違うけど違わない

何事もなければ今頃ただの会社員でしかなかったはずの自分が
「宣伝美術」に携わったのは、何度も書いていますが偶然です。
知識ゼロで飛び込んで14年。
宣伝美術家TOMを名乗るくせに
未だアウェイであり門外漢でありつつも
活動を続けています。

そんな僕ですがここ２～３年で急速に
宣伝美術活動を通して様々なデザイナーの方々と交流を持ちました。
僕以外の皆さんは正真正銘デザイナーです。舞台以外のデザインもバリバリです。
そうすると皆さん僕に言うんです。

TOM君はデザイナーではない。
でも、自分たちのなかでTOMさんが一番「宣伝美術家」だと。
まあいろいろな意味でだけど。
でも嬉しいんですよね。これ。

僕も自分がデザイナーだとは思っていません。
デザイナーというにはスキルも足りないし経験が薄いです。

もしもあなたが「宣伝美術」になりたくて
GoogleやYahooで検索してここを見つけた人なら・・・
つまり宣伝美術は誰にでもなれるということですよ。

デザイナーの人に付いて教わった経験も
受賞歴も資格も何もいらないんです。
僕はそういうこと何も無しで、とにかく続けました。

個性を磨く！とか自分探し！とか
センスを取り込みにどこかへ行くとか
そういうこともせず
とにかく続けてきました。
それで最近、
真似さえしなければ同じになるはずがない事に
ようやく気付きました。

作る物に劇的な進歩とかなにも起こってません。
でも最近楽しいです。中身が詰まってちゃんと楽しい。

さてたまりにたまった案件がまとめてスタートしそうですよ。
作るぞ。