私という人間は、「奇跡」といえる確率で生まれたのです。
しかし、その実感なく日々を過ごしています。一生のうちに私達が出会う人は、極少ないです。その出会いを大切に生きたいです。
私達は、生まれる場所や家族を選べません。生まれてみたら、境遇は様々です。
毒親の家庭もあれば、恵まれた家庭もあります。不平不満を言いたくなりますが、それは、どうすることもできません。
「心の障害」が生まれる人の中には、幼少期の環境が影響することもあります。
子供なのに甘えることができない環境。子供なのに無理をして生きてきた人。親から愛されず、心が満たされず、心の成長に障害があった人は、大人になってから、精神疾患になることもあるかもしれません。
心に障害を抱えてしまった人やトラウマのある人にとって、どうすれば、生きやすくなるのかは課題です。
インナーチャイルドに話しかけて癒やしてあげる方法もあるかもしれませんが、私は、そのような方法は難しいと思いました。
子供の頃に愛されない経験は、根強いです。
私は、人にあるがままに愛されることにより、愛を知り、自分を愛することができると考えています。そして、自分を愛することができる人は、本当に人を愛せると思います。
そんなあるがままの自分を愛してくれる人に出会えるかは、運によるもので、非常に難しいです。
しかし、私は運があり、そのような愛のある人に出会いました。
その人が教えてくれたことは、
自分が本来素敵な人間だということを自覚することです。自分なんてダメだとか、卑下することで自分をいじめないことを教えてくれました。絶対な愛を知ること。例えばわがままな自分も受け入れて許していくことです。わがままな自分も受け入れることが大切なのです。わがままな自分も否定しない。
是非をつけず、あるがままを受け入れることです。そんなわがままな自分もそれでいいと思うことです。自分を許してあげるというのかな。
本来の自分とは、何でしょうか?どういう人間なのでしょうか?
この答えは、未だ分かりません。私も今本来の自分に戻るために自分の心を解放させている途中なのですから。でも、本来の心は、安心した心境であると考えています。生きていると、色々な傷がついてしまきます。恐れや不安、などに囚われてしまいます。しかし、そういうものに解放されたところに、本来の自分がいてるのではないかと考えています。