shining's ブログ 「音楽と旅と珈琲と」

音楽大好き男の徒然なる日記

叶わぬ恋を貴方はどうする/「恋の花」(1996・永井龍雲)

2017-02-17 | 音楽
もしも時間と金に余裕があれば
帰札して、1泊の人間ドックを受けたい……

こっち(首都圏)じゃダメかって?
………ダメだね。
完全に“仕事モード”が抜けなくて、なんだかんだで気が抜けないから。

……え? もっと別のことを話せ?
じゃあねぇ………

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YouTubeでその歌を聴いていて、ふとかつて夢中になったコミックを思い出した。
史村 翔・作、ながやす巧・画の「Dr.クマひげ」という。



人間、捨てたもんじゃない。

新宿でオンボロ診療所を営む、医師・国分徹郎、通称クマひげ。
命を救うためならば、クマさながらに吠えまくり、患者も刑事もぶっとばす、飲む打つ買うの型破り熱血医師!

今日も、カルテには映らない都会で暮らす人々の心の闇をクマひげが熱いハートで癒す!
史村翔&ながやす巧のゴールデンコンビが「ヤングマガジン」誌上で話題を呼んだ名作。
魂を揺さぶる感動がここに!!

                 (講談社漫画文庫コピーより)


主人公・国分には医学生時代から大学病院時代にかけてライバルがいた。
彼とはラグビーに恋に助教授のポジションに、ぶつかり合って切磋琢磨していた。

ある日、国分はそのライバルが末期癌であった事を知り、
すべてを彼に譲るつもりで大学病院を去った――――

「序章・雪の終わり」になんとも泣けたのを忘れられない。
その歌を聴いていたら、そんな国分のことを思い出してしまった。


豪華版、また再版して欲しいなあ……
講談社の方、どうかご検討を。



永井龍雲・・恋の花


編曲は服部克久先生でした。
サングラス姿の龍雲氏がカッコ良かった。

……涙腺に来ちまったぞ。
恋する女性に告白できずに酒に逃げる男の心情、俺もわかるようになった。



花のように美しい女性に恋した、とする。
普通の男ならば、出来れば自分が彼女を幸せにしたい、と思うだろう。

でも、彼女は手の届かない世界の人だったら?
しかも、女性にとって男性と結ばれることが幸せ、という価値観じゃない人だったら?


告白したら
「…ごめんなさいね、そういうお付き合いは出来ないの」 と言われて繋がりを絶たれてしまうのならば
その前に距離を置いて、やっぱり笑顔で彼女の幸せを祈りながら見守るだろう。
その人が笑顔でいてくれる良い繋がりを保ちたいじゃないか、……好きならば。


彼女、元気だろうか。

新しい環境では幸せだろうか。
それならば良いのだけれど。




オリジナルアルバム『激流』(1997・現在廃盤)、2012年版ベスト盤『ゴールデン☆ベスト』にも収録

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