今回の話は極めて独断の強い話です。
反対される方もいらっしゃるかと思われますが、そんな時は「夢想家のたわごと」として読み流してください。
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音楽仲間(当時)が民宿でのイベント参加のため軽井沢を訪ねている。
そんな彼等が近年、新幹線の利用をやめて高速バスを利用する機会が増えた。
新幹線の指定席が取れなくなった、と言うのだ。
きっかけは「長野新幹線」が金沢まで延伸して「北陸新幹線」になった事だろう。
「長野」の時はほとんどが軽井沢に停車していたが、
最速の「かがやき」ができて停車本数が減ったのは事実。
だから前日夕方の高速バスに乗って1泊増やすようにしたそうだ。
振り返って考えてみる。
始めから新幹線が北陸へつながるのであれば、
軽井沢に新幹線駅を作るのは果たして正しかったのか…?
ゴールデンウィークなどの休暇時期などクルマで軽井沢に入る時にいつも思うのは、
人とクルマの多さ。
成り金のためのゴルフ場が軽井沢駅から上信越道碓氷軽井沢インターチェンジの間に集まっている。
そして、駅前にはアウトレットモール。
“なんでこんなに多いのか”と正直うんざりする。
こんな記事がある。
web「進路のミカタ」より 「リゾート」と「観光地」って何が違うの?(2015.10.26)
https://mikata.shingaku.mynavi.jp/article/4184/
web「立山リゾート研究会」より 「リゾートと観光地の違い」
http://ww2.ctt.ne.jp/~douzou/resort.htm
この定義で見れば自分はこう思う。
今の軽井沢は「観光地」であっても「リゾート地」ではない、と。
何より車山高原・白馬等はともかく、梅雨明けからお盆までの軽井沢中心部はクルマの渋滞も激しく、
「避暑地」とは言えない暑さを感じる事もある。
また「BLOGOS」“日本にリゾートは存在するか?”(2014.8.10)にもこんな定義があります。
http://blogos.com/article/92165/
「欧米の人が一年の間に1回から数回取得する一週間以上の長期休暇において
日々の仕事や日常から解放され、リラックスできるうえに休暇後、
リゲイン(活力回復)して仕事や日常生活に戻れる状態を取り戻すことであり、
それは一種の療養できるところではないかと考えています。」
で、今更ながら私は思う。
「軽井沢=リゾート地」であるべきならば
長野新幹線/北陸新幹線は「軽井沢」でなく「小諸」に停車駅を作るべきだったし、
山間地に「アウトレットモール」など作るべきではなかった、と。
長野市や北陸方面に急ぐのなら「北陸新幹線」に乗り、
軽井沢には1968-1997年に実在した特急「そよかぜ」(上野~中軽井沢)を維持させれば良かったのでは、と。
(つまり、「横川~軽井沢」間は廃止せずに在来線L特急「あさま」が廃止された状態を想像して下さい)
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これでも「星野リゾート」に代表される軽井沢の宿泊施設の価格から、
相当の成り金&高額所得者でなければ一週間も滞在できない筈だ。
なにより一週間もまとめて休める人って勤労者(とくに従業員)のどれだけいるのか?
「働き方改革」が話題になっても、
日本社会の休み方事情が何も変わっていないではないか。
そこで、こんな歌を。
あたいの夏休み(1985・中島みゆき)
作詞・作曲:中島みゆき
編曲:後藤次利
歌詞リンク「プチリリ」
https://petitlyrics.com/lyrics/1160967
Singles【リマスターBlu-spec CD2】(Blu-spec CD2 3枚組)
2024年最新リマスタリング版
あー、なんて情けない日本人の夏休み。
今、「旅の手帖」「じゃらん」「読売旅行」などを読んでいると宿の雰囲気や形態が大きく変わっている。
民宿も「民宿組合」みたいな組織があるだろうけど、それはいわば「護送船団方式」みたいで
大口団体を加盟の宿に分配するなどのメリットはあるだろうが宿の「没個性」を助長させ時代のニーズや変化を読めず、
長い目で視れば却って「宿全体の沈没」を招くことになるのではないか。
(パン食のない軽井沢の宿なんて…………)
新幹線ができた今、ショッピングモールでの買い物目的でリゾート施設に泊まれない客は日帰りするだろう。
で、たぶん熱海のように軽井沢は一度「斜陽」を経験することになり、
大資本に頼らない新しい価値観を生み出すムーブメントを待つことになるのだろう。
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再度お断り:
今回の話は極めて独断の強い話です。
反対される方もいらっしゃるかと思われますが、そんな時は「夢想家のたわごと」として読み流してください。
2018年3月18日付訪問者数:211名様 記録更新!
「ぎえーーっ!!」
お付き合いいただきありがとうございました。
反対される方もいらっしゃるかと思われますが、そんな時は「夢想家のたわごと」として読み流してください。
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音楽仲間(当時)が民宿でのイベント参加のため軽井沢を訪ねている。
そんな彼等が近年、新幹線の利用をやめて高速バスを利用する機会が増えた。
新幹線の指定席が取れなくなった、と言うのだ。
きっかけは「長野新幹線」が金沢まで延伸して「北陸新幹線」になった事だろう。
「長野」の時はほとんどが軽井沢に停車していたが、
最速の「かがやき」ができて停車本数が減ったのは事実。
だから前日夕方の高速バスに乗って1泊増やすようにしたそうだ。
振り返って考えてみる。
始めから新幹線が北陸へつながるのであれば、
軽井沢に新幹線駅を作るのは果たして正しかったのか…?
ゴールデンウィークなどの休暇時期などクルマで軽井沢に入る時にいつも思うのは、
人とクルマの多さ。
成り金のためのゴルフ場が軽井沢駅から上信越道碓氷軽井沢インターチェンジの間に集まっている。
そして、駅前にはアウトレットモール。
“なんでこんなに多いのか”と正直うんざりする。
こんな記事がある。
web「進路のミカタ」より 「リゾート」と「観光地」って何が違うの?(2015.10.26)
https://mikata.shingaku.mynavi.jp/article/4184/
web「立山リゾート研究会」より 「リゾートと観光地の違い」
http://ww2.ctt.ne.jp/~douzou/resort.htm
この定義で見れば自分はこう思う。
今の軽井沢は「観光地」であっても「リゾート地」ではない、と。
何より車山高原・白馬等はともかく、梅雨明けからお盆までの軽井沢中心部はクルマの渋滞も激しく、
「避暑地」とは言えない暑さを感じる事もある。
また「BLOGOS」“日本にリゾートは存在するか?”(2014.8.10)にもこんな定義があります。
http://blogos.com/article/92165/
「欧米の人が一年の間に1回から数回取得する一週間以上の長期休暇において
日々の仕事や日常から解放され、リラックスできるうえに休暇後、
リゲイン(活力回復)して仕事や日常生活に戻れる状態を取り戻すことであり、
それは一種の療養できるところではないかと考えています。」
で、今更ながら私は思う。
「軽井沢=リゾート地」であるべきならば
長野新幹線/北陸新幹線は「軽井沢」でなく「小諸」に停車駅を作るべきだったし、
山間地に「アウトレットモール」など作るべきではなかった、と。
長野市や北陸方面に急ぐのなら「北陸新幹線」に乗り、
軽井沢には1968-1997年に実在した特急「そよかぜ」(上野~中軽井沢)を維持させれば良かったのでは、と。
(つまり、「横川~軽井沢」間は廃止せずに在来線L特急「あさま」が廃止された状態を想像して下さい)
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これでも「星野リゾート」に代表される軽井沢の宿泊施設の価格から、
相当の成り金&高額所得者でなければ一週間も滞在できない筈だ。
なにより一週間もまとめて休める人って勤労者(とくに従業員)のどれだけいるのか?
「働き方改革」が話題になっても、
日本社会の休み方事情が何も変わっていないではないか。
そこで、こんな歌を。
あたいの夏休み(1985・中島みゆき)
作詞・作曲:中島みゆき
編曲:後藤次利
歌詞リンク「プチリリ」
https://petitlyrics.com/lyrics/1160967
Singles【リマスターBlu-spec CD2】(Blu-spec CD2 3枚組)
2024年最新リマスタリング版
あー、なんて情けない日本人の夏休み。
今、「旅の手帖」「じゃらん」「読売旅行」などを読んでいると宿の雰囲気や形態が大きく変わっている。
民宿も「民宿組合」みたいな組織があるだろうけど、それはいわば「護送船団方式」みたいで
大口団体を加盟の宿に分配するなどのメリットはあるだろうが宿の「没個性」を助長させ時代のニーズや変化を読めず、
長い目で視れば却って「宿全体の沈没」を招くことになるのではないか。
(パン食のない軽井沢の宿なんて…………)
新幹線ができた今、ショッピングモールでの買い物目的でリゾート施設に泊まれない客は日帰りするだろう。
で、たぶん熱海のように軽井沢は一度「斜陽」を経験することになり、
大資本に頼らない新しい価値観を生み出すムーブメントを待つことになるのだろう。
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再度お断り:
今回の話は極めて独断の強い話です。
反対される方もいらっしゃるかと思われますが、そんな時は「夢想家のたわごと」として読み流してください。
2018年3月18日付訪問者数:211名様 記録更新!
「ぎえーーっ!!」
お付き合いいただきありがとうございました。