<おススメ物件>
涼しいを通り越して、寒くなってきた今日この頃。
3にゃんずがいつもより毛を膨らませて寒そうにしているので
ついにハウスを出してきました。
<物件その1>
屋根付一戸建て
壁が厚く防音対策もばっちり、屋根の構造も素晴らしく
雪どけの季節でも「あんなこと」になる心配はなし。
頑丈な作りで安心設計のおススメ物件。
ただし、ワンコ用だったのか、広すぎてひとり入居では少々寒い。
↑なぜそんなに不愉快なお顔を?
<物件その2>
半ドーム型ハウス
このハウスの肌触りとふわふわ感は特筆すべき。
中敷のクッションは誰もが一度は顔をうずめたくなるような
やわらかさ(←注:猫アレルギーの方にはおススメできません)
ただし、ワルモノが2年に渡り独占しているので
入居希望者の方はこれから2、3年を覚悟の上、気長にお待ち下さい。
↑ハウスの中の黒い所がワルモノです
<物件その3>
窓付き一戸建て
あー!申し訳ございません!
この物件はたった今、崩壊致しましたっ!!!
コンパクトに折りたためるという柔軟性があだになったようで…
しかしながら、この物件はすぐに再建することが可能ですので、
どうかご安心下さいませ!
こ、この物件は何度でも建て直しが可能ですので、
ということはある意味、
いつまでも新鮮さを失わないっていうところも魅力のひとつですよね♪(←苦しい)
↑ぴっち、全く悪びれない顔してるねっ!
あー!お、お客様っ、お待ち下さいっ!!!
私どもが責任を持って、何度潰れたとしても再建致しますから!
そんなすぐに崩壊する物件なんて見せられたら、
他の物件も信用できたものじゃないですって?
そ、そんなことはございません。
お、お客様~!
あ~あ。
今朝、物件その3のハウスを組み立てて数分後にぴっちに潰されました(涙)
私は何度押し潰されようとも、負けないからねっ!!!
それにしても、ぴっちゃん。すずらんがハウスの中でまったりしてる時に
上から潰すのはやめてあげようね…(^_^;)
<服着た猫の本紹介 その3>
「猫の王国美術館」 直江眞砂・絵 直江博史・解説
表紙はルノワールの「草を持つ少女」から
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かつて絢爛なる猫の王国があった。
野にはまたたびが茂り、原には鼠が穴をうがち、
河川湖沼には魚影濃く、森には鳥どもが飛びかい、
人間などという野蛮な生物も住んでいず、
四季は明晰に移り、まことの豊穣な土地であった。
このように恵まれた気候風土の国に、芸術が栄えるのは歴史的必然である。
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直江博史・文
そんな猫の王国で生まれた名画たちをご覧あれ♪
私も好きなアルチンボルドもこの通り↓
ゴッホ! モディリアーニ!
名画の猫でおなじみのスーザン・ハーバートさんの他にも
日本に素晴らしい方がいらっしゃったんですね♪
私はこの本を古書店で見つけましたが、
アマゾンのマーケットプレイスでも購入出来そうですよ。
パロディー作品にはそれぞれオリジナルの作品の写真と解説が合わせて載せられ
とても読み応えがあります。
巻末に寄稿されている美術史家の若桑みどりさんの
「パロディーは芸術の力」という文章も楽しいのでお見逃しなく。
今週もご覧頂いてありがとうございました!
来週は忙しくなりそうなので、更新お休みします。
次回更新は15日水曜日です。
また来来週お会いしましょう♪