shining's ブログ 「音楽と旅と珈琲と」

音楽大好き男の徒然なる日記

追悼:前田憲男さん(2)アニメ編

2018-12-26 | 日記
前田憲男さんの追悼特集、
第2弾はアニメ関係を取り上げたいと思います。

残念ながら「銀河鉄道999(スリーナイン)」における青木望さん、
「宇宙戦艦ヤマト」の宮川泰(みやがわひろし)さん、
「ルパン三世」(Part 2以降)における大野雄二さん、というように
アニメに関しては前田先生は“当たり作”をつかむ事はなかったのですが、
センス高い作品を残していました。
 
まず、1969年頃に制作された「ルパン三世・パイロット版」。
原作のモンキー・パンチ氏の世界を忠実に活かした内容で、前田先生は4ビート・ジャズのクールなサウンドを創った。

だが、最終的にテレビアニメで採用されたのは故・山下毅雄氏の“ロック&ラテン調”なものとなった。
結果、あの時代で大人のアニメはまだまだ早かったわけで、途中から子供向きに路線変更していった経緯から、
やはり山下氏の路線で正解だったのかもしれない。
(土曜深夜23時30分以降で視聴率が高かったら、もっとやりたい世界を貫けただろうか)
とにかく、なにもないところから当時のスタッフ諸氏が試行錯誤しながら作り出していっただけでも、敬意に値する。
途中までですみませんが、雰囲気は充分わかるだろう。

ルパン パイロットフィルム 銭形とルパン


「カスタムルックのパーソナルが、ヤングメンのハートをアタックする」……
コピーがややダサいのは、まあご愛敬。
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そして、1983年には映画「クラッシャージョウ」のBGMを担当しました。

クラッシャージョウ Blu-ray&DVD比較映像


今年、映像が4Kリマスターされて、ブルーレイが発売されたようで。
http://www.crusher-joe.net/

YouTubeを観ていると、流れている音楽のほとんどはテーマ曲なので、
前田先生の音楽はこれだけになります。
ポップスにも長ける先生ですが、BGMはまんまシンフォニックサウンドでした。

個人的には、これだったら羽田健太郎(ハネケン)氏が手掛けた「超時空要塞マクロス」(1982)のほうが
良かったかな?
これです。 ↓
ドッグ・ファイター(作曲:羽田健太郎 ) / 超時空要塞マクロス



まだ続きますが、年末になってしまいましたので、いろいろ混在するかと思いますが、
そのところはご了解願いますね。


2018年12月29日付訪問者数:196名様
(ひぇ~~)
おつきあいいただき、ありがとうございました。

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