(MyGardenのチューリップ)
新商品の開発のために必要なことといえばまずは「顧客ニーズ」となります。
ということで、顧客ニーズの調査を開始することとしました。
もっとも、顧客ニーズといっても、その顧客とは誰でしょうか?車を利用する人、つまりは一般のコンシューマーも当然顧客ということになります。しかし。この場合は単純ではありません。一般消費者向けの販売ルートの開拓、宣伝広告など広範囲な展開が必要となります。
そこで、現在持ちうる資源(技術と販売ルートなど)の有効活用を図ることをまず第一として、新商品ニーズの調査をすることとしました。つまりは、問屋さんー部品商―修理工場のルートです。
やみくもに行っても非効率のため、以下の手順で進めました。なお。主力のメンバーは設計を含めた企画部門全員(といっても5名)と同じ部(東京営業本部)の営業責任者2名にも加わってもらい.ました。
- 全国の営業所(7か所)にニーズ調査の依頼
- 東京本部.管轄地区の問屋営業所と主要部品商の巡回訪問(営業部員に同行)
- 関東地区の修理工場数か所の訪問調査(営業部員に設計担当が同行、主に技術ニーズの調査)
- ①の結果収集後全国の営業所の行脚。各営業所の担当顧客(問屋営業所及び主要部品商、大手修理工場の巡回訪問)
以上の調査はおおよそ半年に及びました。
その結果、10点ほどの新商品案が浮かび、その中から4品目を選んで開発進めることにしました。
(つづく)
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