まじめに遊ぼう! 「旅と人と器と」

旅行記と陶芸だけだったのが、

手芸や籐工芸や多肉ちゃん

そして孫話まで・・・広がりすぎ~!

スラマッ・パギ 10

2010-10-12 | 2004 クアラトレンガヌ / バリ
渓谷沿いの独立したヴィラにある「スパ・アット・マヤ」にはエレベーターで降りる。

まずは何種類かのマッサージオイル、スクラブを好みで選び、お部屋へ。 『リバーサイドスパ』
2時間コース
 
スパは・・・最高ですう、気持ちいいですう。

えっ?そんなところ・・(うううん・・この人とはもう二度と会わないんだから・・はずかしくなんてないもん)

・・しっかりはずかしい。

最後はお約束のフラワーバス。

フルーツとケーキとジンジャーティをいただく。
 
今回の浴槽は〇型。二人で入るから、体のどこかを突っ張ってないと体がコロンとなりそう。

なんだかいまひとつリラックスできないのよね。
 
終了後 スベスベお肌でお部屋に帰る途中、「ダイジョウブデスカ?」とボーイさん。「・・?」

そうだ、昨晩 K のひじが例の転倒で青タンになり湿布を頼んだら無くて、氷を持ってきてくれたボーイさんだ。

ありがとよ。
 
と私達のバリの旅は無事終了。
 
帰国後仲間で会い、旅の話をした時・・

「もうね!!この人たちはほんっとに歩かせるよ、半端じゃないよ!!!
せかせかして、のんびりなんてしないんだから!
普通じゃ一緒に行動できないよっ!!」
 
ってKよ。また誘えば行くんでしょ?・・・
 
ここで私はふと気づく。

あれぇ?これって「旅行記」じゃなくて「旅先人間観察日記」?
 
      =完=
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スラマッ・パギ 9

2010-10-12 | 2004 クアラトレンガヌ / バリ
5日目

ああ~今日帰るのか~。

「いやだ~帰りたくない~」朝っぱらからおばさんは駄々をこねる。
 
今日は2時にスパに予約を入れてある。

1:45にはスパに行くんだから、そんなに時間がないよ。急がないと!(おいおい!のんびり癒しにきたんじゃないのか
い?)
 
時間短縮作戦、スーパー『デルタ・デワタ』にタクシーで行く。微妙なゴージャスッ!

地元のスーパー見学は楽しい。

生鮮品も日用品も珍しい物不思議な物満載で旅には欠かせないコース。
 
今日は裏道をジャランジャラン。

お店だらけの表通りから一本中に入るとそこは普通の通り。

途中、何かお祝い事だと思う、一軒のお宅になにやら正装した人達が集まってくる。(何なのか聞けばよかったな)

女性達のなんと美しいこと。頭の上に乗せているのはお供え物かな?

本当に見とれてしまい、写真を撮るのも忘れる。
 
昼食は昨夜たどり着けなかったあそこの先の店で食べよう。

あそこの先の右っちょあそこのちょっと手前の右っちょだった。見つかるわけが無い。
 
その店のメニューには日本語が・・・

お味はまあボチボチ。

「ねえ、ここからホテルの送迎車乗り場まで歩くと何分かかる?」
と聞くK

「早足20分位じゃない?」

 「・・・・分かった!私が金は出す!タクシー呼ぼう!!奢る」 泣き入る。
 
「ちょいと~いつまでも無駄な抵抗はやめな!・・・分かったよ。ほんじゃ直接ホテルまで歩こう!

途中でアイス食べさせてあげるから!んじゃ 
Let's go!!」

 「ほぇ???」 

またまた裏路地を歩く3人 
 

「ほれみろK、タクシーに乗ってたらこんな市井の人々の生活は見れなかったよ」


「ハアア・・・・・」

よろずやで20円のアイスを頬張りながら

「ほれ K、タクシーに乗ってたらアイスは食べれなかったよ。
しかも体が冷えて、ほ~ら元気が出てきたっしょ?
しかもこんなに舌が赤くなるアイス、日本で食べれっか?」

「別にアイスなんか食いたかないよ・・・」

「あんただけだよ元気が出たのは・・・・ふんとにもう」 
涙も出ないKであった。
 
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スラマッ・パギ 8

2010-10-12 | 2004 クアラトレンガヌ / バリ
 
今回、家のリビングに飾る「バティック」か「イカット」の布を買うつもり。アンティーク物は素敵だが値段がメチャ高い。

モンキーフォレスト近くの暗~いお店になにげなく入る。

中央に飾られていた一畳弱の一枚のバティック。(あっこれいい!・・でも980000
Rpか・・高いなぁ)

速攻値段交渉。しかしお兄さん英語も日本語も分からない。

そこで電卓に値段を入れながらの交渉。
 
お兄さん「だって奥さんこのバティックってのは手間が掛かるのよ。見てよ!印刷じゃないんだよ。手・仕・事。こんな工程を経ているんだから」

「そりゃわかるけど・・ちょっと高いなぁ、安くなんないかしらん?・・・なんかさぁ、暑いから買わないで帰ろっかな~?」

以上ジェスチャー会話

兄さん700000
Rpでチェック。ただし半べそ。

そのかわり兄さん、我が家のリビングに大事に飾り、毎日眺めてるよ!!
 
あそこの先のチャイニーズレストランを探し歩き続ける3人。

すでに日は暮れ辺りは真っ暗。「ここも違うよ~」 レストランはあってもチャイニーズではない。

「あれえ?この辺じゃなかったっけ?地図持って来てないし・・」
 「もうちっと先かね?」 どこまでもいい加減な二人。

近くにたまたまあった、インターネットカフェにいた日本人の男子(画面が日本語さ)に聞いたけど、知らないって。
 
とぼとぼと道の反対側を戻りつつ、たまたま見つけた小さなレストラン。

ここが、結果オーライ。アジアンテイストで美味しかっ
た。

帰りはホテルの送迎車を呼び、無事帰還。
 
すべて結果オーライな幸運続きの長~い一日でした。
 
 
 

 
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スラマッ・パギ 7

2010-10-12 | 2004 クアラトレンガヌ / バリ
 
さわやかな風を受けマウンテンバイクで走るのはなんとも爽快。

まさしく、バリの風を感じた瞬間。
 
とにかく下り坂の連続。楽チン、だって漕がなくていいんだもん。使うのはブレーキだけ。ちょっと腕が疲れるけど。
 
何ヶ所かの村を抜け、私達は車道を颯爽と走っていた。

「左に寄って~」Chocoは常に後ろを気遣ってくれる。
 
とその時・・・

前方、Kのハンドルが左右に
ふらついた・・・やっやばい!パニくってる~

と思った瞬間 K左に転倒。柔道の受身のように
ゴロン・・・そのままもう1回転し深さ150cmほどの側溝へコロン!

(ちょうど足から落ちたのでセーフ)
 
と次の瞬間、今度は が右に転倒・・・・「ドッヒャ~」である。

ChocoもBlackも彼もKと
に駆け寄る。「ダイジョブ~?!!!」
 
「ズーッとブレーキ握ってたら腕が痛くなって・・・
いつも乗ってる自転車とブレーキの場所が違うから急にわからなくなっちゃった・・・」
とK

「だあって~急に目の前でKが転んじゃって、もうびっくりしたんだも~ん。
先に行っちゃいけないと思ったら~転んじゃったのぅ」
 
幸い二人とも大事に至らなかったが、Kは洋服が汚れ、軽い摺り傷数ヵ所。Ⅰは無傷。

よかったよ~、一人ぼっちになるとこだったぜ。

 
最後尾にはリタイヤした時のためのトラックが伴走。

車道が終わるまでKはそのトラックに強制収容。
 
町が賑やかになりつつある時左手に、広大な芝生広場にたくさんの鹿。

(きれいな公園?)と思ったら、そこはスカルノさんの公邸だったそうで、かのデヴィ夫人がお住まいだったとか。

いままで見てきた村とのギャップがすごくて・・・。日本でのデヴィ夫人のあの傲慢態度も頷けるってもんだ。
 
さあ、ゴールまであとひとっ走り。Kもまた復活。

途中民家見学、生活を垣間見る。

とはいうももの、どうみても仕込み?

台所を覗くと・・・そこにはココナツオイル製作中のしらけ顔のお婆ちゃん。

ゴール後、車でレストランまで行き、

全員一緒にバイキングのインドネシア料理を食べ、ツアー終了。
 
ホテルに帰り、シャワーを浴びる。 でもまだ3時。

「また町に行っちゃう~?夕飯も食べなきゃなんないしね!」

ホンとにのんびりできないおばさんたちである。
 
「んじゃインドネシア料理はもういいよねぇ、レストランはあそこのチャイニーズに決まり!」 「OK!場所はあそこの先でしょ?」

「そうそうあそこのちょっと先の右っちょ」 「そうそう」 出発前の私と
の会話。

送迎車で町に行き再びジャランジャラン。
 
ご苦労さん。
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スラマッ・パギ 6

2010-10-12 | 2004 クアラトレンガヌ / バリ
 
ホテル出発1時間後、バトゥール湖を眼下に見る、標高1500m 展望レストランに到着。
 
 


正面にはバトゥール山、右下にはバトゥール湖。雄大なパノラマだ。

車でスタート地点へ移動。

私達のグループ以外は欧米人グループ。

 
ただしグループごとのまるっきり別行動。
 
まずは体に合うマウンテンバイクを決め、ヘルメット、 グローブ(終了後お土産となる)を装着。

Blackが全員に英語でツアーの説明をする。

水分補給を忘れるな、左側を通れ、人や犬や鳥がいたらぶつからない様にリンリン鳴らせ、とにかく気をつけて!病院は遠
い!
・・
なんとなく・・そんな感じ?
 
ではLet’s go !!

Choco
     - 私-彼女-彼-Blackの順で走る

すぐに横道に入り直角にゆっくり曲がるどろ道。K
ズルッと転ぶ、続いて Iズルッ

・・・・・・・
こっこの後、だっ大丈夫かしら?ちょっと不安な1人。

途中植物の説明を受けたり、畑見たり。豆食べたり、葉っぱ食べたり。
 
Black はとても楽しい人で、親父ギャグ炸裂!常に皆を楽しませてくれる。

それに乗らなきゃ損!!
・・・なのは私だけ?
 
村の田舎道を通ると家々から子供達が出てきて「Hello!!Hello!!」と手を振り挨拶してくれる。

手を振り返したいけど、・・・ブレーキを離せないのよっ。だから大声で「
Hello!!

ハイタッチを待っている子も。おばさんガンバってみるよ!
パシッ!慌ててブレーキ持つ・・みたいな。
 
  村の寺院で休憩。


台湾カップルの彼女、はにかみ屋さんで10代に見える。

彼にすねたり甘える仕草が昔の自分を・・・・・・うそ

年齢を聞いてびっくり30歳だって。彼は33歳。

日本語は分からないけど、私達と一生懸命コミュニケーションをとろうとしてくれる。

ありがと、うれしいね。

台湾では日本のアニメが大ブレイク中だとか。

「ドラえもん」「スラムダンク」「ドラゴンボール」「しんちゃん」


ヘエ~すごいね。そうか・・今度旅行に行くときは、ドラえもんグッズ一つあればどこの国の人ともすぐ仲良くなれちゃうね。
 
ガイド二人も一緒に同じ時間を共有し、言葉は分からないけど良く笑い、幸せな時間だったなあと今でも思う。

 
さあまた出発。ノロノロしているとBlackに後ろから「ハタラケ~!」って言われるよ!
 
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スラマッ・パギ 5

2010-10-12 | 2004 クアラトレンガヌ / バリ
 
クーラーの付いてる店のほうがめずらしいバリ。

大体のお店の床は大きなタイルが敷きつめてあり、店員は裸足。暇で床に寝転がってたりもする。

ひんやりしてそれも生活の知恵。
 
ひたすら歩く。汗拭きタオルがしっとりする。私は暑いのが好きだし、汗が出るのが心地いいけど・・Kはちょっと辛そうかな?
 
本当にガイドブックの写真は素敵にうまいこと写っているなあ。

実はどこのお店も同じ感じ、大した差は無いもん。
 
午後は一旦ホテルに帰りお昼寝タイムよ・・・な~んて言ってたのにあっという間に夕方
 
でも大丈夫。今夜の夕食はホテルのレストランよ

清水の舞台どころではない。六本木ヒルズ屋上である。

念願の町で買ったワンピース、まけてもらって190000
Rp(約2500円)を着込みいざ。
 
今晩はイタリアン。

ワイン、サラダ、スープ、パスタを食べる。

デザートは食べるつもりだったのに、食事の量が多すぎて満腹なのでキャンセル。残念。

おいしゅうございました。

でも・・・なんでイタリアンなのにスープにトムヤムクン?っまいいか美味しかったから。

食事中、ギターを持った二人組み登場。さながら流しの演歌歌手?

各テーブルでリクエストされた曲を歌ってるみたい。

「ここに来たらどうすんの?
チップはどうすんの?お金持ってきてないよ」不安な3人。

 
ホテルのなかは天国。何もかも綺麗だし静寂。

でも・・・こんな綺麗なものだけの旅行じゃ満足しないのよね。

生活臭プンプンの所も見なくっちゃ!!
 
明日は今旅行のメインイベント!私が夢にまで見た!Kがためらった!『サイクリングツアー』だっ!!! 
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スラマッ・パギ 4

2010-10-12 | 2004 クアラトレンガヌ / バリ
 
=3日目=
 
今日は朝から町へジャランジャラン。
 
時計を見ると町までの無料送迎車(1時間に1本)は行ったばかり。

次まで待ってらんない。
「町まで歩くよ!」3人一列縦隊。

ホテルのボーイも門番も「Taxi?」
「No,No alkingよ」「ワォ~」

元気なおばさん達である。
 
ひっきりなしに声を掛けられる「Taxi?」  5mも歩かないうちに「Taxi?」 その度に「No!よっ!」

通行人に「Taxi?」聞くだけ。働かないの?
 
 
 


バイクに二人乗りした子供達までもが「Taxi?」 

おい
こら!「Yes」って言ったらどうするつもりさ?
 
定番の野良犬。目をあわさないようにしなくっちゃ。

ってか犬のほうが完全無視してるけど。

歩道といっても凸凹、どぶの上にコンクリの板を置いているのかな?

その板が割れているので/ \こんな感じ。歩きながらのジェットコースター。
 
パサール・ウブドという市場を覗く。 ちょっと店先の品物を見ようものなら・・

「はいはい奥さん!奥にはもっといい物があるんだから。
ちょっと見てってよ。○○はいくら。安くしとくよ!
これはどう?あれはどう?ちょっとお~!」

ってなことを言ってる・・・・感じ。
 
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