shining's ブログ 「音楽と旅と珈琲と」

音楽大好き男の徒然なる日記

続・東京~札幌間寝台特急復活私案 「ビストロ車提携業者は公開プレゼンで」

2015-08-31 | 鉄道
前回の寝台特急にまつわるプランをもう一つ。


今まで、国鉄時代から食堂車や車内販売は日本食堂(にっしょく)が一手に引き受けてきた。
これはこれで安定したことは事実でもあった。

でも、時代は変わった。
新幹線を含み、多くのJRの特急は食堂車が消滅し、車内販売も打ち切ってきた。
スピードアップで利用者が減ったこと。
駅にもコンビニが普及して、乗車前に購入するスタイルになったこと。
そして、何より忘れて欲しくないのが、駅弁や食堂車のメニューが高いこと。
たかだか駅弁や朝食に1500~1600円もかけてどうする。


さて、自分が考える寝台特急には食堂車こそいらないが、では食事提供はいらないかと言われれば
答えは「No!」だ。
寝台特急は運転時間が長い。
たとえ東京~札幌間を「サンライズエクスプレス」のように電車寝台化してスピードアップしたとしても、間違いなく12~13時間はかかるだろう。
ましてや深夜から翌朝に及ぶ乗車時間、厳冬期は雪で立ち往生してしまった場合、やはり飲食の提供がないと生命にかかわることになる。
だから、食事提供は絶対必要だ。
でも、昔のままの日本食堂のような柔軟性に欠ける業者なら、自分は必要ない。


そこで、自分なりのアイデアがある。
現在は多くの飲食提供業者がある。 これを最大限活用しようじゃないか。
この「ビストロ車」「バール(売店)」には軽食の提供を前提とする。
だから、定価も1000円以内でお腹を満たせるもので良いと思う。
駅のテナントにも、おにぎり定食なんか安ければ550円くらいで食べられるし、ランチプレート(定食)も600~750円で食べられる店があるじゃないか。
要はアイデア次第だ。
(例えれば「ほんのり屋(おむすび処)」や「カフェ・ド・クリエ」あたりのメニューを基本に考えてみると良いだろう)

だから、ワゴン車などを使い、オフィス街などで移動販売している個人業者でもチャンスを与えてみたい。
そこで考えたのが寝台特急ビストロ車の業務を委託するための「公開プレゼン」だ。

まず、応募業者(人員・規模は不問)はホームページで自ら応募する方法と、JRの利用者(乗客)からの口コミで業者を推薦してもらい、
その業者がプレゼン招待に応じることで一定数に選定する。

次に「公開プレゼン」は東京駅丸の内駅舎などのイベント広場で開催されること。
審査員にはJR関係者・栄養士などプロの人々はもちろん、ホームページを通じて一般利用者からイベント参加者を募り、無作為に選出する。
そこで料理のメニューや設定料金、調理の安定ぶりを審査し、
通りがかりのJR利用者にも(アンケートに応じてもらう事を条件に)その料理を食べてもらう。
それらを採点化して、業者を選定する。

しかし、それで終わりではない。
業務提携の期間は、初回は「半年」とし、乗客から「味が悪い」「調理時間がかかりすぎる」「値段が高すぎる」などの
不評が相次げば今後の契約を交わさないで、次の業者を選定しなおすのだ。
その反対に評判が高ければ契約期間を「1年」に延長して、その都度契約を更新してゆくのだ。


うまい料理が食べたい、うまいコーヒーが飲みたい。 
うまいサンドイッチやパニーニが食いたい。
そして、その負担費用はなるべく安くしたい。

また、車内はそんなに体を動かすわけじゃないから、「北斗星・グランシャリオ」のようなコース料理である必然性もないはずだ。


かくて、合理的な旅を楽しもうじゃないか。
私はそう思うのだ。

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