民主主義とは何か ／ 「国のための準備」by 佐野元春 & The Hobo King Band

（このブログは2013年頃に初出したものの「再掲載」です。）

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小沢一郎氏が川口市内の街頭演説で良い事を言った。

「民主主義とは何か。
それは国民が、主権者が最終の国政の決定をできる制度だ。

安倍首相は（過去の）選挙で何を言っていたか。
言っていたことを何もしないで、言わないことを一生懸命やっている。

国民には、それを止める手立ては選挙しかない。

だから私は言っている。
候補者も政治家ももっと真剣に選挙を重視して考えないとだめだ。

国民も自分たちの主権を行使できるのは選挙の機会だけだ。
自分たちで政権を選ぶんだという意識を持たない限り、
民主主義は成り立たない。

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佐野元春 and the hobo king band 「国のための準備」


歌詞：「J-Lyric.net」
http://j-lyric.net/artist/a0029d0/l01132b.html


オリジナルアルバム『THE SUN』（2004）に収録。


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想像してごらん。
日本が中国みたいな国になってしまう事を。

海外からの評価が国家にとっては不都合とみなされ、
突然ニュース画面が消されてしまう事を。

国民の生活向上に尽力している法律家やボランティア、野党の人間や支持者たちが
突然政府によって身柄を拘束されて連れ去られる事を。

成金の家や持ち物が異様に金を使ってけばけばしいほど派手になる反面、
お金のない人が増えてボロアパートや川岸にシートでテントや汚い板で作られた家が目立つ事を。

人々の会話がケンカ腰ばかりになって、ケータイで会話する人がみんな怒鳴ってる風景を。

交通機関が大惨事の事故を起こしたのに、瞬時にブルドーザーで土に埋められてしまう事を。

山を守る人が完全に消え、山林が豪雨でみんな流失して、山肌が裸になってしまった風景を。
青天の日が続いているのに、流れる川が泥の色ばかりになっている事を。

やがて政府の人間が、櫻井よし〇や百田〇樹等の思想家にそそのかされて
「わが大日本帝国には神がいる。　隣の生意気な国を懲らしめよう」と豪語して
愚かな戦いをまた始めてしまう事を。
そしてその国との戦いに負けて、隣の国の人間が日本列島に我が物顔で占領して、
日本人も日本語も、そして日本という国もかつての「満州」のようにやがて消滅してしまう有様を。

先進国の人々に、「やっぱり日本は何も学ばない国と人種だったんだね」と思われてしまう事を。


想像してごらん。（こんなことは想像だけでたくさんだ）
でも、自民党が圧勝したら、いくつかはほんとうの事になるかもしれない。
（いや、もうなりかけている）