8月22日、ついにわが青春の寝台特急「北斗星」が完全廃止となってしまった。
メディアとしては「ブルートレイン全廃」としての報道が多いが、西日本方面はもともと無縁の地なので、
自分としては1988年から数えて27年だけで「北斗星」が消えることのほうが悲しいのだ。
JR北海道は今後の投資を「安全と北海道新幹線」に集中させると言っている。
けど、寝台特急も走る多様性と乗り換えが少なくて車窓をゆっくり堪能できる在来線鉄道を犠牲にしてしまうほうが
かえって観光客の「大都市(札幌)への一点集中化」によけい拍車をかけて、
北海道全体としては衰退に進むだろう。
すでに札幌市内ホテルは外国人客の激増で、宿泊が困難な状況になってきたぞ、どうすんだよ!?
しかも「留萌本線」「北海道医療大学~新十津川」「新夕張~夕張」「日高本線」「釧路~根室」「名寄~稚内」「釧網本線」「滝川~新得」も
JR北海道は廃止を伺っている。
JR北海道ホームページ内の「JR北海道再生への提言書」別紙2-6も参考資料となるだろう。 ↓
http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2015/150626-4.pdf
過疎化そのものはJR北海道だけの問題ではない。
しかし、1時間に1本のダイヤが確保できないと、どうやって通勤・通学、病院通いや買い物などの日常の足に活用できようか。
また、安直に“廃止”を口にするなよ。
国鉄からの移行時に引き継ぐと名言したんだろう?
JRから切り離すなら北海道や沿線自治体に
「もうわが社では維持出来ません。 鉄道で維持したいのなら、第三セクターでお願いできませんか」
とまず言うのが筋だろうに。
また、JR北海道の2016~2018年度は150億円の経常赤字だそうだ。
道新の記事では、 ↓
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/economy/economy/1-0177931.html
だから自分は国鉄の民営化はともかく、「分割」には大反対だったんだ。
今更言ってもしょうがないが。
(今からでも遅くはない、JR北海道を整理してJR東日本に吸収されるほうが良いんでないかい?)
さて、「北斗星」なき後の寝台特急「カシオペア」「はまなす」は来年2016年2月末までは首が繋がった。
ただ、「はまなす」も耐用年数の期限が迫る。
「カシオペア」は……カップル専用列車なので、廃止になっても苦にならない。
-----------------------------------
ここで発想を転換してみたい。
せっかくニーズがあるのだから、「北斗星」に替わる寝台特急は絶対必要のはずだ。
が、そのニーズを伸ばすために何かをプラスαをすべきでないか。
自分としての最上案は、現在東京~出雲市と高松を結ぶ「サンライズエクスプレス(285系)」だ。
客車を機関車で引っ張る性格上、平均時速70-80kmまでしか出せないうえに
stop & dashの不得手な「ブルートレイン」に別れを告げて、
最高時速120kmで行ける「電車寝台車」を新規に開発製造する。
ちょうど今の「サンライズエクスプレス」を発展進化させるのだ。
「Sunrise Kobe」さんのサイトを参照ください。 ↓
http://www.sunrise-kobe.com/sunrise/sunrise.html
現在の技術なら高速走行で発生する揺れも抑えることは無理ではないはずだ。
もちろん、北海道新幹線専用となる青函トンネル内の架線電圧25,000Vに対応できるようにするのは言うまでもない。
さて、ここで課題が発生した。
新函館北斗~東室蘭間の約169kmは「非電化路線」である。
その解決になるものがあった。
JR東日本が開発し、現在烏山線ですでに運用している蓄電池駆動電車「ACCUM(アキュム)」だ。
JR東日本の蓄電池駆動電車についての解説(ウィキペディア)は ↓
https://ja.wikipedia.org/wiki/JR%E6%9D%B1%E6%97%A5%E6%9C%ACEV-E301%E7%B3%BB%E9%9B%BB%E8%BB%8A
これを寝台特急車両に運用することも充分可能だろう。
(東京も札幌も拠点都市なので、両地点間の物流強化の為に、本当ならばJR北海道とJR貨物の2社+
鉄道建設・運輸施設整備支援機構との共同出資で全線電化すべきなんだろうけど)
・まずは1編成を製造して、上野は金曜発、札幌は土曜発の「週1往復」で運用。
・移動販売は一切しない代わりに、ロビー車両にキオスクやイタリアのバール(BAR)のような「カウンターの売店」を設ける。
・内装はJR九州の特急「かわせみ やませみ」のカウンター席を参考に、1+1のテーブル席も設ける。
これより木目の色を濃くして壁はアイボリー調にして、落ち着けるリビングのようにしても良いだろう。
http://www.jrkyushu.co.jp/trains/kawasemiyamasemi/
あとは食堂はフランスTGVやドイツICEに学んで「セルフ式ビストロ車」を併設して食事サービスを確保する。
(この二つ、従業員休憩のために仙台出発30分後~函館出発までは閉店)
・仕事を終えて乗り込んだり暑い夏で汗をかいた乗客のための「シャワールーム」、
・A寝台、シングルツイン&シングルにはネットラジオも聞ける「コンセント&オーディオ装置」を付ける。
・A寝台にはPC持参でネットを楽しめるように「コンセント&LAN端子」を設置する
・安く旅したいのなら「ノビノビ座席」がある(コンセント設置)。
(湘南新宿ライン・グリーン車のような2階建てに設計して、隣とはオフィスパーテーションで仕切り、
ネットカフェのようなリクライニングシートにして、通路とはアコーディオンカーテンで仕切る)
・ロビー室にはテレビ画面を設置して、ライブ番組&ロードムービー&CM放送を流す。
(プライバシー尊重のため、音声はFMラジオで個々に楽しめるようにする)
下り:上野発~大宮間および南千歳~終着「通勤電車のような天気予報&ニュース&CM」(音声なし)
大宮~盛岡間、函館~南千歳間「rockライブ映像(Paul McCartney、Eric Clapton、ドリカム、松山千春 etc.)」
「紀行番組(六角精児の吞み鉄本線日本旅・新日本探訪etc.)」上映
盛岡~函館:深夜のためNHK総合「映像散歩」のような環境音楽
上り:札幌発~南千歳間、大宮~終着「通勤電車のような天気予報&ニュース&CM」(音声なし)
新札幌~盛岡間、郡山~大宮「rockライブ映像(U2、ミスチル、浜田省吾 etc.)」
「紀行番組(関口知宏のヨーロッパ鉄道の旅etc.)」上映
青森~仙台:深夜のためNHK総合「映像散歩」のような環境音楽
★下り&上り共通の途中停車駅:赤羽、大宮、宇都宮、郡山、仙台(5~10分停車) /
函館(駅弁購入を想定して10分停車)、森(いかめし搬入)、長万部、
洞爺、東室蘭、登別、苫小牧、南千歳、新札幌
★下りの理想的運用時刻
「金曜発」上野(始発)金曜19:00発
大宮 19:30
仙台 23:00頃
函館 土曜 5:00頃
札幌(終着)土曜 9:00頃
★上りの理想的運用時刻
「土曜発」札幌(始発)土曜18:30発
南千歳 19:00
函館 22:30頃
仙台 日曜 4:30頃
大宮 8:00頃
上野(終着)日曜 8:30頃
あとひとつ課題は、函館~東室蘭間の路盤保線不良。
北海道新幹線の全通までにまた脱線事故が発生したら今度こそJR北海道の存在価値が問われるので、
社運を賭けて絶対に治してもらいます。
以上っ!(厚切りジェイソン風に)
メディアとしては「ブルートレイン全廃」としての報道が多いが、西日本方面はもともと無縁の地なので、
自分としては1988年から数えて27年だけで「北斗星」が消えることのほうが悲しいのだ。
JR北海道は今後の投資を「安全と北海道新幹線」に集中させると言っている。
けど、寝台特急も走る多様性と乗り換えが少なくて車窓をゆっくり堪能できる在来線鉄道を犠牲にしてしまうほうが
かえって観光客の「大都市(札幌)への一点集中化」によけい拍車をかけて、
北海道全体としては衰退に進むだろう。
すでに札幌市内ホテルは外国人客の激増で、宿泊が困難な状況になってきたぞ、どうすんだよ!?
しかも「留萌本線」「北海道医療大学~新十津川」「新夕張~夕張」「日高本線」「釧路~根室」「名寄~稚内」「釧網本線」「滝川~新得」も
JR北海道は廃止を伺っている。
JR北海道ホームページ内の「JR北海道再生への提言書」別紙2-6も参考資料となるだろう。 ↓
http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2015/150626-4.pdf
過疎化そのものはJR北海道だけの問題ではない。
しかし、1時間に1本のダイヤが確保できないと、どうやって通勤・通学、病院通いや買い物などの日常の足に活用できようか。
また、安直に“廃止”を口にするなよ。
国鉄からの移行時に引き継ぐと名言したんだろう?
JRから切り離すなら北海道や沿線自治体に
「もうわが社では維持出来ません。 鉄道で維持したいのなら、第三セクターでお願いできませんか」
とまず言うのが筋だろうに。
また、JR北海道の2016~2018年度は150億円の経常赤字だそうだ。
道新の記事では、 ↓
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/economy/economy/1-0177931.html
だから自分は国鉄の民営化はともかく、「分割」には大反対だったんだ。
今更言ってもしょうがないが。
(今からでも遅くはない、JR北海道を整理してJR東日本に吸収されるほうが良いんでないかい?)
さて、「北斗星」なき後の寝台特急「カシオペア」「はまなす」は来年2016年2月末までは首が繋がった。
ただ、「はまなす」も耐用年数の期限が迫る。
「カシオペア」は……カップル専用列車なので、廃止になっても苦にならない。
-----------------------------------
ここで発想を転換してみたい。
せっかくニーズがあるのだから、「北斗星」に替わる寝台特急は絶対必要のはずだ。
が、そのニーズを伸ばすために何かをプラスαをすべきでないか。
自分としての最上案は、現在東京~出雲市と高松を結ぶ「サンライズエクスプレス(285系)」だ。
客車を機関車で引っ張る性格上、平均時速70-80kmまでしか出せないうえに
stop & dashの不得手な「ブルートレイン」に別れを告げて、
最高時速120kmで行ける「電車寝台車」を新規に開発製造する。
ちょうど今の「サンライズエクスプレス」を発展進化させるのだ。
「Sunrise Kobe」さんのサイトを参照ください。 ↓
http://www.sunrise-kobe.com/sunrise/sunrise.html
現在の技術なら高速走行で発生する揺れも抑えることは無理ではないはずだ。
もちろん、北海道新幹線専用となる青函トンネル内の架線電圧25,000Vに対応できるようにするのは言うまでもない。
さて、ここで課題が発生した。
新函館北斗~東室蘭間の約169kmは「非電化路線」である。
その解決になるものがあった。
JR東日本が開発し、現在烏山線ですでに運用している蓄電池駆動電車「ACCUM(アキュム)」だ。
JR東日本の蓄電池駆動電車についての解説(ウィキペディア)は ↓
https://ja.wikipedia.org/wiki/JR%E6%9D%B1%E6%97%A5%E6%9C%ACEV-E301%E7%B3%BB%E9%9B%BB%E8%BB%8A
これを寝台特急車両に運用することも充分可能だろう。
(東京も札幌も拠点都市なので、両地点間の物流強化の為に、本当ならばJR北海道とJR貨物の2社+
鉄道建設・運輸施設整備支援機構との共同出資で全線電化すべきなんだろうけど)
・まずは1編成を製造して、上野は金曜発、札幌は土曜発の「週1往復」で運用。
・移動販売は一切しない代わりに、ロビー車両にキオスクやイタリアのバール(BAR)のような「カウンターの売店」を設ける。
・内装はJR九州の特急「かわせみ やませみ」のカウンター席を参考に、1+1のテーブル席も設ける。
これより木目の色を濃くして壁はアイボリー調にして、落ち着けるリビングのようにしても良いだろう。
http://www.jrkyushu.co.jp/trains/kawasemiyamasemi/
あとは食堂はフランスTGVやドイツICEに学んで「セルフ式ビストロ車」を併設して食事サービスを確保する。
(この二つ、従業員休憩のために仙台出発30分後~函館出発までは閉店)
・仕事を終えて乗り込んだり暑い夏で汗をかいた乗客のための「シャワールーム」、
・A寝台、シングルツイン&シングルにはネットラジオも聞ける「コンセント&オーディオ装置」を付ける。
・A寝台にはPC持参でネットを楽しめるように「コンセント&LAN端子」を設置する
・安く旅したいのなら「ノビノビ座席」がある(コンセント設置)。
(湘南新宿ライン・グリーン車のような2階建てに設計して、隣とはオフィスパーテーションで仕切り、
ネットカフェのようなリクライニングシートにして、通路とはアコーディオンカーテンで仕切る)
・ロビー室にはテレビ画面を設置して、ライブ番組&ロードムービー&CM放送を流す。
(プライバシー尊重のため、音声はFMラジオで個々に楽しめるようにする)
下り:上野発~大宮間および南千歳~終着「通勤電車のような天気予報&ニュース&CM」(音声なし)
大宮~盛岡間、函館~南千歳間「rockライブ映像(Paul McCartney、Eric Clapton、ドリカム、松山千春 etc.)」
「紀行番組(六角精児の吞み鉄本線日本旅・新日本探訪etc.)」上映
盛岡~函館:深夜のためNHK総合「映像散歩」のような環境音楽
上り:札幌発~南千歳間、大宮~終着「通勤電車のような天気予報&ニュース&CM」(音声なし)
新札幌~盛岡間、郡山~大宮「rockライブ映像(U2、ミスチル、浜田省吾 etc.)」
「紀行番組(関口知宏のヨーロッパ鉄道の旅etc.)」上映
青森~仙台:深夜のためNHK総合「映像散歩」のような環境音楽
★下り&上り共通の途中停車駅:赤羽、大宮、宇都宮、郡山、仙台(5~10分停車) /
函館(駅弁購入を想定して10分停車)、森(いかめし搬入)、長万部、
洞爺、東室蘭、登別、苫小牧、南千歳、新札幌
★下りの理想的運用時刻
「金曜発」上野(始発)金曜19:00発
大宮 19:30
仙台 23:00頃
函館 土曜 5:00頃
札幌(終着)土曜 9:00頃
★上りの理想的運用時刻
「土曜発」札幌(始発)土曜18:30発
南千歳 19:00
函館 22:30頃
仙台 日曜 4:30頃
大宮 8:00頃
上野(終着)日曜 8:30頃
あとひとつ課題は、函館~東室蘭間の路盤保線不良。
北海道新幹線の全通までにまた脱線事故が発生したら今度こそJR北海道の存在価値が問われるので、
社運を賭けて絶対に治してもらいます。
以上っ!(厚切りジェイソン風に)