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偉大な関西の慈悲菩薩仏、友岡雅哉法華研究者の遺言 1

2019-04-23 22:11:20 | 日記
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京都乃鬼新聞(特別企画)①


=弟子の万葉を紡ぐ=

友岡雅弥氏が、期せずして第2代会長戸口先生の祥月命日である4月2日にお亡くなりになられました。

3月下旬よりボランティア活動の為に岩手県宮古市に着かれましたが、肺炎の為に入院されて、田老のワカメ漁の手伝いにはいかれない日々が続きました。

一方で肺炎自体は治まり、1日(月曜日)の退院を希望されて
いました。

しかし、その日に再度体調を崩されましたが、2日(火曜日)の再検査の結果が良好ならば3日(水曜日)に退院、帰阪予定でした。

2日は意識もあり、亡くなられる数時間前までネットを見ていた様で「良いね」ボタンを押されてたとのこと。
しかしその後、急に心肺停止状態となり、残念ながら15:00にそのままお亡くなりになられました。

享年64才でした。

謹んでお悔やみ申し上げます。

つきましては、生前の友岡氏を偲び、昨年4月、友岡氏に対して弊社記者がインタビューしていましたので、
その内容に一部解説を入れながら京都乃鬼新聞特別企画
「妙法の万葉集(友岡雅弥氏編)」として発表させて頂くことになりました。

作中におきましては、実名を出されては不都合な方々もいらっしゃるとは思いますが、オリジナリティを尊重して、故・友岡雅弥氏の表現をそのまま引用させて頂きます。

「妙法の万葉集」(友岡雅弥氏の証言編)

第一回(※印は弊社記入)

本隊(※山木進一名誉会長の一団)随行記者チーム(※通称マーク記者)は兵頭信二さんがトップで常に随行したが、その他の記者はローテーションで替わって随行していた。
私(※友岡雅弥)もその中の一人だった。

いわゆる「先生付きの記者」であり、池田先生の指導を記事にする仕事が主だったが、先生の目の前でメモを取ることができなかった。

出来なかったのでは無く、山木先生が思い切った指導、所謂、本音の指導や秋谷会長など幹部を叱っている様な場面でメモする事は、憚られるという雰囲気だった。

例えばこんな指導が目の前でなされたことがあった。

ある時、先生が西口総関西長(※西口良三1938~2015.3.15 没)に向かって、

「兵庫は絶対に参議院出すな!出したらいけないよ!
東京(※執行部)がいくら言ってきても絶対に出したらいけないよ!

なぜなら、兵庫は世帯数が少ないから、もし出せば、民族党と本部(※東京教団本部)との付き合い方を変えなければならなくなる。

そうなれば、関西が本部(※東京執行部)の下になるよ。
そして教団が民族党の下になるよ。」と言われた事があった。

これを聞いた西口さんは悩んだ。実は尼崎市等の婦人部幹部が兵庫県から参議院議員を「出したい、出したい」と言っていたからだ。

でも、先生がああ仰っているんだからと、西口さんが生きているときは、兵庫県から参議院候補を出さなかった。

でも今回(※2016年)は出してしまった。
案の定、それ以降の関西は、民族党と秋谷栄之介教団本部(※執行部)の
下の立場になった。山木進一先生の言った通りになった。

(※過去に兵庫県で改選議席定数が3の時は、渡部通子氏や片上公人氏ら公明党の参議院議員はいたが、1995年に定数減になり改選議席が2となっていた間は、公明党からは候補を出していないので、山木進一先生のこの発言は1995年前後の指導である事が分かる。)

(※当時の背景として
関西教団本部は昭和33年の大阪の戦い以降、「山木先生の手作
りの常勝関西」だったので、関西独自で活動決定が出来た時代であった。)







京都乃鬼新聞


特別企画 =妙法の万葉を紡ぐ=
「妙法の万葉集」(友岡雅弥氏の証言編)第2回(※印は弊社解説)

また、こんなこともあった。
アメリカ天命尊徳会のダニエル・ナガシマ理事長(※在任期間1999年12月~2015年9月)が、「ニューヨークの一番大きな書店(※Barnes &noble )で山木進一書籍展をやりたい」といった。
すると先生は、
「みっともないからやめておけ!」
「僕の本の中で世界に通用するものは一つもないよ!」と、
ハッキリ言われた。
「本部幹部会では秋谷(※第5代会長)が聞いているから、威張らざるを得ないけど、本当に世界に通用するものなんか無いんだよ。まだ修行中だよ」と言われた。
更に山木会長先生がナガシマ理事長に言われたのは、「この信心だけが幸せになるという考え方は絶対にやめておけ!いい宗教ならばみんな幸せになるんだよ!」と仰った。
「この宗教だけが幸せになるという考え方をしていたら、私が死んだ後、寺と偽物カルトが天下を取るぞ!」と言われた。
「何故かというと、会員一人一人が努力をしなくなるからだ。『入っているだけでいいんだ』とか『題目だけあげていればいいんだ』といって、社会人としての努力をしなくなってはダメだ」と仰った。






京都乃鬼新聞


特別企画 =妙法の万葉を紡ぐ=
「妙法の万葉集」(友岡雅弥氏の証言編)第3回(※印は弊社解説)


それから、(株)シナノ企画(※教団本部の外郭企業)に先生の映像と音声を撮っているチームがある。

これも2チームあった。
このチームが先生の言動を全部撮っていた。
秋谷会長を土下座させたり、雪の秋田指導でおばあちゃんを抱きしめたり、プライベートなところまでかなり撮っている。

ところが、このシナノ企画の随行チームも無くされた。

(※因幡企画の随行チームだけで無く、天命尊徳新聞社の報道や写真局も次第に縮小している。)

因幡企画が押さえていたビデオや音声は全部、本部(※執行部)の管理になってしまった。

(※これ以降、谷口事務総長《教団事務方のトップ》の指示で焚書にされたビデオや音声が数多くあるのではと伝えられている。)事務総長は教団本部の14兆円の資産管理をすべて握る立場です。

同じく、新聞の随行記者チームも解体解任された。
僕は大阪にいたから、僕だけ降ろされたのかと思っていたが。



(※この背景で何より大きいのは、山木進一先生がご高齢になり、
病気も重ねられ、行動を制限されるようになられたことだ。)

(※先生ご自身は、会員と会いたい、海外の要人とも会いたい、行事にも出たいと思われても、それが体力的に無理になってきた。)

(※山木先生関係の行事も激減。
その行事が減れば、報道も減る。
それで随行記者体制も縮小を余儀なくされるのは当然であるが)

(※また新聞社の山木先生の随行記者には明確な任命があるわけでもないので、山木先生が外へ出ての行動をされていない現在では消滅したと言って良いだろう。)

(※一方この同じ時期に、山木先生の秘書室である第一庶務も規模を縮小していった。)

(※山木先生周辺の組織や人員の縮小や解体にはいろんな側面があるのだが、現執行部が先生と直接歩んできた随行記者や秘書室員を疎ましく捉えていたことも事実である。)

(※一般論として権力者は、自分たちの権力にひれ伏さない人間が我慢ならないのだ。)

(※しかし逆に言うと「権力に靡(なび)いた人々」には甘い顔を見せるものだ。金や地位など存分の果実を与えるが、その実体は畜生界なのである。)

(※権力者がイエスマンだけを登用する実体は今で言うところの「会社の家畜」=「社蓄」ならぬ「組織の家畜」「権力者の家畜」という意味で「組畜」「権畜」を育てているに過ぎないのである。







京都乃鬼新聞


特別企画 =妙法の万葉を紡ぐ=
「妙法の万葉集」(友岡雅弥氏の証言編)第4回(※印は弊社解説)



STB(※今まで会館でしか見ることのできなかった映像が家でも見られるようになるシステム機械の事)とは、会員洗脳マシーンで、アクセンチュア(※外資系総合コンサルティング会社)と電通が、教団の会員を本部の意向に誘導するために様々な演出を凝らして作っている。

(※法人改革という名目に置いて、谷口副会長【現在は主任副会長】が積極的にアクセンチュアというアメリカのコンサルティング会社を天命尊徳会に導入したが、100億円以上とも言わる巨額な金額を支払っていたという証言がある)

しかも、もともとが信仰心や山木先生に対する尊敬も何も無い外部委託の作品だから、余計とクドクドした芝居のようでクサく感じられる。

あれを見て感動している人がいるが、あれは脚本から作られた完全なるドラマなんです。

だから山本
先生が同時中継を始められた意図と、STBは方向性が真反対なのですよ。

(※同時中継は、1980年代後半から始まる。記憶では1988年。)

(※当初は本部幹部会と同時刻に各県の中心会館とを電話回線で繋ぎ、音声だけが流れてた)

(※この導入時は、同時中継の参加券を貰うのに、本部参加者と同様に、別途、指導会に参加しなければ同時中継に参加出来なかった。)

(※各県中心会館のキャパの人数しか入れないので、支部幹部以上でも選抜されていたので、一般参加者は殆どいなかった。)

(※しかし次第に電話回線から衛星回線になり、本部幹部会そのものが画像付きで視聴出来るようになり、また衛星放送を受信出来る会館も徐々に増え、多くの会員が「山木進一」その人を、人となりからリアルに感じられた。)

(※この辺りから指導会はあったが、絶対参加では無くなり、指導会を欠席しても、会館に参加券を取りに行けば、その都度、幹部が心構えなどを指導してくれた)

(※その後、各県の中心会館から全ての会館に衛星回線が繋がり、参加券は地区から配布されるようになり自由参加となる。しかも数日間ノーカットで放映されていた。
但し、新聞の記事はリアルに書かれずに修正されていた)

(※この頃迄は、同時衛星放送に行く時「今回もまた、先生は何を言わはるんやろ?」と、いろいろな意味でワクワク感があった。)

(※しかし近年では同時刻に放映されなくなり、入念に編集された指導内容が数日後に放映されるが、その内容は新聞に掲載されるものとほぼ同じなので、結集しても疎らの参加者となってきた)







京都乃鬼新聞


特別企画 =妙法の万葉を紡ぐ=
「妙法の万葉集」(友岡雅弥氏の証言編)第5回(※印は弊社解説)


STBは裏執行部にとって都合よく編集された、組織をコントロールするためのものです。
今や書籍も同じですが。

だから本当の先生の思想性を感じて学びたいのならば、1990年代迄の書籍、2000年以前の書籍でなければダメです。

例えば「創価のルネッサンス」や「今日より明日へ」、それから「法華経方便品寿量品講義」「法華経の智慧」ならばオッケーです。
但し、初版本でなければダメですよ。

当時、先生は月に3回スピーチをされていた。それを小冊子にして出していた。これを集めるのが一番良いですね。


(※スピーチの編集が行われるようになるのは、山木会長先生が公明党議員や教団幹部の個人名を挙げて厳しい言及をする内容が増えてきたからという側面もある。)

(※また先生が最高幹部のみに話すような内輪の話と、方面幹部を対象とした話や一般会員を対象とした話、または対外的な話は、当然、意味も意図も異なるので、そのまま載せると受け取る側は混乱するという配慮もあるのは確かである)

(※だが、先生はなかば意識的に、それまで極々内輪でしかしなかった話を一般会員に向けに話すようになる。)

(※例えば「壇上の幹部に付いていったら地獄だぞ!」のような話をスピーチでされる事もあった。)

(※広く一般会員や外部の人々に、これを新聞に載せて読ませるのはどうかは判断が分かれるところだろう。)

(※しかし、そのために山木先生のスピーチの映像・音声をいとも簡単に削る仕組みが出来上がってしまった事も不幸な現実である)

(※当然のように、それに乗じて執行部幹部達【特に秋谷(当時)会長】にとって都合の悪い部分だけを、事細かに削るように指示されて動くような連中も出てきた)
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