shining's ブログ 「音楽と旅と珈琲と」

音楽大好き男の徒然なる日記

総括2017「この世界の片隅に」とひさしぶりの広島&マイpixivコレクション(1)

2017-12-30 | 日記
昨年11月の劇場公開ながらも、今もなお上映館を代えて上映が続く「この世界の片隅に」。

この作品が多くの人々に熱い思いを残したことは言うまでもない。
もちろん、自分もそうだ。
なぜなら、実に二十数年ぶりに広島を訪ねる機会になったからだ。


痛みと祈り、そして躍動の街。



初めてこの街を訪ねた時から、一過性でないものを自分の中に感じていた。
浜田省吾氏の出身地の点を差し引いても。
呉の市民ギャラリーの方から話をうかがっている時の広島弁の心地よさ。
北海道と首都圏にしか根のない自分だが、何かのつながりを感じたり。

両親が幼い頃に戦争の時代の背景を体感しているせいもあるでしょうか、
自分も決して悲痛な時代があった事を忘れてはいけないと感じています。


イスラエルにエルサレムがあるように、
ポーランドにオシフィエンチム(アウシュヴィッツ)があるように、
ドイツにベルリンがあるように、日本は絶対に広島・長崎を忘れてはいけない。

残念だったのが広島市内に費やせる時間が足りなかったこと。
来年平和資料館がフルオープンしたら、また必ず訪ねます。


2017年最後の映画鑑賞も、やっぱりこの作品でした。(at 早稲田松竹)

--------------------------------------------------------------

さて、「pixiv」にも「この世界の片隅に」関連の絵で、良いなと思ったものがあり、
何点かをご紹介できたらと思います。


まず、幼少期のすずちゃん。

hiroさん・画
オープニングの讃美歌「神の御子は今宵しも」が彼女の成長を祈るようで、胸が熱くなりました。


嫁いだあとの「北條すず」として。

 尚さん・画
柔らかな絵柄が好きです。



 ぽんとごたんださん・画
自宅周辺の野草で料理に創意工夫をするすずさんらしいです。



 Auzennismoさん・画
どこか“似た者同士”の晴美ちゃんが良い理解者でした。


―― 敗戦後、失くしたものと得られたもの ――


 Twitterでも良い絵を更新されている奥野ししんさん・画
カラフルな生地の服は新しい時代の証拠です。
広島の焼け跡で巡り合った孤児の子(非公認で“ヨーコちゃん”と呼ばれています)が
すずさんの戦後の暮らしを支えてくれるでしょう。



 奥野ししんさん・画
妹のすみちゃんもきっと新しい時代を迎えたはずです。



 165@おにぎりさん・画
この方のユーモラスさが大好きです。



 ゆるくイキルさん・画
敗戦11年後(1956)くらい、“ヨーコちゃん”も高校進学が決まって制服を新調した光景でしょう。
たぶん周作も径子も呉から広島市内へ通勤しているのでしょう。
(もしかしたら、径子には職場で良い縁も考えられます)


一部の方からはまだご承諾頂いておらず、申し訳ございません。
まだまだ良い絵もあるんですが、今回はここまで。

-----------------------------------

2018年1月1日付訪問者数:122名様
2018年1月2日付訪問者数:158名様
どんだけぇ~~!?
正月早々、お付き合いいただきありがとうございました。
本年もよろしくお願いいたします。

Comment    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« テレビアニメ「Just Because!... | TOP | 2017年最後のブログです。 »
最新の画像もっと見る

post a comment

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Recent Entries | 日記