岐阜人 ヨーコ です!

岐阜のおばさんです。山登り大好き。岐阜近郊の山や、岐阜の情報を自分の視点で書いていきたいです。

お千代保稲荷神社 (岐阜県海津郡) 

2013-10-20 23:57:19 | プチ旅
2013.10.19

秋も深まり、奥美濃の山に行こうと計画していたのに
あいにく空は厚い雲におおわれている。 朝のうち雨も

山はあきらめて、ドライブに変更
久しぶりに 「おちょぼさん」平田町のお千代保稲荷に行ってきた



岐阜市内からは長良川の堤防沿いの道を南下し、桜で有名な墨俣を通過
さらに「クレール平田」という道の駅を過ぎるとすぐに
「お千代保稲荷」の道案内があり、迷うことはない

案内通りに進むと東口に到着
赤い鳥居のすぐ手前に無料の駐車場がある
写真の左が無料、右や手前には有料Pがたくさんあった。



一歩鳥居をくぐれば
両側に、お祭りの縁日のように賑やかにお店がびっしり
数年前に来た時よりお店が綺麗になってる気がする

神社に来たというより、市場にお買物に来たって感じで
なかなか中心にある 社殿にたどりつかない


社殿の入口近くには、お供え用の油揚げを売る店があり、藁に通された油揚げとローソク(セットで50円)
が売られてる


参拝者は、階段をあがってすぐの燈明場でろうそくに火を灯し、油揚げをお稲荷さまにお供えして、家内安全、商売繁盛を祈願。
油揚げがずらりと並んでお供えされているって、ここだけでしょうか
大晦日と正月は夜通しの参拝客であふれるらしい

境内はそんなに広くなく、

こんな重軽石のコーナーもあり行列ができていた


お参りが終わると
いざ! お買物と 食べ歩き
お買物は、ここへ来ると必ず買う「お漬け物」試食し放題
西口近くにある大きなお漬物屋さんは、休憩所やお茶のサービスもある

雑貨屋さんで招き猫をみて歩くのも面白い(商売繁盛の神様だからね~)

こじゃれたカフェや、ナマズ料理の店、新しいもの、昔からのもの入り混じってる




お腹を満たしてくれるのは、串カツや川魚料理、たい焼き、草餅
串カツは 買ってその場で食べてもいいしお店に入ってゆっくり食べても良い
とくに
ドテ煮の大きな釜の味噌をくぐらせた、味噌串カツは
お店ならではの味噌の味で、どこで食べてもとっても美味しい
自分のお気に入りを見つけるのも楽しい
ある串カツやさんは、店先で勝手に揚げたてをどんどん食べて、食べ終わったら、串を提出して本数分支払うというところもあり
ただ待っていたら永遠に食べられないので注意。



串カツを数件はしごして、たい焼きも 2店舗 食べ比べして


蒸かしたての鬼まんを食べて、半額にしてもらった「から揚げ」を買って
駐車場近くで 〆によもぎソフトクリームを食べて

「なんか、お腹 苦しいね」と言いながら(当たり前だ!!食べ過ぎ)
車に乗り込む頃には、両手になんやかんや袋がいっぱいぶら下がっていた。




カフェ&ランチ 【星乃珈琲店 岐阜県庁前店】

2013-10-14 19:00:48 | グルメ
2013.10.13 

‘ハンドドリップの美味しいコーヒー’を売りに全国展開しているFCチェーンのカフェが
昨年岐阜にも1店舗 開店した
「星乃珈琲 岐阜県庁前店」

コーヒーはもちろん、ここでしか食べられないふわふわの「スフレパンケーキ」が評判と聞いて
一度行きたいと思っていたんだけど、混んでいると聞いて、そのうちに・・・と思っているうちに
1年が経ってしまった。

日曜日だけどどーかな?と お昼に娘と行ってみた

場所は国道21号線(岐大バイパス)の県庁前の交差点角でとてもわかりやすい

2階建てのビルで2階はスパゲティの「五右衛門」
調べたら、他の店舗も「五右衛門」が一緒になってる所があるので同じグループ?
共同駐車場は結構広い





ぎりぎり駐車できて、娘に様子を伺ってきてもらうと

娘:「私たちの前に5組待ってるよ。名前書いてきたよ」

私:「5組も!? すごい混んどるがね」

娘:「何言ってるの? すいてる方だよ 早く降りて!」

ふーん、若いもんにはここで5組待ちなんてすいてる方なんだ・・・
1年たっても 不動の人気は続いているようで、私たちの後にも次々お客さんがくる
お客さんは 若い女性のグループや小さい子供を連れたファミリーが多いようだった。

玄関には、カフェには珍しい、ガラスのショーケースにメニューの見本が
どれも美味しそうではありませんか



15分くらいで席に案内される。
店内は落ち着いた雰囲気でテーブルもゆったり配置されている。

道路側にテラス席も設けてあって今日はビニールの風よけが垂れ下がっていた。

メニューはカラー写真つきでどれも美味しそうだったので迷いつつも

エビソースのオムライス、
季節限定栗のスフレパンケーキ
フレンチトースト
ホットコーヒー
アイスコーヒー

を オーダー (2人分)

スフレパンケーキは 20分かかるらしい
注文を受けてから焼くのかな。

まあ喋っていれば20分は気にならない
ちなみに、この日フロアのスタッフさんはすべてイケメン
てきぱき働く姿に見とれてしまった これこれ!

最初に来たのは フレンチトースト
たっぷりの生クリームがのっていたけど、そんなにくどくなくて
パンにソースが適度にしみこんでとても美味しかった




オムライスは普通

そして最後にドーンと 栗のスフレパンケーキ






栗のクリームがちょっと甘かったけど
パンケーキは噂通りフワッとしててモフッとしてて
卵、粉、牛乳を混ぜた、あの味がしっかりしてて、美味しい
やっぱり、添加物が入ったホットケーキミックスで焼くそれとは全然違う
 (お店の味なんだからあたりまえなんだけど)

オムライスが830円などと、食事は抑えた価格設定に対して
栗のスフレパンケーキは850円
プレーンのほうは2枚680円  デザートは少し高めでしょうか。
コーヒーは380円


わりと濃いめのコーヒーとともにすべて美味しくいただきました。 


双六岳 2日目

2013-10-08 23:37:36 | 山登り

2日目

双六小屋にて 目覚めると外は晴れ

外に出でると、空気はきりりと引き締まり、双六岳が綺麗に見える
 (と、その時は双六岳だと思っていたんだけど)

この季節は日によって、また時間帯によってまったく気温が異なる
冬のように寒い日があるかと思うと、暑くてTシャツ1枚でも平気な時もある

今回もクルマを出す寸前までPONちゃんはダウンを持って行こうか迷っていた
実は、前回彼女のバックパックがパンパンで大きかったので、私が思わず
「何がこんなに入っているの?荷物は必要最低限にして軽くした方がいいよ」と言ってしまった
   (えらそうに、上から目線じゃないか!!!言ってる本人だって大量のお菓子や
     山にはそぐわない大きめの化粧ポーチ入れてるじゃない・・ですよね)

それ以来彼女はすごく持ち物を気にするようになって
でも、あとからわかったんだけど、そのバックパックの形状が
なんだか、パンパンに見えるだけだったんだよね~ゴメンヨ
オスプレーので、女性向けに背中のフィット感がすごくよくて
さらに背中の通気がいいように工夫されてる。

ダウンがいるかどうかはいつも迷うところだが
10月上旬なので
機能性の高いアンダーウエア、半袖Tシャツ、長袖シャツ、フリース、ゴアテックスの雨具
これらを組み合わせれば、早朝の出発や標高の高い頂上付近もいいだろうし
小屋泊まりなので、食料も行動食や昼食用の軽いパンだけでいい、調べたら水も豊富というこで
1日分だけでいい
ということで、荷物はかなりのダイエットができた。
 (体のダイエットは未だできてない)

5時半から朝食と聞いていたので食堂に行くと
たった6人 皆さん日の出を見るために、又は縦走される方は早めに出られるので
もう出発されたんだ。
朝食もしっかりしてる


帰りもここを通るので荷物をおかせてもらい
準備を整え
外に出て

いざ私たちも本日の第一歩を   踏みはずした (笑)

なんの迷いもなく双六岳に   となるはずだった

この双六小屋は
双六岳、槍ヶ岳などへの縦走路でもある樅沢岳の分岐点に建っている
   小屋の前が交差点 という事をうっかりしていた。

昨日大勢の人が登ったり下りたりを見てた、その道を疑いなく進み、
ちょうど反対側の 樅沢岳登っちゃいました~~~  って
しかも頂上で気が付くなんて 本当に恥ずかしい

登山道から小屋を見る


ここで気づく


でも後悔はしてない
だって すばらしい展望だった


あわてて、下山して、何食わぬ顔で双六めざして GO

道はよく整備されてて最初だけ急な登りがあり、20分ほどで広い台地がある
ここに三俣蓮華への巻道、中道
そして、双六山頂への尾根道への分岐の標識がある。
この台地は小屋の人たちが携帯の電波をひろいにくるところだって



ここからは、道の傾斜もゆるくなり
360°の景色を楽しみながらの楽しい尾根歩き

コースタイム1時間のところ
写真撮ったり、広場でうろうろしたり(なんで?)1時間10分かかって
双六岳頂上につく



なんて素晴らしい展望!
先客の若いお兄さん達が
「あれが、黒部五郎岳 三俣蓮華岳 」など教えてくれる
お兄さんが「黒部五郎 カッケー 」としきりに言うので
うんうん 確かにかっこいい と本当に思えてくる
いつか、もっとレベルアップしたら
あそこまで行けるだろうか


彼らは、朝3時に新穂高に着いて、今日中に三俣蓮華縦走して黒部五郎小屋まで
いくそうな・・ な・なんて健脚
しかもスマートで引き締まった 逆三角形ボディ

私のような
エンタシスを思わせる米ナスのような体型とはとは大違いやし





写真をとりまくり
充分この山を楽しんで
名残惜しく、山頂を後にする。



下山途中の鏡池あたりが紅葉真っ盛りだった
鏡平山荘前のテラスで
澄んだ空気を吸いながらランチ 最高



昨日はガスで見えなかった鏡池に
今日は、槍、穂高の山々がくっきりうつる



そしてひたすら下山

転ばないように注意しながら、できる限りスピードは
あげて進んだが
駐車場に着いた時には暗くなっていた。
問題のクマにも会うことなく
キツネにも狸にもダマされることなく帰れてよかった。

今回のまとめ
登山口は奥飛騨温泉郷 立ち寄り温泉施設も多数。 登山者用の無料Pあり

双六岳までは沢を渡る所が1か所あり増水時気になるがあとは、鎖、ハシゴ、危険個所一切なし初心者でも安心して登れる

要所要所に設備の整った小屋があり、トイレ、水、心配無し。双六小屋は快適そのもの

槍ヶ岳が本当に綺麗にみえる いい山だった

双六岳 ~新穂高から~

2013-10-07 21:27:08 | 山登り

2013、10月3日(水)~4日(目)
紅葉真っ盛りの双六岳(2860m)に登ってきた。

お供 山の相棒 PON
交通手段 車

新穂高ロープウエイの乗り口の下、中崎の湯(閉館になってとっても残念)
横から登山道が始まる
ここは
槍、穂高方面への右俣谷の道と
笠、双六方面への左俣谷の道の基点

【分県登山ガイドより】
「東側の槍、穂高連峰を美しく眺めるためには左俣谷の
笠、双六などは最適の位置に存在しているといえる
のんびりと尾根道を歩き、花や紅葉を楽しみ、槍、穂高の景観を味わう山旅は
左俣谷の道の持つ最大の魅力だ」  


確かに素晴らしい景観だった

1日目 新穂高温泉→双六小屋 (8時間半)
2日目 双六小屋→樅沢岳→双六小屋(1時間)→双六岳→新穂高温泉 (9時間)

一日目
3時半岐阜市内出発 高速道路で清見IC、高山、平湯経由 
7時 新穂高温泉着
新穂高温泉からロープウエイ乗り場に向かう1本道の途中
スノーシェッド(トンネル)の真ん中あたりから川側に(左)深山荘に入る道があり
その深山荘の駐車場の隣にかなり広い登山者用の無料駐車場がある。



そこから10分ほど川沿いに歩き、さらに車道に出て10分ほど、バスターミナルを過ぎ
蒲田川を渡って登山道に入る
このあたり大規模な工事中だった
少し行くと標識がある





休憩ポイントの「ワサビ平小屋」までは、砂防工事や林道整備の車が通る
車道をひたすら歩く 朝7時なのに何台も工事関係の人を乗せたバンを見送った
これ  真夏だったら絶対上まで乗せて~~~と ムリヤリ止めてたかも
しかし、ばりばり登山服でヒッチハイクは不自然すぎる

1時間10分かかって「ワサビ平小屋」


綺麗で立派な小屋、外にトイレもあるし、水場もあって
休憩にちょうどいい
さらに
30分以上林道を歩き
石畳のような登山道になり、やがて本格的な登りに





その後もガレた道をどんどん歩き休憩しながら4時間近くかかって
「鏡平山荘」に


小屋の手前に 鏡池 小屋の前にはひょうたん池 木製のテラスがあり
山の上とは思えないほど お洒落でさわやかな感じ

でもあいにく、濃いガスが立ち込めてきて 周りは何も見えず
静けさが森を包み込む

雨ではないのに、濡れてしまうし細かいミストのつぶが
顔にあたる不思議な体験

持参のお弁当を食べて、早々に出発
池の橋を渡り

ここからが、難関、弓折乗越まで急登
私の地図でスタートからの林道は4キロ1時間
ここは、1キロが1時間のコースタイムではありませんか!
確かにしんどかった。
写真をとりつつ、休憩をこまめにとる



【ちんぐるまの穂】
花が終わった後のおしべが長く伸び、群生地は絨毯を敷き詰めたように。霧に含まれる水分で、羽毛のような実にいっぱい水滴を付け、イソギンチャクにもそっくり。


そしてやっと弓折との分岐

 

ここを過ぎるとゆるやかな稜線歩きとなり
なんと、それまで何も見えなくて、ただ真っ白だったまわりが
次第に色を取り戻し
霧のベールが静かに下りると 憧れの 北の番長 槍さまが~~







反対側から太陽の光がさすと
大きな虹がかかり、まさに絶景 その虹はガスとコラボして、
初めて見る薄く色の無い虹だった (写真には写らないほど透明感がある)



この時、カメラにお金をかけなかったことをはげしく悔やむが
よく考えたら、カメラがよくても腕が~~~
それで、PONと、この目に焼き付けて、納得する。

あまりの興奮になかなか足が進まないが(疲れでよたよたしていることもあり)
花見平、くろゆりベンチ などいくつかの休憩ポイントを経て

双六小屋に着く



なんと近代的で、設備がいい小屋でしょう
1階は フロント、靴置き場、真ん中に廊下があり 両脇に食堂、談話室、
その向こうに大きな乾燥室 廊下を曲がると洗面所にトイレ ひ、ひろい!

お部屋は2階 何室にも分かれていて、山の名前がつけられている
私たちは 「黒部五郎」という部屋で、6人部屋を他の女性2人と
相部屋。 4人なので広々快適

食事は5時から この日は平日という事もあり 泊まりは15人
広い食堂でゆったり頂く
どこかの 保養所に来たようではありませんか





この日は長い行程ですっかり疲れて
お喋りもそこそこに7時には4人とも夢の中
よく寝た。

2日目に続く