shining's ブログ 「音楽と旅と珈琲と」

音楽大好き男の徒然なる日記

哀しい歌が痛みを癒やす~「めまい」(1975)by 小椋 佳

2013-03-17 | 日記
昨夜から疲れと虚脱感で、掃除をサボった。
昼食後1時間半も眠る。

家族がでかけて、日没後食事のためにクルマで出かける。

サウンドコンテナ(カーナビに入ったCD)から小椋佳の歌。
「めまい」
                        作詞・作曲:小椋佳
http://www.youtube.com/watch?v=2IEDjRKMrEg

              オリジナルアルバム『道草』
              各種ベスト盤にも収録

'90年代後半のタイアップ至上主義である「ビーイング」ブーム以降
まるで悪者扱いされるように哀しい歌がメディアから排除された感がある。
でも、哀しい歌じゃなければ癒やされない痛みがある。
元気サウンドでない静かなサウンドであっても
「夢はきっと叶うよ」「花は花は花は咲く」とか言われても
「当人じゃないおまえなんかに何がわかる!40過ぎが公務員になれるというのか!」と
キレたくなる感情もある。

良い歌は時代を越える。もちろん「めまい」もそうだ。
イントロの鳥肌がたつ感覚は年輪を積んでも変わらない。

悲しみ苦しむ人には、寄り添うような哀しい歌のほうが救いだったりする。
そういう歌が流行るほうが文化も多様化して、ダメな自分でも良いんだ、と心が救われて
ひいては自死する人も減ると僕は思う。

(自死した人が3万人を越え出したのは1999年で、まさにそんな現代だからだ。)

高くないイタリア料理の店で夕飯をとる。
だんだん気分が回復してきた。
レンタルでコミック本「坂道のアポロン」を借りる。 読むぞ~。

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