shining's ブログ 「音楽と旅と珈琲と」

音楽大好き男の徒然なる日記

人は裏切る、歌は裏切らない/星は天から大地(1992 Live・ふきのとう)

2024-12-26 | 音楽
ふきのとうが、
山木康世さんの歌が好きだ。

この歌を一度だけ、人前で歌った事がある。
かつて親しかった人のサポートで関わった弾き語りライブの打ち上げ(通称お座敷ライブ)の席でだった。
吉田拓郎の歌や出演者のオリジナル曲で盛り上がっていた中、
何か歌えと言われて歌ったのがこれだった。

・・・しかし歌い終わってみると誰も聴いておらず、
それぞれがとなりの人と話し込んでいた。
「・・・(酔っ払いのクソ共が)」
急速にそのライブや関係者への想いが冷えて行った。
数年後、身勝手な彼らとの関係を絶った。


人は裏切る。
でも、良い歌は決して裏切らない。

これからも良い音楽と共に、長き道を往こう。

星は天から大地(1992 Live・ふきのとう)


作詞・作曲:山木康世

空に流れるいわし雲 どこへ行くのだろう
風は北から南 旅の道の途中

目の前に続いてる 長い一本道
星は天から大地 ひとりぼっちの旅

明日を夢みて 愛を信じて
何も振り返らず
歩き続けた 遠い昔の日よ
永遠に輝け
そして今日の日よ

丘に登ってぐるりと 回りを見渡した
遥か君住む街が ぼんやり遠ざかる

明日を夢みて 愛を信じて
何も振り返らず
歩き続けた 遠い昔の日よ

明日を夢みて 愛を信じて
何も振り返らず
歩き続けた 遠い昔の日よ
永遠に輝け
そして今日の日よ

            →Original:オリジナルアルバム『北極星』(1985・現在廃盤)収録
             このライブ『ever last concert』(1992・現在廃盤)音源もバンドらしくて好きだ。
Musicians(1992年5月、Recorded at 東京新宿厚生年金会館):
山木康世:Vocal & Acousitic Guitar
細坪基佳:Vocal & Acoustic Guitar
今泉敏郎:Keyboards , A. Piano & Chorus
坂元昭二:Acoustic Guitars & Chorus
河合徹三:Basses & Chorus
高杉登:Drums
佐藤満:E. Guitars , A. Guitars & Chorus
都留教博:Violin , Keyboards & Chorus


“ふきのとう”というデュオを知らない世代も多くなっただろうが、
この歌を作って歌った山木康世の飄々さと雄大さ・内に秘めた力強さには
男も惚れ込むはずだ。


やっぱり自分に大切なのは音楽だ。

ふきのとう解散前の1991年のゴールデンウィーク中、
ライブハウス”札幌ペニーレーン24”で観た山木さんのライブが忘れられない。
今は一人弾き語りのライブしかやっていないが、
この時は珍しくバンド編成だった。
しかもビートルズの「Come Together」なんて演奏したのだから
わが目を疑ったほどカッコ良かった。

もしメジャー契約できて札幌・東京だけでもバンドライブなんて出来たら
また彼も浮かび上がれるのではと考えている。
NHKも近年の紅白や18祭など ”若者に媚びる” 番組ばかり作らず、
フジコ・ヘミングや馬場俊英を紹介したように
”埋もれた良いもの”こそ伝える番組を創って欲しい。

シャウトするばかりがロックじゃない。
自分の心情を呟くように歌うロックもあるんだよ。



2024年12月26日付訪問者数:277名様
お付き合いいただき、ありがとうございました。

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