SYUUの仕事部屋:ものづくりの世界のしくみをもっと深く知ろう!

製造業(メーカー)の仕事の仕組みをご紹介しています。

モータースポーツ1

2024-05-19 09:27:48 | 888私の履歴書ー仕事編-

(神代植物公園のぼたん)

 

 モータースポーツというとまずは「F1」と頭に浮かぶでしょうか?モータースポーツの最高峰ですから。
 ただ、F1にかかわるのは、相当な資金が必要なんでしょうね。部品メーカーレベルでは容易なことではありません。
 もっとも、F1などのモータースポーツが大好きで、自分も少しはハードな走りがしてみたいという車好きはたくさんいます。
 つまり、モータースポーツへの進出とは、こういった車好きの人向けの部品の提供をしようというものです。
 幸い、製造している部品はいわゆる足回り部品のため、モータースポーツ向けに魅力ある商品として提供することが可能だったのです。

 実は直接ではありませんが、モータースポーツとのかかわりはかなり古くからあった話です。それは、カーメーカーが、サファリラリーなどに参戦していた時に、それ用の部品を提供していたことに始まります。つまりは半世紀以上前から経験のあったことでした。
 同じように、F1ではないですが、国内の自動車レース用の車向けにも、各ワークスの要望する部品の提供をしていたのです。さらに各ワークは、一般モーターファン向けの商品販売もしており、それ向けの商品提供もしていたのです。

 つまり、自社ブランドではありませんが、間接的にモータースポーツ用の商品開発の経験はあったため、これらの経験をもとに、自社ブランド品の開発・販売をしようと方針を決めたということです。

 ということで、モータースポーツ向けの商品開発が始まりました。

 

(つづく)

 



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1 コメント

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マルテンサイト千年グローバル (特殊鋼鉄の道リスペクト)
2024-09-26 06:37:34
最近はChatGPTや生成AI等で人工知能の普及がアルゴリズム革命の衝撃といってブームとなっていますよね。ニュートンやアインシュタイン物理学のような理論駆動型を打ち壊して、データ駆動型の世界を切り開いているという。当然ながらこのアルゴリズム人間の思考を模擬するのだがら、当然哲学にも影響を与えるし、中国の文化大革命のようなイデオロギーにも影響を及ぼす。さらにはこの人工知能にはブラックボックス問題という数学的に分解してもなぜそうなったのか分からないという問題が存在している。そんな中、単純な問題であれば分解できるとした「材料物理数学再武装」というものが以前より脚光を浴びてきた。これは非線形関数の造形方法とはどういうことかという問題を大局的にとらえ、たとえば経済学で主張されている国富論の神の見えざる手というものが2つの関数の結合を行う行為で、関数接合論と呼ばれ、それの高次的状態がニューラルネットワークをはじめとするAI研究の最前線につながっているとするものだ。この関数接合論は経営学ではKPI競合モデルとも呼ばれ、トレードオフ関係の全体最適化に関わる様々な分野へその思想が波及してきている。この新たな科学哲学の胎動は「哲学」だけあってあらゆるものの根本を揺さぶり始めている。こういうのは従来の科学技術の一神教的観点でなく日本らしさとも呼べるような多神教的発想と考えられる。
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