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音楽大好き男の徒然なる日記

政府予算案 目に余る政権の無責任 (朝日新聞、東京新聞 記事より)

2017-12-23 | 日記
たまには硬派なことが書きたい。


そこで、朝日新聞2017年12月23日付朝刊1面記事より
「膨らむ予算、借金頼みは変わらず 3分の1は国債で賄う」

解説記事
「負の分配」こそ、政治家が前面に

第2次安倍政権の発足から5年。
6度目となった今回の税制改正と予算編成でも、先進国で最悪と言われる国の財政への危機感は全く感じられなかった。

予算編成では、さきの衆院選で政権を支えた支持団体への配慮ばかりが目立った。
格差是正などをめざす所得税の見直しは一歩前進したが、会社員ら「取りやすい所から取る」という形になり、
株価を重視する首相官邸の反発が強い富裕層の金融課税の強化などは先送りされた。

安倍晋三首相は選挙にあわせて消費増税を2度延期。
秋の衆院選では消費税の使い道を広げ、財政再建目標を先送りした。
年明けには、目標の再設定に向けた議論が始まるが、政権に都合のよいつじつま合わせの議論に終わりかねない。

2018年度末、国と地方の長期の借金残高は1108兆円に積み上がる。
団塊の世代の社会保障費が急増する「2025年問題」も控え、
さらなる歳出削減や増税といった痛みを伴う改革が避けられない。
予算も税も、誰に手厚く、誰に負担を求めるのか、しっかりと将来像を示し、国民の理解を得る努力が欠かせない。
そうした「負の分配」こそ、官僚ではなく、政治家が前面に出てすべきことだ。

(by 福間大介 氏)

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朝日新聞 2017年12月23日付社説
「来年度予算 防衛費 どこまで膨らむのか」
https://www.asahi.com/articles/DA3S13286499.html

東京新聞 2017年12月23日付社説
「政府予算案 目に余る政権の無責任」
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2017122302000165.html

明治時代の「大日本帝国」が行った“富国強兵”政策の再現を目論む安倍晋三政権の危うさ。
その政策の成れの果てが、1945年の“敗戦”だったこと。

まだわからないのか、安直に自民党に投票した有権者よ。


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2017年12月23日付訪問者数:135名様
お付き合いいただきありがとうございました。

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