わたしの「いとをかし」

~「趣がある・見事だ・美しい・興味深い」の記録~

セツブンソウにいち早く来た虫

2025年02月27日 | 昆虫
自生地のボランティアの方々の手厚い保護を受け、今年もセツブンソウが咲いた。
陽射しは暖かいが、まだ風は冷たく、虫も飛んでない…と思ったら、いた!
ホソヒラタアブ(?)とキンバエの仲間(?)。目にしたのはこの2匹。
どちらも胸に花粉をつけていた。


ホソヒラタアブ(?) 


キンバエの仲間? 下のピンボケ写真は体がてかっていたので載せてみた。

現地でボランティアの方がいろいろ説明してくださった。
花の構造は、白いのは萼片、先端が黄色いのが花弁(先端は初め緑色)、
雄しべの葯は紫色、真ん中の赤いのが雌しべ。
斜面の植物であること、草刈りをしないと3,4年でなくなること等々。

帰宅して図鑑で再確認。
花弁は2裂し、先端の黄色いのは蜜腺だそうだ。(一つの花弁に蜜腺2個)
なるほど、写真のヒラタアブとキンバエは蜜腺をなめている。

海岸沿いを歩いた

2025年02月23日 | 野鳥
先週のお天気が良い日に、観察会で行った海岸沿いを歩いてみた。
鳥たちの体の模様や色彩がとてもきれいだった。

遠くに真っ黒けのカモがいた。どうやらオカヨシガモのオスのようだ。
わりと近くにもいてくれて、胸の模様が何とか写せた。

防波堤の上からのぞき込んでハクセキレイを撮った。

背中の模様がとてもきれいだ。
ハクセキレイは側面から見ることが多いので、今まで気づけなかった。

まだ冬のこの時期、頭が黒く体は灰色でなので、オスか?
頭頂の灰色は、換羽中?

潮だまりにいたコガモ(オス)

とても鮮やか。


水面の模様が面白い。模様の素は、対岸の法面の枯草や薮など。

カメラの練習も兼ねたこの日の写真はすべて、撮影モード「P」、測光モード「評価測光」、「 1点AF」、「ワンショットAF」、ISOその他「AOUT」。(設定を忘れないためのメモ😞


オオアカゲラ

2025年02月12日 | 野鳥
立春寒波の寒さが和らぎ、陽ざしの暖かさを感じながら
いつものコースを歩きました。(除雪済み😊
小鳥の声も少なく静かな林でよく聞こえたのが、コンコンと木をつつく音。
じっくり探した結果、
頭部の赤と体の緑色がとても鮮やなアオゲラ1羽(写真なし)と
オオアカゲラのペアを見ることができました。

オオアカゲラ(メス)の背面

オオアカゲラ(オス)の背面

オオアカゲラ(メス)

オオアカゲラ(オス)


除雪された路肩の雪は1mを超えていました。
雪は7,80cm積もったのではないでしょうか。大雪です。
カメラを高く掲げて写したいつもの小川。


欄干に積もった雪の上にトビムシがたくさんいました。




寒かった野鳥観察会

2025年02月09日 | 日記
凍てつく朝、海辺の野鳥観察会に行きました。
雪が凍って歩道がつるつる。
日差しがあるのに、9時でも解けないとは、これまでにないことです。
観察グッズは小さなカメラと双眼鏡だけにしました。
次第に曇り空となり、寒くて写真も数枚のみ。

堤防から下をのぞくと、ヒドリガモが逃げずにいてくれました。

引き潮です。 
穏やかな寄せ波にぷかぷか浮いています。

時折何かをくわえていたので、のんびりと採食しながら
波乗りを楽しんでいたのかもしれません。

河口を少し上るとイソシギが1羽。
拡大すると、何かを咥えていました。

寒風と小雪が舞う中、早々に解散となりました。
すれ違う人もいませんでしたが
物好きな一行に見えたことでしょう。

ツグミ

2025年02月02日 | 野鳥
1/31、近場で友人と鳥見。
10~12時で、時折日が差していたのですが、やはり冷えました。
小さな遊水池では、薮の下の水際にツグミが1羽舞い降り
辺りを警戒しながら、何度も水を飲みました。
きれいな場所ではありませんが、近くにはコガモとカルガモが丸くなって休んでいたので、鳥たちにとっては良いところなのでしょう。


水を口に含むと、正面を向いて辺りを見回し、 口を少し開けて、ゴックン。
(1枚目はトリミングのみ。2枚目はリサイズ済み、ズーム連写6枚目、手振れして…反省の記録写真)

友人と翼の色がとてもきれいな個体だねと話しました。
鳥くんの識別野鳥図鑑で調べると、これは典型的な亜種ツグミ♂の特徴のでした。