労働環境に戦争法案に、日本国民は怠慢な選挙のツケを負うのだ

あまりに腹が立ってきたので、今日はひさびさに政治の話を。
全文ちゃんと読んで下さい。


東京新聞　2015年9月16日付記事
「安保法案　きょう審議打ち切り　深まる疑念、矛盾」
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2015091690070006.html

東京新聞　2015年9月16日付社説
「安保法案参院審議　「民の声」に耳を傾けよ」
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2015091602000140.html

東京新聞　2015年9月11日付夕刊記事
「改正労働者派遣法が成立　派遣労働を助長」
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2015091102000243.html

東京新聞　2015年9月12日付記事
「遠のく正社員「一生派遣」も　欠ける「労働者保護」」
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2015091202000127.html

ごらん膝まずき　神様に祈る
人々を　踏みつけて
権利も自由も　平和も願いも
粉々に　踏みつけて
誰も求めてたわけじゃないさ
けれど誰もが気づいてたはず
　　　　　　　　　　　　　→「いつの日か」（1985）松山千春

テレビのニュースを見てて、腹立ってしょうがない。
政治が国会が一握りの自民党議員だけで勝手に進んでいる。
ここまで勝手でここまで強引な政治、過去あっただろうか。
あった、1960年の安保闘争だ。

安保もそうなら、労働者の環境もそう。
どんどん増える非正規労働者。
退職金はおろか、昇給賞与のない不安な気持ちがわかるかい？
その間、正社員の仕事を探しても一向に「採用を見送らせていただきます」とつれない返事しかもらえない不安な気持ちがわかるかい？
しかも、その理由が年齢だけ、性別だけならば、これほど理不尽なことはない。
電車に飛び込んだ人の気持ちを思いやったことはないか？

面倒だから、他人事だから。
消費税引き上げ時の食料品だけの還付方法にマイナンバーカードを提示しなければならない、なんて
あまりに国民をバカにしていないか。
その時の麻生太郎の無責任な発言、俺は忘れていないぞ。

今、国会議事堂前で声を上げている方々の労力、本当に頭が下がります。
ただ、その堅実さを2年前・3年前の総選挙で「自民・公明・次世代の党」以外の政党や議員に
投票で示すべきだったのではないですか？
今の強引な政治は、結局国民の選択の誤りの結果だったのだ。
“自民党大勝”という誤った政治を正すには、やはり次の選挙で“自民党政権退陣”に追いやって正すしかないのだ。
デモ運動を「直接民主の声」としていない今の日本では。