岐阜人 ヨーコ です!

岐阜のおばさんです。山登り大好き。岐阜近郊の山や、岐阜の情報を自分の視点で書いていきたいです。

達目洞 ~ヒメコウホネ~

2013-06-09 05:31:16 | 山登り
2013.6.7
金華山登山で
いつも車を止めさせていただいている“達目洞”という地域一帯は市の自然保護区になっていて、珍しい動植物が生息しているらしい
なかでも有名なのが「ヒメコウホネ」という珍しい花。
ずっと前は、ここは秘密の場所だったみたい。

私も最近までこの場所も、登山口があることも知らなかった。

近くまできたことはあっても、
周りは工事現場のようだし、薄暗いし
高架をくぐって知らない場所へ入って行くのって勇気がいる

今日は登山の前に、開花時期を迎えたそのヒメコウホネを観察


【ヒメコウホネ】
達目洞に自生するスイレン科の多年草・ヒメコウホネは環境省レッドデータブックの絶滅危惧II類に指定される絶滅危惧種であり、岐阜市は平成16年4月1日には岐阜市自然環境の保全に関する条例に定める「貴重野生動植物種」に指定しました。
平成19年3月15日には、達目洞を流れる逆川のうち、ヒメコウホネの生育する一帯112mの区域(水面及び護岸部分)を岐阜市自然環境の保全に関する条例に基づき「達目洞ヒメコウホネ特別保全地区」に指定しました。
(岐阜広報より)



こんな、高架の下の小川


花は20個ほど確認 小さい顔がチョコンと水面から出ている








トンボがとまってる


近くで見学していたオジサンに話を聞くと
今年はこれでも多いほうらしい
「空梅雨で水が少ないんで、こんなふうに花が見えるやね。去年よりよう見える」
とおっしゃっていた。

守ってあげたい、と素直に思えるかわいい花です。




百々ヶ峰 ~シェルパ ミル子と~

2013-06-05 22:59:21 | 山登り
2013.6.5

一昨日に続き、百々ヶ峰へ
今日は、ミル子の散歩がてら

ミル子はお出かけが大好き!颯爽と車に乗り込む


もう一つの目的はあることを
確かめたかったから (ちなみにヘビイチゴは調査済み)

一昨日と同じコースを行く




あずまやにつき、早くも水とおやつをもらって
寛ぐ ミル子





この後しばらく平坦な道があり
登りになるのだが、今回の気になるスポットの到着

まわりに、スズランのような花をつけた木がいっぱいあるのだ。
その木が何本も登山道をかざるように続いている。
「なんの木?」 と調べずにはいられない。


昨日ネットで調べて

どうやら
ネジキという木らしいとわかる。

【ネジキ】

ネジキ(捩木、別名:カシオシミ 学名:Lyonia ovalifolia ssp. neziki)とは、ツツジ科の落葉小高木。シノニム:Lyonia ovalifolia var. elliptica。

特徴 [編集]高さは5~9m。直立する幹は薄い灰色の樹皮に覆われ、樹皮は縦に細長く薄くはがれる。新しい枝は赤みを帯びる。葉は黄緑色で薄いがやや堅く、卵形か長卵形。花期は5~6月で、前年の枝から横枝として総状花序を出す。花序の軸はほぼ水平に伸び、等間隔で下向きに白いつぼ形の花を咲かせる。和名の由来は、幹がねじれることから。太い木では樹皮が白っぽい褐色で、縦に細長く剥がれるので、それを見ればねじれているのがわかる。材そのものもねじれているため、かつて燃料を薪に頼った頃には、斧の刃がまっすぐに入らず、割りにくい木として有名であったらしい。

本当に木のすじがねじれているのか確かめたかったのだ。


確かにねじれているではありませんか!!

謎はとけた。

その後頂上まで、バテながらも登って 展望台で景色を満喫



ところどころに
「有害な動植物に注意しましょう」
の看板あり
おまえは大丈夫か??










百々ヶ峰  ~北峰 権現山経由~

2013-06-03 21:26:05 | 山登り

6月になり
百々ヶ峰の風景もずいぶん変わった

木々の緑が増し、コアジサイが薄紫のカスミのような花をつけ、
下を見れば、ヘビイチゴが可愛い(と言えるかどうかわからなけど
色は真っ赤で目立つ)実を付ける。

子供の頃は山でよく見かけたけど、ヘビのご飯だから食べてはいけない
と思ってた。

【ヘビイチゴ】(蛇苺、学名:Potentilla hebiichigo)は、バラ科キジムシロ属の多年草。語源については実が食用にならずヘビが食べるイチゴ[1]、ヘビがいそうな所に生育する[2]、、イチゴを食べに来る小動物をヘビが狙うことからなど諸説がある。毒があるという俗説があり、ドクイチゴとも呼ばれるが、無毒。以前はヘビイチゴ属に分類されDuchesnea chrysanthaと呼ばれていた。



色鮮やかだけど、食べたい!という姿ではない
いっぱいあった


↓花は黄色


毒がないとわかって・・ちょっと・・
無味だった(食べたんかいっ!!!)
 やっぱりワイルドストロベリー とは似て非なるもんなんだなあ

木イチゴも発見 こちらは、子供の頃竹筒に入れて潰して食べた記憶があるが
(あんた何歳?なんとオールウエイズ的な!)そのイチゴと同じか自信がないため
食するのはあきらめる。
「山オバサン、毒イチゴを食べて倒れる」なんて新聞記事になったら
恥ずかしすぎるでしょ。


さて登山ルートですが

今回は三田洞の駐車場から管理車道を10分くらい歩いたところに
東海自然歩道の看板があるので、そこを本線からはずれて
北へと登って行く しばらく 百々ヶ峰を眺めながらの登山となる


10分くらいで あずまや

ここから本格的な登りになる


こんな花がいっぱい


さらに40分で権現山


そして百々ヶ峰頂上をめざす。
どの辺を歩いているのかわからないけど
なんとか、古津からのルートの合流
トイレの裏側に着く

頂上からはかすんで全然遠くが見えないのですぐに下山
そこからの三田洞に続く道がすばらしい!!

コアジサイの群生




かすみのようにはかない感じの花も団体で咲いていると見ごたえがある

こんな花も



山アジサイも



この 北峰、権現山、白山ロートを含め
百々ヶ峰は 野鳥や花や蝶の宝庫だ