今年手伝えた舞台はこの演劇集団よろずや一本だけになりました。コロナ以降しばらくこのペースです。
やはり作りたい熱が消化しきれなくておどろ草紙に色々注ぎ込んだ結果、作ったのが以下になります。
シャドーボックス
チラシを七層切って立体に重ねシャドーボックスにしました。断面は筆ペンで黒塗り。2010年の「青眉のひと」から始めた工作で、前作「あやし草紙」でも製作した続きものネタです。
受付ポスター
SNSのリアルタイム情報が集客に影響する時代になったな、と感じたので製作。
入り口で無料で気軽に撮れる、全員の顔入りサイン入りでSNSに上げやすい、大判の集合ポスター。公演期間中もチケット売れ行きが好調だったそうなので少し効果があった、かな。
差し入れオリジナルキットカット
公演の初日祝いに役者さんスタッフさんへ差し入れでお渡ししました。
鏡前に気軽に置けて自撮りに合わせやすい大きさ。チラシやパンフレットとはまた別にデザインした特別感。
出演者さんがとりあえず撮って気軽にアップしやすいのでこれも有効だったのかな?
というか、数字以前に、楽しい。
舞台写真ポスター
奈良で関わった劇団では毎度恒例にしていた千秋楽限定の舞台写真ポスター。
大阪では過去ほとんどできたことがないですがやっと実現できました。
夕方ゲネで撮影、夜公演の裏で選別調整、帰宅後ポスターレイアウト、翌日プリントして持参。
時間との勝負ですが苦労した甲斐のある良い反応を頂けました。
写真の旬は撮ってすぐ。喜びもひとしお。
流石にネタバレなのでお客様には見せず関係者限定のポスターとしました。
掲出は内緒でこっそりやるのがポイント。
パンフレット
使われなかったチラシデザインB案をパンフ表紙に。離れると髑髏に見える騙し絵テイスト。
中面は縦横斜めに入り乱れて誰が犯人か被害者かわからない感じに。角度はチラシの雨やパンフ表紙の雨と同じで9度です。
自分的な撮影テーマは「振り返ってハッとする」として、犯人にも被害者にも見えるように撮りました。
決まった事をやるのは大事だし、お客様がたくさん来てくれるのも大事。
でもそれしかしないのはどうなのか。楽しいか。頼まれない事、自分がやりたい事を勝手に盛り込んでこそ、心から楽しい。
良い座組でした。皆様またお会いしましょう。