石川県の金紋酒造では長年見慣れた道具
が並び懐かしさで一杯。
でも私が勤めていた鈴木酒造では、こんな
立派な神棚はなかったなぁ~
蔵の入り口には太いしめ
縄が年中かかって
いたのは同じ。
日本酒独特の酢いような麹の臭いが、タン
クから漂ってくる。
「杜氏さ~ん、お国から(岩手県)お電話で
すよ~とタンクの間を走り回ったのも、遠い
昔のことになりました。
10年一昔というから、辞めてから15年も経
てば普段は思い出すこともない。
男性陣は利き酒を楽しんだが、私は酒粕の
甘酒で・・・これまたオヤツに頂いた甘酒を
思い出す。あれは、お餅が入って特別美味
しかった。