











「虫のしわざ観察ガイド」(著者:新開 孝)という本をめくっていると、
アオバセセリの巣が紹介されていました。
食樹のアワブキが林道沿いにあるのを知っていたので、さっそく見に行きました。
アオバセセリの巣がありました。地面に落ちていた巣はもぬけの殻でした。
成虫も、「はらぺこあおむし」に似ていると言われる幼虫も、見つけられませんでした。
それでも巣を見つけられただけで大満足、
誰に教えられるでもなく一人でこんな巣を作る芋虫はすごいと思いました。
同じアワブキに何やら変わった芋虫を2種類見つけました。
帰宅して「虫のしわざガイド」で調べると、両方ともスミナガシの幼虫でした。
そして、ぼろぼろの葉はスミナガシの「カーテン巣」だと知りました。(写真撮り損ねました)
今回、図鑑から抜け出し、自分の目で確かめたことで
普段見過ごしている枯れ葉の多くが何かしらの生き物の生活の痕で、
何億年もかけて獲得してきた、延々と続く命の営みだいうことに改めて感動しました。( ;∀;)
虫が持っている能力はすごい!
(宇宙船地球号の人間!何やってんだ!・・・とも、思いました。)
夏の朝、山の端から昇った太陽がようやく森を照らし始めると
薄暗い林床に、光がまっすぐ入って、ちょっと幻想的だった。
シャッターを1回押したあと、白く光るものに気づいた。何だろう?
カメラのプレビューで確認すると蜘蛛の巣だった。
それで写すのはやめにした。
しかし、後からじっくり見返すと、もう少し粘ればよかったと後悔した。(後悔はいつものことだが)
まるで今この瞬間の朝日を浴びるためだけに作られたようなクモの巣だったから・・・。
というわけで、イマイチの写真ではありますがupしております。
梅雨の晴れ間、山道を歩いてみると、 いつの間にかオカトラノオの花が咲いていた。
例年に比べてチョウが少ない気がするが、どうなんだろう。ノリウツギの開花に期待しよう。
ヒメキマダラセセリ(と思う)
ジャノメチョウ
いつまでたっても花から出てこないハナアブ ハナバチ(?)
時が止まったようでもあり、
そんなにご馳走から離れられないものか、と思っていたが
抜けだせなくなりそのまま息絶えてしまったようだ。
花にそのつもりはないのだろうが、検索して調べるとよくあることらしい。
キリギリスの仲間が一匹こっそり写っている。
(7/23 一部書き換えました)
2匹の間にぷっくり白いものが見えました(この写真ではあまり大きく見えませんが)
検索すると、カタツムリは雌雄同体、右巻貝は体の右側に生殖口があり、
この2匹は精子の入った袋を交換中らしいことはわかりましたが
白いぷっくりしたものが何かは不明のままです
2匹の殻の色や大きさが違うのが、よいなあ