2014.6.14(土曜日)
籾糠山(もみぬかやま) 1744m
【飛騨高地の中央部に位置し、山名は飛騨の匠伝説に由来する。登山口は大野郡白川村と
飛騨市河合町にまたがる天生(あもう)峠。この一帯は近年、中部北陸自然歩道として
整備され、天生県立自然公園となっている】
まだまだ山初心者の私が言うのもなんですが
山って本当にそれぞれ個性があって みんな違う (当たり前だ!!って突っ込まないでね)
そして登って見た景色は
その日限定!二度と出会う事のない
かけがえのない一瞬
感動という感情には飽和も終わりもないことに感謝
この日は山の師匠他2人に連れて行ってもらう登山だったので
下調べをあまりしなかったのだけれど、想像と全然違う山だった
朝 6時30分に出発
東海北陸自動車道 関ICから入り
白川郷ICで下りて360号線を東に
天生峠Pに。峠までの道はすごいヘアピンカーブ多し
(岐阜から約2時間半)
岐阜は晴れていたのに峠に着くと雨が~(泣)
久しぶりのレインウエアの登場
皆さんよく知ってらっしゃる。テキパキとスパッツも着用
「湿原なのね、私知らなくて・・」ともたもたしているのは私だけ。
この山
もう! みちが、ぬかるんでる!のもみぬか山だった
広い駐車場にトイレ完備。
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ところが日によってはこの駐車場が満車になり、少し登ったところのスペースにとめなければいけない時も
あるとか。いかに人気の山かわかる
団体さんも多い
入山には整備協力金として¥500を徴収しています(任意)
ここで協力金を渡し、パンフレットをもらう
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歩きだしたら、雨が止み
どんどん明るくなり
朝は梅雨空 花は春、やがて初夏の陽気になり、帰りは真夏の空
山の天気はわからない
1年の半分近くを雪で閉ざされる厳しい環境の中
雪解けを待ちわびて、6月になると一面にお花畑になり
秋まで花が絶えることがないのが天生の大きな魅力
ユキザサや、ツクバネソウ、マイヅルソウ
足元の高山植物に気をとられながら、
そして夢中でシャッターをきりながら
(こう書くと、いかにも、私は高山植物には詳しいのよ!って感じだけど
実は全く知らなくて、この年になると聞いたそばから忘れるからメモしながら、
歩いたのである。
この日私は覚えた花を見つけると嬉しくて何度も確認して歩く、うっとしいオバサン
に化していた・・・皆さんごめんなさい)
歩き始めてすぐに出迎えてくれたユキザサ
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ブナ林の中、緩い傾斜のぬかるんだ道をいくと
天生湿原がある。
そこは自然の水をいっぱい含んで数えきれない多くの
植物の命を育んでいた
水芭蕉の群生は見事だけれど花は終わっていた
今は、こんなに力強い植物だったの?とびっくりするくらいの
大きな葉っぱが青々と勢いよく伸びていた。
この湿原は木道の回遊コースもあり、ここまでは軽装でのハイキングを楽しむ団体さんで
賑わっていた。
青汁を作ってみたくなるような水芭蕉の葉の見事な青さ
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コバイケイソウは満開
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湿原から少し下がり天生谷川源流沿いにいくと
林床にサンカヨウがみられるようになり
道は3方向に分岐する
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サンカヨウは今年は早かったらしく
林道開通すぐに満開になったらしい
「例年なら、一面可憐な白い花が咲き誇って見事なのに」
と山の師匠は残念がっていた。
そのかわり、キヌガサソウが満開の立派な花を咲かせていた
この日は真ん中のカツラ門を通るコースで頂上に
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この辺りからは、本格的な登山者のみとなり、人も少なくなるが
頂上近くの急登は道が狭く、なんと渋滞
頂上は北アルプスの山々、眼下にはブナの森が広がり、
羨望は見事だが なんせ 極狭 人、人、人
手前でお弁当を食べておいて正解だった
この時期、ゆっくり頂上でランチしようなどと決して思わない方が良い
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人が多すぎてゆっくり見られなかったけど、どこかの山が
綺麗に見えていた。
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帰りは、ブナ探勝路を通り、もう一か所の水芭蕉群生地を見て戻る
こちらは、まだ小さい株のが咲いていた。
とにかくこの山は
貴重な高山植物の宝庫
ひたすら山頂目指して登る登山者は皆無
最初にコースタイムを書かなかったのは
そういう山ではなかったから
9時に着いて
15時頃駐車場に戻った
おまけ
帰り道、白山展望台からは雄々しい白山が見えた
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そして
白川郷が見渡せる展望台も近くにあって寄ってもらえた。ラッキー
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籾糠山で出会った「花編」につづく
籾糠山(もみぬかやま) 1744m
【飛騨高地の中央部に位置し、山名は飛騨の匠伝説に由来する。登山口は大野郡白川村と
飛騨市河合町にまたがる天生(あもう)峠。この一帯は近年、中部北陸自然歩道として
整備され、天生県立自然公園となっている】
まだまだ山初心者の私が言うのもなんですが
山って本当にそれぞれ個性があって みんな違う (当たり前だ!!って突っ込まないでね)
そして登って見た景色は
その日限定!二度と出会う事のない
かけがえのない一瞬
感動という感情には飽和も終わりもないことに感謝
この日は山の師匠他2人に連れて行ってもらう登山だったので
下調べをあまりしなかったのだけれど、想像と全然違う山だった
朝 6時30分に出発
東海北陸自動車道 関ICから入り
白川郷ICで下りて360号線を東に
天生峠Pに。峠までの道はすごいヘアピンカーブ多し
(岐阜から約2時間半)
岐阜は晴れていたのに峠に着くと雨が~(泣)
久しぶりのレインウエアの登場
皆さんよく知ってらっしゃる。テキパキとスパッツも着用
「湿原なのね、私知らなくて・・」ともたもたしているのは私だけ。
この山
もう! みちが、ぬかるんでる!のもみぬか山だった
広い駐車場にトイレ完備。
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ところが日によってはこの駐車場が満車になり、少し登ったところのスペースにとめなければいけない時も
あるとか。いかに人気の山かわかる
団体さんも多い
入山には整備協力金として¥500を徴収しています(任意)
ここで協力金を渡し、パンフレットをもらう
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歩きだしたら、雨が止み
どんどん明るくなり
朝は梅雨空 花は春、やがて初夏の陽気になり、帰りは真夏の空
山の天気はわからない
1年の半分近くを雪で閉ざされる厳しい環境の中
雪解けを待ちわびて、6月になると一面にお花畑になり
秋まで花が絶えることがないのが天生の大きな魅力
ユキザサや、ツクバネソウ、マイヅルソウ
足元の高山植物に気をとられながら、
そして夢中でシャッターをきりながら
(こう書くと、いかにも、私は高山植物には詳しいのよ!って感じだけど
実は全く知らなくて、この年になると聞いたそばから忘れるからメモしながら、
歩いたのである。
この日私は覚えた花を見つけると嬉しくて何度も確認して歩く、うっとしいオバサン
に化していた・・・皆さんごめんなさい)
歩き始めてすぐに出迎えてくれたユキザサ
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ブナ林の中、緩い傾斜のぬかるんだ道をいくと
天生湿原がある。
そこは自然の水をいっぱい含んで数えきれない多くの
植物の命を育んでいた
水芭蕉の群生は見事だけれど花は終わっていた
今は、こんなに力強い植物だったの?とびっくりするくらいの
大きな葉っぱが青々と勢いよく伸びていた。
この湿原は木道の回遊コースもあり、ここまでは軽装でのハイキングを楽しむ団体さんで
賑わっていた。
青汁を作ってみたくなるような水芭蕉の葉の見事な青さ
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コバイケイソウは満開
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湿原から少し下がり天生谷川源流沿いにいくと
林床にサンカヨウがみられるようになり
道は3方向に分岐する
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サンカヨウは今年は早かったらしく
林道開通すぐに満開になったらしい
「例年なら、一面可憐な白い花が咲き誇って見事なのに」
と山の師匠は残念がっていた。
そのかわり、キヌガサソウが満開の立派な花を咲かせていた
この日は真ん中のカツラ門を通るコースで頂上に
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この辺りからは、本格的な登山者のみとなり、人も少なくなるが
頂上近くの急登は道が狭く、なんと渋滞
頂上は北アルプスの山々、眼下にはブナの森が広がり、
羨望は見事だが なんせ 極狭 人、人、人
手前でお弁当を食べておいて正解だった
この時期、ゆっくり頂上でランチしようなどと決して思わない方が良い
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人が多すぎてゆっくり見られなかったけど、どこかの山が
綺麗に見えていた。
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帰りは、ブナ探勝路を通り、もう一か所の水芭蕉群生地を見て戻る
こちらは、まだ小さい株のが咲いていた。
とにかくこの山は
貴重な高山植物の宝庫
ひたすら山頂目指して登る登山者は皆無
最初にコースタイムを書かなかったのは
そういう山ではなかったから
9時に着いて
15時頃駐車場に戻った
おまけ
帰り道、白山展望台からは雄々しい白山が見えた
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そして
白川郷が見渡せる展望台も近くにあって寄ってもらえた。ラッキー
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籾糠山で出会った「花編」につづく
ここは周りの山々は白山山系など日本300名山に含まれている名山(岐阜百山)も多く何度か来ました。
新しく行ける山場所が増えましたね。
私は初めて登ったのですが、本当にお花が多くてびっくりしました。
聞き慣れない花の名前は何度聞いても忘れてしまうので(年のせいですが)メモして正解でした。
何度も行ってみたい山がまた一つ増えて嬉しいです。