焦りと期待

先日シン・ゴジラをIMAXで観てきました。
とても面白かったです。
おしまい。

いやいやいや！そんなんで済まないですよ！圧倒です。圧倒でした。

長年舞台をチラシにしてきましたが
僕だったらシン・ゴジラをどうチラシにするだろう、と考えてみました。
すると何か足りないんですよね。どうしてもつまらないチラシを作りそう。
変にアートなもの作るんではなく、変につまんないいわゆる邦画チラシを作るんでもなく
「この映画」をどうしてやれるだろう。

特に輸入洋画ではなく邦画で難しいのは、（やったことないんで想像なんですが）
映画の完成前にチラシを完成させるってことなんですよ。
それって舞台のチラシと同じですよね。

本番にこんな怒濤の映画ができてたら、チラシを作ったのが僕なら恐怖です。
舞台でもままあります。
本番までは自分のチラシに「自信」があっても
本番で「やっぱり紙切れは人間に敵わないな」と思う事、多いです。
しかしここまでの恐怖は舞台ではなかったと思います。今までは。

でも同じ人間が作ってるんですよ。

つまりいつか、舞台でもこのぐらい打ちのめされる時だって来るんですよ。
それってすごいことだと思う。怖いけど。楽しみでもあります。