたいです。

気持ちの持ち方でこんなにも希望が見えてくるものなのだと、自分でも驚いています。
そして、そう思って情報に目を向け始めた時から
驚くような出会いがたくさんあり
貴重な体験談を伺うことが出来たり、
探していた情報が見つかったり、という偶然が重なりました。

お先真っ暗、希望もない…そんな風に暮らすよりも
猫達と共に毎日が楽しく幸せに暮らせることに感謝して普段通りに過ごしていれば
その時がきて、それがどんな形になったとしても
きっとテンはそれにすずらんやぴっちは最後まで幸せに生きられると信じています。

きっとみなさんも心筋症や治らないといわれる病気について調べている上で
とても絶望的な気持ちになってこられたことでしょう。
様々な闘病記はとても参考になる一方どうしても自分の子と重なって
たまらない気持ちになってしまうものです。

でも世界中にはどれだけ多くの猫達が暮らしているんだろう。
その中には心筋症だけど今年、16歳、まだまだ長生きしてるよ~という子も
実はたくさんいると思うのです。
都合の悪い占いは信じないのと一緒で(あれ私だけ?)
良いことだけを信じても、何も悪いことはないと思うのです。

ブログを通じて知り合ったお友達の猫さんがいます。のんびり屋の可愛い子です。
定期健診の結果、その子の肥大していた心臓が小さくなっていたそうです。
医学上は進行するとされている心肥大、でも…こういうこともあるんですよね!
伺うと、お薬やサプリメントなどは
ほとんどテンと同じようなものを飲ませていらっしゃいますし、
特別な治療をされたわけでもありません。でも確実に良くなっているのです。

かかりつけの先生もこの結果について一瞬考えたように言葉に詰まり、
「治ることはないです」や「治りました」というような明言はされなかったそうで
その時、このお友達は心筋症は「まだまだ未知の領域のある病気なんだ」と
思ったんだと話して下さいました。
私にとって、希望の光が見えたようなとても貴重なお話でした。
私もこれからは「治らない病気」という通説を信じるのはやめようと思いました。

病気が発覚した時はショックで明るいことは何も耳に入らない状態だったのが
きっと前向きに考えられるようになる日がきます。
私はそれに気付くのがすごく遅かったけれど(汗)
出来ることなら少しでも早く、いろんな可能性に目を向けることで
愛猫との大切な毎日がもっともっと楽しく幸せなものになると信じています。
どうか落ち込まないで前を向いて下さいね。

治らないと言われた病気の猫さんや犬さんが、そして一緒に暮らすみなさんが、
どの一日を思い返しても幸せだったと思えるような
そんな毎日を過ごせることを心から祈っています。


最後までご覧いただいてありがとうございました。



<リンク集>

須崎動物病院  一度読んでみて欲しい須崎先生のこのお話→「余命宣告をされた!


HAC和歌山   メール相談をして下さったショップ 「ひとりごと」も読み応えがあります


手作りごはんの本  私が今持っているのはこの2冊 
                  「
ネコに手づくりごはん」 須崎恭彦
                  「
もう迷わないペットの健康ごはん」 本村伸子


ペット食育協会    手作りごはんのセミナー 全国で開催されています



☆9/12追記☆

お友達のGaviちゃんが心筋症についての無料レポートを
ダウンロードできるところを教えて下さいました。

こちらから
↓↓↓
『犬猫の幸せ寿命を3年延ばす 薬に頼らない心臓応援ケア』

Gaviちゃん、いつもありがとう♪